ラーメンが好きな人なら、時にはシナチクと呼ばれているメンマを見たことがない人は少ないと思います。
よくナルトとメンマの違いが分からないとかありませんか?
(参考商品/メンマ)
私は小さい頃はメンマは渦を巻いているかまぼこと思っていましたが、実はメンマのことだったんですね。
ラーメンには欠かせない具材の1つとして、特に醤油ラーメンなんかにはメンマが入っていますよね。
さて、タイトルですが…
と思われる方!
実はメンマの起源をたどっていくと、なんとメンマの材料は竹からできているのです。
竹といえば割り箸も竹が材料の製品が多いので、メンマを作ることができるのでは?という噂が流行しています。
そこで今回は、竹が材料である割り箸から、メンマを作ることができるという噂について真実を調べてみました。
割り箸でメンマができるのは本当なのか?
割り箸といえば日常的に使っている生活道具の1種ですが、とてもメンマとは似ても似つかないですよね。
と思われる方は多数おられると思いますが、当然、私もそう思います。
もともとは普通に作られるメンマとは素材自体が違うので、そもそも無理ではないかと思われます。
割り箸の事を頭から離して、本当のメンマの作り方について解説しますと、
メンマは「麻竹」というタケノコを原料としています。
割り箸自体にはタケノコは一切使われていないので、そもそもいくら竹製の割り箸とはいっても割り箸からメンマを作る事ができるのでしょうか・・・。
昔に有名になった事件にあったじゃないですか、「段ボール肉まん」という肉まんが。
中国で、経費削減を目的として豚肉の代わりに段ボールを肉まんの中身に使っていたという話です。
食べている人は豚肉と思って食べているので気づかなかったのですが、なんかの調査が入って実は肉まんに使われている豚肉は段ボールだった。
という話ですが、後から聞いた人にとってはとってもとってもショックでたまりませんよね。
そりゃ肉まんが嫌いになる気持ちもわかりますよ・・・。
…さておき、こんな実例があるくらいですから、
無理に割り箸からメンマを作ろうとすると、段ボール肉まんと同じ感覚であれば作れそうな気はしますね。
とても食べようとは思いませんが(笑)
割り箸でメンマを作る方法とは?
どうしても割り箸からメンマを作ってみたい!という興味が沸いてきた方のために作り方について紹介しておきます。
割り箸からメンマを作る順番①
(参考商品/竹の割り箸)
まずは竹の割り箸をメンマのサイズに切り落として、食べられるようにするためには、やわらかくする必要があります。
メンマのサイズに切り落とす・・・固いので苦労すること間違いなし!
アルコール度数が高い酒の中につけ込むことによって、やわらかくなる可能性が高くなります。
ですので、ラオチュウなど、驚異的にアルコールが高い酒に漬け込みましょう。
(参考商品/老酒)
割り箸からメンマを作る順番②
24時間以上漬け込んだ酒の中に入っている割り箸を、さらに24時間以上コトコト煮込みます。
まるでカレーを煮込むかのように・・・。
カレーであれば間違いなくおいしい!と思ったくらいの時に割り箸の変化を見て、柔らかくなっているようであれば、次は味付けです。
割り箸からメンマを作る順番③
味付けに関しては、個人の好みによりますが砂糖などをいれて、ビン詰めのメンマに近い味にします。
それからさらに72時間煮込みます・・・3日?
時間かかりますねコレ。
ついに出来上がります!割り箸のメンマが。
割り箸で作るメンマは食べられるの?
きちんとしたメンマの原料は割り箸でしたが、割り箸から作ったメンマは口にした場合に食べる事はできるのでしょうか?
割り箸の原料には竹の他に白樺など、多くの種類が存在しています。
実際に割り箸をふやけさせて食べた場合には、お腹を壊してしまうのかという疑問が残りますが、
割り箸をふやかして食べた場合にお腹を壊すかというのは本人次第です。
ほとんどの人は消化不良に陥ってしまう場合が考えられますが、胃腸が強い人であれば割り箸から作ったメンマはお腹を壊さない場合もあるんじゃないですかねー?(適当)
よっぽど飢えているなどの状態でなければ、無理に割り箸からメンマを作って食べるという行為は避ける事を私はおすすめします。
本来割り箸は食べるためのもの・・・ではありますが食べられるものではありませんから・・・。
まとめ…割り箸でメンマは作れない!
ここまで割り箸からメンマを作れるかについて調査してきましたが、結果として食べる事ができないメンマを作ることはできる!
という結果となりました。
まあ飾りで置いておくとか・・・そういったメンマであれば作ることはできます。
原料自体が違うものなので、そもそも割り箸を原料として食べる事ができるメンマを作るということが無理だったわけです。
割り箸からのメンマ製法についてここまでお付き合いしていただいた方、最後まで読んでいただいてありがとうございました。