Mom and girl

子育て

「メンタルの弱い母親」批判なんて気にしちゃ育児はできぬ‼︎

投稿日:2018年9月13日 更新日:

「母は強し」という言葉がありますが、あなたは強い母親に憧れますか?
自分はメンタルが弱いから母親失格なのではと悩んだりしていませんか?

かわいい子供のために強くなりたいと思えば思うほど、自分が情けなくて子供に「ごめんね、ごめんね」と心の中で泣き叫んだりしていないでしょうか。

「メンタルの弱い自分が母親では子どもが不幸になる」と思い込んだり、「もう母親をやっていく自信がない」と投げ出したくなる母親は多くいて、非常につらく深刻なことです。

メンタルが弱い母親に子育ては無理なのでしょうか。

自分には子育てができないと決めつけてしまう不安要素について、ゆっくり考えてみませんか。今は経験不足で何か勘違いをしているだけかも知れません。

私も自分の子供が小さい頃、不安でたまらなくてメンタルが崩壊してしまった母親の一人なんです。

私の経験談を交えてお話して行きますが、何か一つでもあなたへ良いヒントが与えられたらと思います。

理想の母親像に振り回されて募る不安


母親になるとはどういうことでしょうか。

妊娠がわかった瞬間から、または無事赤ちゃんを出産した瞬間から立場的には母親になることは間違いありません。

では、母親になった日から人は強くなれるものでしょうか?

出産した瞬間強くなれるわけではないのですが、世間からは赤ちゃんを守るために強くあれと言われますし、弱い母親は非難されがちだと感じます。

ここでは新米お母さんが陥りやすい不安について、どうしたらいいのか考えてみましょう。

赤ちゃんに対する申し訳なさでいっぱいに

泣きつづける赤ちゃんを抱いたまま自分も涙が止まらない。そんな経験をした人は多いのではないでしょうか。

どうしてもっと楽しく子育てができないのか、自分が思い描いていた子育てとのギャップにどんどん自信を無くしていく母親のつらさは本人でなければわかりませんよね。

私の長男は出生時1,600グラム。超未熟児で生まれました。当然赤ちゃんは近くの大きな病院のGCUへ連れていかれました。

私は数時間しか赤ちゃんに会えず、他のお母さんたちが母乳をあげたり沐浴をさせたりしている間、赤ちゃんのために何もしてあげられることがありませんでした。

早く退院して母乳を届けてあげられるように頑張ろう、とは思うのですがやはり悲しくて悲しくて病室で泣いていました。

元気に生んであげられなくてごめんね、こんな母親でごめんね、という申し訳なさでいっぱいで、これは完全にうつ状態だったと思います。

月齢検診が恐怖に

子供の成長に不安を感じたとき、母親は真っ先に「自分のせい」と思ってしまいがちです。

答えは「誰のせいでもない」なのですが、子供の成長の平均値に振り回されて不安が募ります。
未熟児で生まれた私の長男は未熟児網膜症や斜視もありましたし、他の月齢の子供に比べて身体は小さく、成長とともにできることも平均より随分遅かったんです。

そのため、私は市内の同じ月齢の親子が集まる健康診断がいやでたまりませんでした。

「小さいね」「まだこれはできないのね」などの言葉が本当につらくて、ひきこもりがちになりました。

公園も人があまりいない場所へ出かけたり、せっかく出かけても気疲れがしてすぐ帰宅してしまったり。

当然、子供を外の世界にあまり触れさせないためさらに成長が遅れ、悪循環に。

自分と子供だけが世間から取り残された気がして不安で仕方ありませんでした。
こうなったのは母親である自分の責任。小さい子供の育児に悩んだ母親が陥りやすい苦悩です。

母親が不安でいっぱいなのは当たり前

初めての子供が赤ちゃんの頃は、当然母親としてもまだ数か月。
もともと活発で自信のある人は例外ですが、大抵の母親が不安でいっぱいなのは当然です。

そこでどんどん落ち込んでいく母親と、少しずつでも成長していける母親とは何が違うのでしょうか

それは、自分が不安だということを周りに発信できるかどうかだと思います。

理想の母親、理想の赤ちゃんにこだわりすぎて弱い部分やダメな部分をさらけ出せなくなっていると、周囲に助けを求めることができなくなってしまいます。

「母親なんだからしっかりしろ」とか「めそめそと落ち込んでいるから成長できないんだ」と言われるのが嫌で逃げていませんか?

