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スラムダンクの続編が出る可能性はある?作者の想いとは




未だにバスケ漫画の金字塔と言われる『SLAM DUNK』

その『SLAM DUNK』の続編が出るという噂が度々上がっているのはご存知でしょうか?

漫画の内容が途中で終わっていることからこんな噂が上がるのですが、今のところ本当に連載が始まってはいません。

今回はそんな『SLAM DUNK』の続編にまつわることについてまとめました。

続編が望む声が多い理由

『SLAM DUNK』は1990年から連載が開始され、1996年に連載を終了しています。

詳しく見ていない人で名前くらいは聞いたことがある人は、ちゃんと完結しているんだなと思うかもしれませんが、本編を見ると実はそうではないのです。

『SLAM DUNK』の最後はインターハイのトーナメント戦の途中で終わり、登場したにも関わらず戦っていない高校を残したまま連載が終了しているのです。

普通の漫画なら優勝するなりライバルとトーナメントで決着を付けて終わるところを、何とも中途半端な感じで終わらせているところが、続編を望む声に繋がっている理由の1つになっています。

もちろん、面白い漫画であるから続編が見たいという声があるのも確かなのですが、この理由によって、他の漫画よりもその声が多くなっている部分があります。

続編が出るという噂が挙がった理由

次に、最近挙がった続編の噂について、その理由となるものを3つ挙げます。

作者の発言

続編の話題が挙がる度に取り上げられるのが、作者の井上雄彦先生がジャンプ本誌のあとがきで残した「続きはやりたい」というコメントです。

この本誌上では最後のページに「第一部完」という文字があり、本誌の時点ではまだ続きを描くつもりであったことが伺えます。

ただ、単行本では作者の発言は載っていましたが、「第一部完」の文字に関しては消えています。

また、作者自身が続編に対して「あるかもしれない」や「描きたくなった時に描く」という発言をしているため、可能性は常にゼロではないと思われているのです。

残りの2つの事からしても「描きたくなった時」が来ているのではないかと予想されているところがあります。

新装版の発売

2018年6月から9月にかけて『SLAM DUNK 新装再編版』全20巻が発売されました。

この新装版の特徴はストーリーがキリのよいところまでで区切られていることや井上雄彦先生描き下ろしの表紙やイラストが使われていることが挙げられます。

『SLAM DUNK』には通常の単行本やカラーページがある完全版があるにも関わらずこのような新装再編成を発売したのは、何か意味があるのではないか……つまりは続編への布石ではないのかというのが一部の考えとしてあります。

しかし、9月を過ぎて年を跨いで以降もそのような情報はなく、単に再編成版を出したかっただけという可能性が高くなってきています。

続編が作られる流れが来ている

昨今は過去に連載を終えたマンガの続編が作られることが多くなってきました。

同じジャンプの中ではいろいろ話題になった『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』や現在は講談社に連載される『シャーマンキング』などが続編が連載されています。

そのような流れがあるので、『SLAM DUNK』も同じような流れに乗るのではないか、と言われているのです。

しかし、作者の井上雄彦は今現在でも連載中とされる『バカボンド』や『リアル』を休載しており、この2つは完結していません。

これらを放置して『SLAM DUNK』の続編を描き始めるかと言われると、なかなか疑問になってきます。

結局、続編の可能性はあるの?

結論から言うと、今現在では可能性は限りなく低いと思われます。

上記に挙げられた理由も続編を作るならそれこそもう連載していても良いタイミングですし、それがないということは、まだ「描きたくなった時」ではないと判断する方が良いでしょう。

一応、正式な続編である『スラムダンク あれから10日後完全版』が2009年に発売していますが……ファンが見たいインターハイの続きやプロになったキャラクターたちを見るのはなかなか難しいのかもしれません。

ただ、作者が終わった時や度々思わせぶりな発言をしていることからゼロではないと思うので、ファンの方は来たら御の字くらいに考えていた方が良さそうです。

まとめ

今回の記事についてまとめると、

  1. 『SLAM DUNK』は途中でお話が終わっている
  2. 新装版や他の続編の多発が噂の原因
  3. 可能性はゼロに近いけど作者の発言を信じて気長に待つしかない

の3つになります。

未だにたくさんの人に読まれる漫画なので、作者の方も続編にはデリケートに考えていることがあるのかもしれません。

しかし、動きがなかったところからの新装版なので、期待は捨てずにいるのが大切だと思います。




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