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「コンテンツ利用料の未納が発生しています」は詐欺‼【絶対無視】




「コンテンツ利用料の未納が発生しています」-----
このような煽り文でメールが送られてきた場合は、冷静に対処する必要があります。

昨今はいろんなネットサイトに登録していて、そのような請求が来てもおかしくないと思いがちですが、この手のメールは詐欺であることがほとんどです。

今回は改めて身に着けておきたいネットのメール詐欺を中心にまとめた内容でお送りいたします。

メールにおける詐欺メッセージの判断

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「コンテンツ利用料の未納が発生しています。本日中にご連絡がない場合には法的手続きに移行します」

ーーーー見慣れていない人は突然このようなメッセージが届くと焦ってしまうと思います。

これらの後にはURLが貼りつけられていたり、電話番号が書かれていたりしますが、このようなメールが来た場合は十中八九詐欺のメールなので、安易に押してはいけません。

そもそも何のコンテンツに対して利用したかメールに書かれていないのはおかしい事なので、身に覚えがないけど……と思えばその通りになります。

しかし、最近のこれらの詐欺メールの厄介なところはAmazonやDMMなど実際にある企業の名前を使ってメールを送って来るところです。

このような企業から法的手続きに繋がるようなメールが来ることはほとんどの場合ありません。

企業の有料コンテンツを利用する際は、登録前にクレジットカード等の支払い方法を設定するはずなので、支払いができないものなら事前に弾かれますし、残高がゼロでない限りは支払いは行われています。

また、仮に支払いを求める場合でも、当日中に全額の支払いを求めるようなサイトはほとんどないので、この煽り文は詐欺と判断できます。

対処法としては削除するかメールの機能としてある迷惑メールを報告するを押して削除するようにしてください。

もし、URLをクリックして脅し文句のような請求やウイルスに感染した等の表示を出されても無視してください。

詐欺で出されているようなものには法的拘束力は何もありません。

電話をかけてしまった場合は、指示を出されても従う必要はありません。

ただし、電話をかけたことで、相手に電話番号を知られてしまうので、その後にかかってくる知らない電話番号から着信には注意しましょう。

それでも不安な場合は近くの消費生活センターに相談しましょう(消費生活センターの全国共通電話番号は「188」)。

メール以外にも注意が必要

最近ではメール以外のSNS媒体を利用することが多いので、メールから来る詐欺についてはすぐに判断が付くかもしれません。

しかし、詐欺の方も携帯にある様々な通信機能に対してメッセージを送ることがあります。

電話番号を参照するSMSのメッセージも上記と同じような文章が送られることがあります。

基本的にはメールと同じように削除して無視し続けるのが正解になります。

SMSについては使う機会が少ないようであれば、受信拒否設定をしておくことも考えて良いでしょう。

メール以上に連絡手段として活用されているLINEについても詐欺が起こっています。

この場合は架空請求ではなく、「お金がないから助けて欲しい」という趣旨のメッセージが急にLINEに来るものです。

その後にはAmazon等のギフトカードを買わせて、コードだけ取られるという流れになります。

親切心を付いた詐欺で、手口としてはわかりやすいですが、油断してはいけないものです。

もし、請求されたらブロックをして無視するのが無難な対処。

これはLINE以外のSNSについても同様に心がけておくべきことです。

どうしてアドレスが知られているのか?詐欺メッセージの仕組み

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そもそもどうして家族や友だち以外にメールやLINEの情報が知られているのかという疑問があります。

もちろん、時々大きくニュースで取り上げられる個人情報の流出が詐欺に使われることもありますが、そうでなくとも詐欺は行われます。

詐欺を行う側の人間は、メールアドレスや電話番号、LINEのIDをランダムに生成し、その中で適当にメッセージを送って引っかかる人を待つという仕組みがあります。

要するに当てずっぽうなのですが、引っかかれば誰でもいいので、この方法でも問題なく詐欺はできるようになってしまうのです。

たまたま送ったメールアドレスで個人が使っているものと確認できたら、そこから電話番号などの周辺情報も引き出されることになるので、無視し続けるのが正解になるわけです。

この場合は、自分の他の個人情報が全部漏れているというパターンはあまりないので、そこは安心してください。

また、大前提としてですが、SNS等でメールアドレスやLINEのID等をプロフィールに載せていると悪用されるので、必要がなければ削除すべき項目です。

まとめ

今回の詐欺メッセージについてまとめると、

  1. メールで来る請求のメッセージは十中八九詐欺である
  2. 企業からそのような請求メールが来ることはほとんどない
  3. 電話番号やSNSでの詐欺にも注意する必要がある

の3つになります。

多くの人がネットを使っているからこそ、詐欺にあう可能性も高くなっています。

もし、怪しいと思ったらこの記事を思い出したり、家族や友だちと相談して対処していくようにしましょう。




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