初めから強い母親でいる必要はないんです。メンタルが弱くたっていいんです。

「強くならなくちゃ」と肩ひじ張ることは逆効果です。もっと周りにSOSを発信してくださいね。恥ずかしい事ではないのですから。

人付き合いが苦手だと子供に影響するのでは?という不安


子供が成長して集団生活に入るとともに、当然母親も集団の中に入っていくことになります。
この時期、メンタルが弱くて不安だという母親が陥る一番の不安は、人付き合いが苦手な母親のせいで子供にも友達ができないのではという心配ですよね。

「ママ友」なんて言葉がありますが、実は大多数の人が自分と子供がその枠から外れることを怖がっていると言っても過言ではないと思います。

ここでは、無理に人付き合いを頑張らずに、自分と子供を追い込まないような方法を考えましょう。

行事参加から逃げたい

幼稚園や小学校、中学校までは保護者の活動は活発ですよね。
委員会やレクレーションなどの行事参加、さらには子供の部活動。よその母親たちと関わる機会がぐんと増えます。

私は本当にそれが苦手でした。

もともと面倒くさがりでインドア派のせいもあるかも知れませんが、委員会活動に顔を出した記憶は1回か2回。行事も参加した記憶は肝試し大会が一度だけ。

ですから、参観日などでは授業参観が終わればコソコソと退散していました。皆さんも心当たりはありませんか?

子は親の鏡なので…

母親が内向的だと子供も内向的になるのでは?と不安になるのは当然です。なぜなら実際その可能性が高いからです。

小さい子供にとって母親の言動は自分の言動を決定する教科書ですから、当然母親が人の輪に入っていけずにいると、どうやって人の輪に入ればいいのかを学習することができないのですから、そうなりますよね。

しかし、人の輪に入っていければそれでいいという考え方は安直です。
母親が気の合わないグループに入ろうと無理をしていると、子供にもそれは伝わります。

あまり楽しそうではないのに、家に帰るとストレスでいっぱいの様子なのに無理やりグループに入っていく母親を間近で見る子供は、これまた同じようなコミュニケーションの取り方を子供同士でするようになってしまいます。

マイペースなら人付き合いが苦手でも大丈夫

私はあまり親同士のコミュニティに入っていきませんでしたが、あえてそうしました。
母親の集団の中には積極的で活発なグループがありますが、自分はそのグループとは合わないと思ったからです。

最初は無理をして参加してみましたが、無理に合わせようとすると思ってもいないことを言わなければいけなかったり、人の悪口に合わせなければならなくなります。

そうすると、人に合わせて言った言葉なのに自分が言った悪口のように広がったり、グループに対して批判的な人たちから嫌われてしまったり、思いもよらないトラブルが発生しがちです。

どんどん自分だけが追い込まれ「やっぱり私は人付き合いが苦手なんだ」と落ち込む結果になります。

積極的で活発な母親たちは学校行事を仕切ったり、先生との連携が深かったりするので「強くて良い母親」のようにみえるかも知れませんが、その理想像にこだわって無理やり仲間に入ろうとするのは自分や子供のためになりません。

一人でいる母親はあなただけでしょうか?

