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ブラクリ釣りは遠投が必要?簡単に始めやすい仕掛け




魚釣りの方法で、手軽かつ簡単にできるものがブラクリ釣りになります。

今回はそのブラクリ釣りについて解説していきます。

ブラクリとは

ブラクリとは、オモリ、ハリス、針が一体になった形状の仕掛けです。主に根の奥深くに潜む根魚を狙う際に活躍する仕掛けです。

円錐形や楕円形、三角錐のオモリにビーズと針がついているものが一般的です。

釣具店はもちろん、ホームセンターでも売っています。

値段として300~700円で売っています。

ブラクリを使うのに適している釣り場は、港や堤防などにあるテトラポッドや岩と岩の間などが狙い目になります。

根掛りしにくいことで隙間にいる魚に届く事が特徴なのでこの場所になります。

この際、釣りをする足場には十分注意する必要があります。

遠投して使うよりはこのような間を狙うように入れるために使うことになります。

餌として取り付けるのは、

・青イソメ
・マムシ(岩虫・岩イソメ・本虫)
・サバ(アジ・サンマ)の切り身
・イカ切り身
・ユムシ・コウジ
・ホタルイカ
・エビ類
・オキアミ
・イワガニ
・鶏肉(砂肝)
・人工餌

などが挙げられます。

ブラクリで釣る際の細かな注意点

ここではブラクリを使う際に覚えておくこと・気を付けることについて挙げていきます。

ブラクリで釣れる魚

釣りをするのですから何を釣るかは一番知っておきたいところです。

ブラクリは根魚を中心に釣ることができます。

主に「アイナメ」、「カサゴ」、「クロソイ」、「ムラソイ」、「メバル」などの魚です。

また、根魚以外には「ヒラメ」や「アナゴ」なども釣ることができます。

餌の付け方

基本的には他の釣り方と同じですが、マムシなどの虫エサを付ける場合は、タラシが長すぎると魚が餌を咥えきれなくなり、アワセをする時に抜けやすくなってしまうので、長さは3㎝から5㎝程度にしましょう。

仕掛けの投入の仕方

ブラクリの種類によって投入方法は異なりますが、堤防や湊湾から釣る場合は、足元の近くに投入するか、沖に向かって軽く投入する方が良いです。

穴釣りの場合は、安全かつ魚が取れる場所で投入しないといけません。

仕掛けの操作

投入後の竿は上下に動かして魚を誘うようにして動かす必要があります。

根魚の動く餌に反射的に食いつく習性を利用することで、釣りやすさをアップさせます。

取り方

アタリが来た場合は、アワセを入れます。

そうすると魚は海底に引っ込むようにするので、竿の角度を水平に保ってリールを巻いて、浮かせるようにします。

根掛かり

根掛かりはしづらいブラクリですが、岩と岩の間に挟まって抜けなくなることもあります。

その場合は、竿をあおって外そうとすると壊れる可能性があるので、糸を持つか竿を真っ直ぐにして引っ張って外すようにしましょう。

手作りできるブラクリ

売っているブラクリを買うのも良いですが、ブラクリは手作りすることも可能です。

必要な物は、中通しオモリ(ナツメ型、丸形など)、仕掛け糸、夜光玉、針(チヌ針、丸セイゴなど)、瞬間接着剤、つまようじ、はさみになります。

  1. 撚り糸をお好みの結び方で針に結びます。
  2. 仕掛け糸を適当な長さ(少し長めが良いです)にカットして、針のチモト付近にコブを作り夜光玉を止める部分を作ります。
  3. 夜光玉を仕掛け糸に通した後、中通しオモリを通します。この時、夜光玉がコブで止まっていないならコブを大きくした方が良いです(このために糸は長めに切ります)。
  4. つまようじに瞬間接着剤を付けてすぐに中通しオモリの穴に刺し、止まるところまで押し込みます。しっかりと奥まで押し込んだら刺したつまようしを余分が出ないように折ります。これでつまようじが固定の役割を果たすようになります。うまく折れなかった場合はハサミなどを使って綺麗に収まるようにしましょう。
  5. 完成

売っていると比べると作り方がわかれば量産しやすいという点がメリットになります。

またオモリや針の形やサイズを変えることで自分好みのブラクリを作れる点は売っているものにはないメリットです。

まとめ

今回はブラクリについてまとめていきました。

自作も含めてお手頃な価格で使うことができるので、対象の魚を釣りたいと思う際に利用してみてください。




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