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【ピンチケ】とは?専門用語の意味を超・初心者向けに解説!

投稿日:2018年11月14日 更新日:

「ピンチケ」という言葉の意味を知っていますか?

AKBグループ関連の用語のようですが、私は家族に一人もアイドルヲタクがいませんのでこの言葉を知りませんでした。

調べてみると、日本のアイドルもアイドルのファンも危ないことになっているなあ…と、おばさんはため息をついてしまいましたよ。

どちらも自分を見失わないでいただきたい、と「ピンチケ」という言葉をきっかけに考えさせられました。

なんだか面倒な切り出し方をしてしまいましたが、ヲタク用語は調べてみると実におもしろい。「ピンチケ」という言葉もネット上でどんどん形を変えて変化した言葉です。

まずはピンチケとは何ぞや?を調べていきましょう。

「ピンチケ」とはなんのこと?

ライブ会場に集まるアイドルのファンたち
ピンチケは最初の意味が段階をふんで変化していった言葉のようです。

最初は単なる名詞だったものが、特定の集団を指す言葉になり、その特定の集団が持つ特徴を持った人物全般を指すようになった…。というところです。

アイドルヲタク用語なのでネット上でどんどん変化していくという特徴もありますね。

第1段階 ピンクのチケットのこと

「ピンチケ」とは、AKB48用語でピンクチケットの略なのだそうです。

AKB劇場で販売される公演チケットは本来3,100円ですが、中高生は学生証を提示すると1,000円安い2,100円で購入することができます。

この中高生向けの学割チケットが「ピンチケ」で、一般チケットは青色ですが学割チケットはピンク色なので「ピンクチケット=ピンチケ」なのですね。

転じて第2段階 マナーの悪い中高生のAKBファンのこと

学生が多いことや通常価格よりも安い値段で購入することができるせいなのか、ピンチケの対象者はマナーが良くない人物が多く、古参のAKBファンと対立することも。

そのため「ピンチケ」は素行不良、常識知らずな中高生のウザいファンを揶揄する言葉に変化しました。

この段階ではあくまで「マナーの悪いガキ」というニュアンスですね。

さらに転じて第3段階 アイドルに対して民度が低いファン全般のこと

その後「ピンチケ」はAKBに限らず、学割制度を導入していない他のアイドルグループのファンに対しても使われるようになりました。

ライブやコンサート会場などで民度が低くマナーの悪いファン全般に対して「ピンチケ」と呼ぶようです。

しかしアイドル全般と言ってもピンチケを生んでしまうアイドルと、そうでないアイドルがいるように感じます。

その違いは後ほど書きますが、アイドルとファンの距離の置き方によるのではないでしょうか。

「ピンチケ」とはどういう人物か?

暗闇に光るさまざまな色のペンライト
アイドルの現場で迷惑な存在感を放つ「ピンチケ」とは、具体的にどんな行動をとる人種なのでしょう?

ちなみに「アイドルの現場」という言葉を理解できた人はヲタク文化に理解が深い方ですね?
この「現場」もヲタク用語で、実際にアイドルに会えたり歌を聞いたりできる場所のこと。
このように、アイドルの現場では独特の言葉が使われていて「ピンチケ」もその一つということですね。

話を戻して、ピンチケはどのような迷惑行為をしているのか、先ほどのようにヲタク用語を使ってご説明していきたいと思います。

見たことない言葉が湧いてきますが、ついてきてくださいね(汗

接触厨(せっしょくちゅう)

アイドルとの肉体的な接触のみを目的とする人物を指して「接触厨」と呼びます。

握手会やツーショット撮影会に現れてアイドルのからだに触れることのみに積極的です。

ちなみに「厨」という字を使うのは、2chなどのネットから発生したもので中学生を意味する「中坊」が「厨房」になったものです。

好きなものに熱中するあまり中学生のような非常識な行動をする人物は「厨」と呼ばれます。

最近は、他人とのコミュニケーションがうまくできない生粋のヲタクに対しても使われています。

認知厨(にんちちゅう)と「ゼロズレ」とは

認知してもらうことに必死になり過ぎているファンのこと。
コンサートなどでゼロズレし、出席確認活動を行っている人物です。

さて、この説明文の中にもヲタク用語が満載なわけですが、一つずつ説明致しましょう。

まず「認知」ですが、握手会などに頻繁に現れ、メンバーに顔と名前を覚えてもらうことを指します。

次に「ゼロズレ」ですが、コンサートなどでメンバーの真正面にポジション取りすることです。
正しくは「0ズレ」で、推しメンの(推しメンはわかりますよね)真正面の場合「○○のゼロズレ」というように使います。
グループ全体の真ん中正面の場合「センターゼロズレ」となります。

