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高校の合格発表に親はついて行くべき?今すぐマネしたい対応とは




人生で何回か体験する合格発表のうち、高校の受験結果の合格発表は多くの人が最初に体験するものだと思います。

そんな発表の時、緊張するのは子ども本人だけでなく、親も同じかそれ以上に緊張しますよね。

でも、合格発表の場に親が付いて行って良い物なのかという疑問がある人もいるようで…。

今回はその疑問と合格発表前後の事についてまとめた記事になります。

今は携帯の時代?合格発表の同行について

床に置かれたスマートフォン
現代はひと昔前とは違って、携帯電話という便利な連絡手段があり、直接現場に行かなくてもすぐに合否がわかるような環境ができています。

なので、一緒に行く必要はあまりないと言えます。

ただ、都合が合えば、気持ち的には現場で直接声を聞いてあげたいものです。

結論から言いますと、付いて行くこと自体は別に問題はありません。

子どもからすると恥ずかしいという男子もいるかもしれませんが、一定数は親と一緒に見に来る子もいます。

合格発表の掲示板は子どもが見るのを優先させるべきですが、遠目に眺める分には問題はないです。

もし、合格発表に付いて行く場合は、事前に子どもと行く旨を伝えてから同行すれば良いと思います。

そして、もし付いていけない場合も気を落とさずに電話やメールで合否の瞬間の気持ちを共有してあげることが大事です。

大切なのは共有すること?親としての対応

満開の桜の枝
合格発表に付いて行くにしても行かないにしても、この結果には合否が伴うものなので、親としての心持が必要な部分があります。

ここでは合格発表前後で、親の方がすべき対応について挙げていきます。

これはその他の合否に関わることやスポーツの勝敗などに置き換えても同じことなので、それらの時も意識しておくべきことです。

合格前の親の対応

子どもは性格によっては、合格発表なんてまるで気にしていないような子もいるかもしれません。

ですが、心の中では緊張や不安があることは確かなことです。

その場合に親の方が緊張や不安を出すと、いけないようにも思えますが、

一番大事なのは、お子さんの心に寄りそうこと。

あまり表に出さない場合は、無理に何か言うのではなくいつもと同じように振る舞い、緊張が目に見える時は、自分も緊張していると伝えて、その緊張感を共有して和らげてあげるようにしましょう。

合否はお子さん自体の問題ですが、気持ちは一緒であることが伝わるようにすることが大事です。

また、当日は付いて行く場合は、受験番号の確認を子ども自身に確認させてあげるようにしましょう。

合否の結果を飲み込むのは子ども自身の問題です。

その結果をいち早く共有してあげるのは良い事ですが、あくまで主役はお子さん自身なので、付いて行く場合は結果を聞いてあげる立場になりましょう。

不合格だった時の親の対応

結果として不合格だった場合ですが、親としての「悲しい」や「残念」という感情は出さないようにしましょう。

もし、本人が泣いたり、言葉に出さなかったりしても、悲しい事実を受け止めている時間であるかもしれません。

その時には言葉をかけず寄り添ってあげることが大事です。

反対に言葉に出して泣いてしまった時は、寄り添うのはもちろんですが、一緒に泣いてあげたり、悲しい表情をしてあげることも大事です。

これは自分自身の悲しみではなく、共感しているという涙です。決して自分のために泣いたり怒ったりはしないようにしましょう。

合格だった場合は、特に書くことはありませんが、仮に友だちが不合格だったことを伝えられても、まずは本人をお祝いしてあげて、一緒に喜んであげることを優先しましょう。

その後の対応

不合格であった場合に、その場では悲しみを共有してあげることが大事ですが、家に帰ってからは切り替えていきましょう。

ここで悲しい気持ちを共有し続けると、本人も気落ちしたままになってしまうので、親としては、どんな条件であっても子どもを支えてあげるという気持ちを伝えることが大事です。

子どもは目指していたものに不合格だった悲しみもありますが、それと同時に親に迷惑をかけてしまったという罪悪感を持っていることもあります。

それを解消するために、受験の合否は関係なく、あなたを支えるし、愛しているといったことを伝えて、子どもを安心させてあげましょう。

間違ってもいつまでもくよくよするなと怒ったり、子どもの方にすぐに切り替えろと言ってはいけません。親が子どもを心配するように、子どもの方も親を気にかけているものなのです。

まとめ

今回は後攻の合格発表と親についてまとめていきました。

親が付いて来るのが普通だった時代から現代は変化してきています。

ただ、どのような場合でも気持ちを共有してあげることが大事なことなのです。




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