雪山に佇む白い犬




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雪景色 / 日本の絶景,一度は行きたい8選❗️




日本は四季があるので素敵ですよね。

私はどの季節も好きで、それは日本の四季がそれぞれ全く違う美しさを見せてくれるからでもあります。

春夏秋冬どの季節も風情がありますが、日本の雪景色は海外から称賛されるほど美しいんです。
寒い冬にしか現れない絶景があったり、各地域でお祭りをしたり、建物に雪化粧が施されたり。

日本特有の文化や建物、気候によって絶景がいたるところで現れます。

今回は、そんな世界に誇れる日本の雪景色を8つご紹介します。

地方によって程度は違いますが、もちろんどこも寒いのでしっかりと寒さ対策をして出掛けましょう!

北海道 神秘的な絶景

夜の雪の中でライトアップされる男女
雪景色と言えば、やはり北海道を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

北海道にはオホーツク海の流氷など広大な土地ならではの壮大な絶景がたくさんありますが、ここでは神秘的でロマンチックな絶景をご紹介します。

もちろん北海道はとっても寒いので、防寒グッズを忘れずに持っていきましょう。

美瑛の青い池 (北海道)

美瑛の青い池
とても綺麗なブルーの水をもつ美瑛の青い池。

日によって色が変わるのはもちろん、同じ日でも微かな雲の動きによる光の変化で違う色を楽しめます。水色だったり緑がかっていたり、どんな色に出会えるかは行ってみてのお楽しみ。

また、風が無い日は水面が鏡のように光り、朽木がさかさまに映ります。
微妙な光や風の加減によって姿を変える、とても繊細な池です。

2013年までは冬季閉鎖されていた青い池ですが、2014年12月から冬季のライトアップを開始。
美瑛の青い池(夜)
こちらはライトアップされた時の様子。
写真のように、冬が深まってくると池に氷が張り雪が積もります。
この時期にきれいな星空が広がっていたら、最高に幻想的な空間になります。

小樽運河

雪の小樽運河
異国情緒あふれるちょっとおしゃれな小樽運河は、雪が積もるとより一層美しくなります。
特に毎年2月過ぎから始まる「小樽雪あかりの路」の開催中に訪れるのがおすすめです。

イベント開催中は、運河の水面で瞬く浮き球キャンドル(これは古い漁具をモチーフにしているそう)、柔らかな明かりが灯るスノーキャンドル、そして街灯の明かりが古い街並みを優しく照らし、幻想的な世界をつくりあげます。

このイベントは市民有志によって始まったもので、キャンドルや会場内の雪のオブジェなどはなんとボランティアの方々の手作り!

そんな地元の方々の温かさも感じられる、ロマンティックな空間。
家族や恋人など、大切な人と訪れたい場所です。

東北地方 温かみのある幻想的な世界

カマクラのなかの雪だるまたち
東北の雪景色と言えば、八甲田や蔵王などで見られる巨大な樹氷などを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ロープウェイで見下ろす、あれです。

しかし東北人の私としては、東北まで来たらぜひ東北ならではの温かさに触れてほしいと思います。

ということで、ここでは幻想的で温かな雰囲気を感じられるおすすめスポットをご紹介したいと思います。

もちろん冬は寒いですが、訪れたらきっと心が温かくなるはずです♪

横手のかまくら (秋田県)

横手のかまくら(夜)
「かまくら」は約450年の伝統を誇る、水神様をまつる小正月行事です。

毎年2月15日、16日の夜に行われるかまくら祭りでは、市内に100基ほどのかまくらができます。
二葉町では、かまくらの中で地元の子供たちが甘酒や焼き餅を振る舞ってくれますよ。
地元の子供たちと触れ合える、温かな空間です。

また、かまくら祭りの見どころは何と言ってもミニかまくらが灯す幻想的な明かり。
まるでおとぎ話の世界のように無数に広がる明かりの中を散策してみては。

銀山温泉 (山形県)

雪の銀山温泉(夜)
かつては「おしん」のロケ地として観光客が多かった銀山温泉。
今は「千と千尋の神隠し」のような幻想的な世界が美しいと人気のスポットです。
大正ロマンの香り漂うレトロな温泉街は、雪が降っている時は金色の灯りと合わせて格別の美しさ。

