パスタ料理って驚くほど種類がありますよね。
「平べったいパスタの名前って、なんだっけ?」
なんて聞かれて、すぐに答えが出せる人は、正直マジすごい。尊敬します。
まあ実際に買い物をする時は形を見れば買えるので困りません。
しかし、ネットでレシピ検索をする時はきちんと指定して探したいですよね。
今回はそのたくさんあるパスタの種類のうち、「平べったい麺」についてまとめてみました。
これを読めば、ひとまず困ることはないでしょう!!
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食べごたえはばっちり?ロングパスタの平麺
パスタのうち長い麺のものロングパスタと呼びます。よく聞くスパゲッティもロングパスタの中に含まれます。細麺状のものだけでなく平麺状のものもロングパスタに含まれます。また、平麺状の中でもいくつか種類があります。
パッパルデッレ
パッパルデッレは幅が10mm~30mm、厚さ2mm~3mm、長さ2㎝~3㎝のロングパスタです。この大きさはきし麺に近いと言えますイタリア語でたくさん食べるという意味があります。
タッリアテッレ/フィットチーネ
幅が5mm~10mm、厚さはい1mmのロングパスタです。タッリアテッレはイタリア語で切るという意味があり、イタリア北部で使われる名称です。同じものでイタリア中部から南部ではフィットチーネの名称が使われます。
両方とも平麺でありますが、幅と厚さによって名前が変わります。それ以外には違いがああるわけではなく、強いていうならばパッパルデッレの方がたくさん食べるという意味に相応しく食べごたえのあるパスタになっています。
パッパルデッレとタッリアテッレには、主にクリーム系のソースやミートソースなどが合います。パッパルデッレは麺も大きめなので肉や野菜なども大きめに切って食べごたえを増すように調理してもいいかもしれません。
見た目も楽しくできる?ショートパスタの平麺
ロングがあればその逆もあります。ショートパスタはソースの絡み具合を考えて
作られたり、料理の見た目を彩るために様々な形をしたパスタです。グラタンやサラダなどに使うマカロニもショートパスタに含まれます。ここでははそれらのうち、マカロニやペンネのような筒状になっているもの以外のショートパスタを挙げていきます。
ファルファッレ
蝶やリボン状に見える形に見えるショートパスタです。イタリア語で蝶の意味があります。
特に小さい物はファルファッリーネと呼ぶこともあります。
コンキッリェ
イタリア語で貝殻の意味があり、形状も貝殻に見えるような筋が付いたショートパスタです。
オレキエッテ
イタリア語で耳たぶの意味があり、形状も耳たぶのように見えるショートパスタです。
ショートパスタの場合もクリーム系やミートソースとの相性は良いです。ロングパスタとは違って具材やソースと一体となるので、麺を主体にしたい場合はロングパスタ、それ以外はショートパスタと選ぶのも良いかもしれません。
また、オイル系や煮込み料理にも使いやすいパスタでもあります。ソースやオイルがよく染み込ませられるのはロングパスタとの大きな違いです。
よく見るけど名前は知らない?平麺以外のパスタ
最後に平麺以外のパスタで日本でもよく見かけるものを挙げていきます。
ラザニア(ラザーニャ)
日本でも料理名としてよく聞くラザニアは、平たい板状の名前として使われます。料理としてはその平たい板状の麺とミートソース、チーズを何層かに重ねたものに、パルメザンチーズとバターを乗せて焼いたものです。
ペンネ
ペンネは筒状の両端をペン先のように斜めに切ったショートパスタです。クリームやミートソースと合わせて食べられることが多いものです。
カヴァタッピ
カヴァタッピは筒状のパスタを捻じった形状で、イタリア語で栓抜きの意味があります。上記のペンネと同じくソースと合わせて食べられます。
フジッリ
らせん状の形をしたショートパスタです。イタリア語で糸を紡ぐ道具の意味があります。ドレッシングなどで和えられたサラダに混ぜられるほか、オイルを使ったものとも相性が良いので見かける機会も多いと思います。
日本においてはロングパスタならスパゲッティ、ショートパスタならマカロニが有名ですが、これらも比較的使われる場面の多いパスタです。この他にも形や幅によって違う名前のパスタはたくさんありますが、日本のお店や自分で作る料理で見るのはこの記事のものが多いと思われます。
まとめ
今回は平べったいパスタについてまとめていきました。
名前を全て覚えようとするのは難しいので、よく使うものや気に入っている形状の名前だけ覚えて買い物やレシピ検索の際に役立ててください。