積極的な母親グループを遠巻きに見るようになって気づいたのですが、意外と一人でいる母親は他にもたくさんいます。上手にポジションをとっている「おひとり様母親」をお手本にしてみましょう。

最低限の挨拶だけはきちんとするように心がけて、あとは積極的な母親グループの迷惑にならないようにしましょう。それ以外の自分に合わないことからは距離を置けばいいのです。

それだけで煩わしい人付き合いから逃れることができますし「自分は悪い事や失礼なことは一切していない」という自信を持つことができます。

先にも書いたように子供は母親をよく見ていますから、グループに入っていなくてもマイペースでストレスのない母親を見習うようになります。

私の場合、子供がそうやってマイペースに育ってくれたので、逆に子供の友達関係のおかげで気の合う母親たちと出会うことができました。

この頃から、自分のメンタルが弱くても子供はきちんと成長しているんだなと驚き、子供についていくように私の母親としての自信も少しずつ回復していったように思います。

人付き合いが苦手な母親だって、無理に人に合わせたりしなければ子供にはちゃんと友達ができます。小学生以上の子供の友達は親がつくるものではありませんから。

子供にメンタルの弱さを指摘され、自分は駄目な母親だという不安


子供が成長して思春期に入ると、母親から独り立ちするとともに別人格として母親を客観的にみるようになります。

無条件で母親が大好きだった子供も、母親の駄目なところに気づき始めます。

よくネットで「母親のメンタルが弱くていやです。どうしたらいいでしょう」という質問をみかけますが、子供が悩んで色々我慢しているのかと思うと胸をえぐられるような気持になります。

メンタルが弱い!と子供に言われることで自分の子育てに自信をなくし、再び「こんな母親でごめんね」と悩んでしまいますよね。

ここでは、子供が成長してもなお付きまとう今までの子育ての不安にどう立ち向かうかを考えましょう。

自分は「毒親」なのではないか…という不安

少し前に「毒親」という言葉が世間で多く使われましたね。
毒親とは、子供に悪影響を与えるような、人間的に成熟していない親のことを指す言葉です。

母親に対して評価をするようになってきた子供は、率直に言葉を投げつけてくることがあります。
「○○くんの家はもっと片付いていてきれいなのに」とか「△△ちゃんのお母さんは頭が良くて優しい」だけでも気になるのに、極めつけは「よその家に生まれればよかった」ですね。

メンタルの弱い母親にとって、これほどきつい言葉があるでしょうか。自分は駄目な母親=毒親なのかと不安が頭をもたげてきます。

私も娘に遠回しではありますが、このような言葉や態度を投げつけられた時期がありました。

自分の育児に自信のなかった私はやはり傷つきましたし、悩みました。

母親だって人間だもの

娘に批判をされた私は、悲しい気持ちにまかせて一度自分の心情をぶちまけたことがあります。
今までどれだけ悩んで、どんな気持ちで子供を育ててきたか、完璧な母親じゃないけれども何とかもがきながらここまでやってきたこと。

それ以来娘は少し変わりました。自分の母親はなんの苦労もしていないと本気で思っていたそうです。

以前、誰かの著書で読んだことのある「自分の親を許せないうちは大人になっていない」という言葉を思い出しました。

どんな母親に対しても、子供は大人になるとき母親の至らないところを許して、自分を一生懸命育ててくれたことに感謝するのだなと。

母親だって、人間だもの。弱いところもたくさんありますよ。

子供をここまで育ててきた長い長い年月を信じましょう!

まとめ

  1. 思い描いた母親像になれなくてもいいんです。周囲にSOSを出しましょう
  2. 人付き合いが苦手なら、子供のためにもあえてマイペースでいきましょう。
  3. 母親だって弱いところも駄目なところもある普通の人間です。子供はわかってくれます。

現代人はストレス社会の中にいて、多くの人が精神的に参っていることが多い世の中。今やメンタルクリニックは予約でいっぱいです。

「母親」だってそれは同じ。子供を守る立場であっても普通の人間です。

私は、妊娠中から色々な子育て雑誌を読みすぎたことがまずかった、と自分を分析しています。

雑誌にはキラキラと充実した子育てライフを送る「強い母親」が掲載されていて、自分もこうでなければと無意識のうちに思っていたのかも知れません。

メンタルが弱いと子育てができないなんて意見は切って捨てて構いません!

そんな意見に振り回されて不安でいっぱいになる事こそ、子供に悪影響を与えてしまいます。

心配しないで子供を愛しましょう。

子供を大切に思う優しい母親こそが「強い母親」なんですから!

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