続いて「出席確認」ですが、自分は今日も来ているよ!と気づいてもらうことを指します。
認知してもらってどうしたいのでしょうか…。こんなファンがいるとたしかに眉をひそめたくなりますね。

レス厨

レスをもらうことだけが目的で公演やイベントに来る人物を指します。

歌やダンスなど公演自体には興味がなく、思ったようなレスがないと急にメンバーを貶めるような発言をするのが特徴です。

ちなみに「レス」とは公演やイベントで、アイドルがファンの言動に対して何かしらの反応を示すことです。

レス厨は、もはやただのかまってちゃんです。まさに精神年齢の低い厨房ですね。

ガチ恋

わかりやすく一言で言うと「アイドルにガチで恋しちゃってるヲタク」を指します。

これは普通に考えてヤバい人物ですし、現場での迷惑行為はもちろんのことアイドルに対しても迷惑をかけかねません。

恋をするのは構いませんが、他人に迷惑をかけないようにする自制心が必要ですね。

それにしても昔はアイドルはあくまでアイドルだったのと比較してなぜガチ恋派が増えているのか?
それはやはり自分がアイドルを支えているという責任感のようなものと、接触やSNSの影響でアイドルとの距離感が近づいたことが要因だと思われます。

接触により認知されることで、恋心は一方通行ではなくなる可能性を持ちますよね。

また、SNSでアイドルが発信した日常に対してコメントすると「いいね」やリプが来たりします。するとアイドルがものすごく身近な存在に感じられます。

これが「ガチ恋」を生む理由です。

「ガチ恋」なんて言葉だけでは笑い話のように聞こえますが、狂気を感じるほど深刻な精神状態に追い込まれている人物も存在しているのはニュースで知る事件を見ればわかりますよね。

過去のピンチケ事件簿

なぜか森の岩でしゃがみこんでポーズを決めるツインテールの女の子
ニュースで取り上げられるような大きな事件から劇場での小競り合いまで、アイドルの現場での事件は後を絶ちません。

ここでは迷惑行為をする困ったピンチケたちが起こした騒動をいくつかご紹介したいと思います。

しかし、数多くのトラブルを見るにつけ、失礼ですがAKBグループのファンとの距離の置き方の問題点が見えてきます。

女の子を商品のように感じてしまうような売り出し方にも問題があるのではと思うのは私だけでしょうか?

アイドルと1秒でも長く話をするには大量の握手券購入が必要だ…なんて「お金を出しているんだから」という意識に繋がるものではないでしょうか。

アイドルは自身の身を守るために、ファンは大好きなアイドルを大切にする気持ちを忘れずに、健全な関係性でいてほしいものです。

握手券偽造

AKBの握手会参加券は持っている枚数が多いと対面時間が比例して増えますので、握手券が入っているCDを大量買いするファンを問題視する声が以前からありました。

そんなファンの心理につけこんで偽造した握手券をネットオークションで販売するという犯罪が横行しました。

もちろん偽造する側は刑法に違反していますので犯罪者なのですが、購入する側もやみくもに握手券を購入するのは、一生懸命推しメンのためにCDを購入しているまじめなファンからすると腹が立ちますね。

握手会会場でトラブル

日本人はルールを守って順番を待てる人種のはずなのですが、アイドルに1秒でも早く会いたいという気持ちがトラブルになるケースもやはり多いようです。

ファン同士で小競り合いをしているのを見たら自分に並んでもらっているアイドルはどんな気持ちになるでしょうか。

順番を巡る小競り合いはかわいいほうで、握手会でアイドルに対して中傷する人物もいます。
一体なんのために会いに来ているのでしょうか。ピンチケの最たるものですね。

まとめ

  1. 「ピンチケ」とはアイドルのファンの中でもマナーの悪い人物全般を指す言葉です
  2. 「ピンチケ」と揶揄される人物は現場はもとよりアイドルに対して迷惑行為を行います
  3. ピンチケによるトラブルの要因はファンとアイドルの距離の置き方が問題

ピンチケと呼ばれるような常識に欠けるファンは若い人ばかりではありませんよね。

いい大人でも迷惑行為を平気でするファンもいますし、ピンクチケットを購入するような中高生でもルールをきちんと守る優良ヲタさんもいます。

持っているチケットの色はもはや関係なく「ピンチケ」は迷惑行為をするファンを指すのですね。

中にはファン同士だけでなくアイドルに対しても迷惑をかけている人物もいるのは危険です。

アイドルは、アイドルである前に一人の女の子なのですから嫌な気持ちにさせるような行動は慎みたいものです。

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