歩いているだけでワクワクする景色ですが、歩き回れる範囲に様々な飲食店やカフェ、お土産屋さんがひしめいているので食べ歩きも楽しめます。

とにかく寒いので、暖かい空気に誘われてカフェに入る人や湯豆腐を食べる人もちらほら。
極寒の中を散策した後は、もちろん温泉に入って身体の芯から温まります♪

露天風呂からの眺めも最高。お食事も美味しいので、ぜひ泊ってほしい場所です。

中部地方 歴史と雪の美しい融合

雪と温泉と女性
中部地方も綺麗な雪景色をたくさん見ることができます。
特に日本海側の北陸地方は豪雪地帯で有名ですよね。

もちろんどこも美しいのですが、今回は東山地方にある2か所をご紹介します。

雪をかぶった富士山を眺めながら訪れてほしいと思います。

地獄谷温泉 (長野県)

雪の中、お猿さんでいっぱいの温泉
標高850mに位置する険しい崖と、いたるところから立ち上る温泉の湯気。
その光景から昔に「地獄谷」と名付けられたこの場所は、サルたちにとっては天国のようです。

古くからこの地に暮らしていたニホンザルたちが、今でも自然のままに暮らしています。
気持ちよさそうに温泉に浸かっているサルの写真をよく見るかと思いますが、実は温泉に入るサルは世界でここだけで、海外では「スノーモンキー」と呼ばれているそう。

ここに訪れたらぜひ入ってほしいのが、「後楽館」という温泉。江戸時代創業の木造一軒宿です。
よくサルたちも遊びに来るようで、運が良ければ可愛いサルと一緒にお湯を楽しむこともできます♪

世界でここだけの、貴重な体験をしてみてはいかがでしょうか。

白川郷 (岐阜県)

雪の白川郷(夜)
言わずと知れた世界遺産、白川郷。
合掌造りの建物が大小合わせて100棟ほどあります。

白川郷では12月下旬~3月上旬までの間雪が降りますが、雪深い白川郷が見たい!という方は2月の初め頃がおすすめです。

朝昼の景色も素晴らしいですが、特に夜の美しさは格別。合掌造りの民家から明かりが漏れてきます。

展望台から見下ろすと、雪に覆われた白銀の世界にぽつりぽつりと温かな明かりが灯っており、とても可愛らしいです。

より白川郷のノスタルジックな世界に浸りたいという方は、素敵な旅館も多いのでぜひ泊まっていってほしいと思います。

京都府 雪化粧を施した美しいお寺

雪の上をあるく猫
京都は有名な観光地がたくさんありますよね。

特に紅葉シーズンが人気の京都ですが、有名なお寺も雪化粧を施しただけで印象が全く違います。
何度も訪れた場所でも、キリっと引き締まった新鮮な景色を見ることができると思います。

ここでは、メジャーですが雪に映える、おすすめのお寺をご紹介したいと思います。

清水寺

雪の清水寺(京都)
清水寺は四季折々の魅力が楽しめる人気観光地。
春の桜、夏の新緑、秋の紅葉も美しいですが、冬の雪化粧だけは他にない美しさがあります。

舞台からの眺めも最高ですが、清水寺に向かう坂道は風情があり、お土産屋さんが多く立ち並んでいるので楽しみながらのんびりと散策できます。

近くにおみくじやお守り屋さん、恋占いの石もあるので終始楽しめます。
混んでいることが多いですが、ここはそんな賑やかさが魅力です♪

金閣寺

雪の金閣寺
人気観光地の金閣寺は、冬が最も美しいと言われています。

木々や屋根に薄く積もった真っ白な雪に、ぱっと華やかな金色が目を引きます。
金閣寺はそれ自体が華やかなだけに、周りが真っ白な方が美しく際立つのかもしれません。

雪の金閣寺はレアだそうです。京都に雪が積もった日には、ぜひ足を運んでみてください。

まとめ

  1. 北海道の神秘的な絶景を見に足を運んでみては
  2. 東北の雪景色は幻想的な美しさがあります
  3. 中部には歴史を感じる雪景色があります
  4. 雪化粧を施した京都の名所を訪れてみては

日本で見られる美しい雪景色をご紹介してきました。
どこもとても素晴らしく、行ったら満足すること間違いなしです。

旅行と言えばゴールデンウィークやお盆休みというイメージの方が多いと思いますが、冬にしか見られない絶景を求めて今年の冬はどこかにお出掛けしてみてはいかがでしょうか。




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