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【バナナフィッシュ】英二の手紙に涙が止まらない!!《ネタバレ注意》

投稿日:2018年11月21日 更新日:

みなさんは名作・バナナフィッシュをご存知ですか?

2018年の秋にアニメ化されましたね!

今回はバナナフィッシュのあらすじと、英二がアッシュに宛てた手紙という屈指の名シーンについて記事にしました。

ネタバレになりますので、まだ読んでいない方は、ぜひぜひ!本編を先に読むことをお勧めします!

どんな作品なの?

Born this wayのジージャン着た青年

Photo by Levi Saunders on Unsplash


バナナフィッシュとは、1980年代に別冊少女コミックにて連載された漫画作品です。

単行本全19巻発売された後、文庫版12巻が発売されました。そして、2018年夏、約30年の時を経てノイタミナにてアニメ放送され話題となりました。

服装や街の風景は原作通りですが、スマホがでてきたりオリジナル要素が盛り込まれていたことで、現代の若者は親しみやすくなり、原作からのファンは違いを楽しむことができる作品となっています。

舞台はベトナム戦争後のニューヨーク。17歳の主人公アッシュと、日本からカメラマンの助手としてやってきた19歳の英二の文化や考え方が全く違う、まじわるはずのなかった二人がバナナフィッシュを巡って協力し合い謎をつきつめていく絆の物語です。

あらすじ

中東の人々をバックに活動するアメリカ海兵隊
アッシュの兄・グリフィンは戦中、仲間の兵に向かって乱射し殺害します。

そしてバナナフィッシュとつぶやき、そのまま廃人のようになってしまいアッシュが面倒をみることになります。

そしてある日、アッシュはバナナフィッシュのサンプルを手にし、マフィアから追われることとなります。

その過程で取材にやってきた英二と出会い、行動を共にすることに。ここからが悲劇の始まりです。

バナナフィッシュってなに?

薬と注射器
二人が真相を突き止めたかった謎の言葉、バナナフィッシュ。その正体は麻薬でした。

投与し、誰かを殺せと暗示をかけると標的を殺害した後、自我を崩壊させる恐ろしい暗殺兵器だったのです。

これを手にしたことにより、アッシュ達は元上司にあたるマフィアのボス・ゴルツィネから命を狙われることになってしまいます。

アッシュと英二の出会い

公園に座る男性ふたり
英二は日本人大学生で、高校時代は棒高跳びの有名な選手でした。

ですが、怪我をしてしまいそこからスランプに陥ります。見兼ねたカメラマンの伊部にニューヨークに取材の助手として誘われ、同行することに。

ストリートギャングのたまり場を訪問した際に、仲間を束ねるリーダーのアッシュと出会い、お互いフィーリングが合うのを感じすぐに仲良くなります。

そこをゴルツィネの部下に襲撃され、英二も巻き込まれ・・・。

行動を共にする中で二人の絆は深まっていきますが、それと同時にアッシュは一般人の英二を危ない目に遭わせたくはないという思いが強くなっていくのでした。

仲間の死

天使の像
アッシュにはニューヨークのチャイナタウンに住む友人がいました。
ショーターという中国系アメリカ人です。

彼も行動を共にしていましたが、敵に捕らえられバナナフィッシュを投与されてしまいます。

殺すよう命じられた標的は英二。

アッシュも助けに行きますが捕らえられ絶体絶命に。英二を殺そうとするショーターにアッシュが必死で呼びかけると正気に戻り、「俺を殺してくれ」とアッシュに頼みます。

忌まわしい薬から解放してあげたい、英二を助けたいという思いからショーターを銃で撃ち抜きました。仲間を自分の手で殺してしまったアッシュは心に深い傷を負ってしまいます。

このシーンは涙がとまらず、わたしまで悲しくなりました。大好きな親友を自分の手で殺めなければならない…想像しただけで心臓が痛くなります。

でもあの場面はそうするしかなかったから元気出してとアッシュ君に言ってあげたくなりました(泣)

最終決戦

アッシュはショーターの敵を討つためにも敵に立ち向かっていきます。

最終的にはゴルツィネの組織だけでなく、アメリカ政府や軍をも巻き込む戦争に発展します。なんとか勝利し、敵とバナナフィッシュの資料は炎の中に。

これで仲間の命までをも奪ったバナナフィッシュは燃えてなくなり、戦いも幕を閉じました。

英二からの手紙

泣く女性

Photo by Thought Catalog on Unsplash

長い戦いも終わり、負傷した英二は帰国することに。

英二はショーターの部下にアッシュ宛ての手紙を託します。それを図書館で読んでいたアッシュは思わず走り出しますが、そこをアッシュがショーターを殺したと憎む別のショーターの部下に刺されて死んでしまいます。

読んでいた時は、予想外の展開に思わず声がでそうになりました。
まだ辛い目にあうのか、と。

最終巻で残りページも少なくなったところで突然のバッドエンド。ですが、手紙を読み返し幸せそうな顔で眠りにつくアッシュの表情を見ると、おつかれさま、ゆっくり休んでねという気持ちにもなりました。

一緒に戦い抜いてきた英二からの手紙には「君は一人じゃない。ぼくがそばにいる。ぼくの魂はいつも君とともにある」と書かれていました。

綺麗な容姿のせいで男娼として扱われていた過去を持つアッシュは、見返りも求めず自分を気にかけてくれた人は英二が初めてでした。

作中でも、これ以上ないくらいに幸福でたまらないんだと語っていました。初めての特別な存在の英二にこんな言葉をもらえてアッシュはあの世で安らかに眠ることができていると思います。

さいごに

バナナフィッシュについて熱く語ってしまいましたね…。それぐらい、わたしの心に響く作品でした。

英二の手紙で分かるように作者の吉田秋生先生はとても心の綺麗な方なのだと思います。わたしも英二とアッシュのような、見返りを求めることもなく純粋にただ一緒にいたいと思えるような人と巡り合いたいです。

ぜひ、みなさんも一度読んでみてはいかがでしょうか?


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