今日猫ちゃんの様子がちょっと変だったので、捕まえてから調べてみたら
くっさ!!
激くさ。
カメムシくさいです…
口から臭うので食べてしまったんでしょうか?
猫ちゃんもくさすぎて嫌がっているようですけど、カメムシって食べても大丈夫なんでしょうか?
くさすぎるのでなんとかしてあげたいと思いますよね。
この記事を読んで、対処法を知りましょう。
猫はカメムシを食べても平気なの?
結論から言いますと、大丈夫です。
猫はカメムシを食べたくらいでは死にませんし、体調が悪くなるということも滅多にありません。
誤ってカメムシを食べてしまったとしても、猫ちゃんの胃酸や消化器系の働きによって害はなくなると思われます。
吸収まではされないので、後日自然とウンチや毛玉に混じって出てくるんじゃないでしょうか。
体調に大きな変化はありませんが、大きな問題なのはやはりニオイ。
長いこと口の中からカメムシのニオイが取れず、猫ちゃんもかなりニオイを気にしているのではないでしょうか?
カメムシのニオイは強烈ですから、猫ちゃんも普段とは違った動きになったりします。
しかしとりあえずは、猫ちゃんがカメムシを食べたとしても健康に関わる大きな問題にはなりません。
一安心ですね。
カメムシに毒性はないのか?
私たちがよく見かける、緑色や茶色のカメムシには毒性はありません。
しかし、カメムシが身の危険を感じた時に放つあの臭い液体にはごくごく微量ながら、生き物に有害な毒素が含まれているんです。
ニオイの主な原因は「ヘキサナール」「トランス-2-ヘキセナール」という成分で、臭いですがリンゴやバナナ、オレンジジュースなどにも入っている成分で無害です。
コレとは別に「アルデヒド」という成分も含まれていて、コレには毒性があります。
ただし、カメムシが放つ量であれば人間や猫にとって全く問題ない量ですから、気にする必要すらありません。
ですから、猫ちゃんがカメムシを食べたとしても毒による影響はないです。
あのニオイの対処法は「気にしないこと」
それよりも気になるのはやはりニオイ!
猛烈なアレ、どうにかならないんでしょうか?
猫がカメムシを食べた時のニオイってどうにかならない?
1番良い方法は、気にしないことです。
猫ちゃんも気になって、口の周りを必要以上にペロペロしたり、手をブルブル振るわせたりして、なんとかしようともがいているかもしれませんが、どうしようもありません。
半日くらい経てば自然とあのニオイも消えるので、それまで我慢して待つのがベストな方法です。
猫ちゃんを洗ったら取れるんじゃないの?
ちなみに、先ほど紹介した「トランス-2-ヘキセナール」という成分。
親油性があり揮発性の高い物質です。
油によく溶けて、気体になりやすいという性質があります。
ですから、サラダ油で洗ったり、界面活性剤が入った洗剤で洗ったり、日光やドライヤーなどの熱で揮発させ落とすことができます。
人間であればこうしたことも簡単にできますが、猫ちゃんには難しいです。
どうしてもなんとかしたいのであれば、
せめて猫ちゃんを日当たりの良い場所で放置するという方法も考えられますが、気休め程度にしかならないでしょう。
まして猫ちゃんを丸洗いしてしまうと、さらにストレスがましてしまい逆効果ということも。
第一、水ではあのニオイは落とせないので、やるだけ無意味です。
健康に悪影響はないので、ニオイが消えるまで気長に待ってあげてくださいね。
猫ちゃんがカメムシを食べないためにできること
猫ちゃんをできるだけ室内飼育にすることや部屋を定期的に掃除することによって、猫ちゃんがカメムシを食べるのを予防できます。
きっと猫ちゃんは他の虫と勘違いしてカメムシを食べてしまったのでしょう。
私の猫ちゃんもよくチョウチョウを追っかけ回して遊んでいます。
動いているものならなんでも興味を持つ猫ちゃんでも、
最初からあの強烈なニオイを知っていれば、いじったり近付いたりはしないはずです。
あなたが飼い主としてできることは、猫ちゃんがカメムシと出会う機会を減らすこと。
完全にシャットアウトするのは無理な話ですが、定期的な掃除によって
早めにカメムシを見つけ外に追い出すことができます。
部屋も綺麗になるので一石二鳥ですね。
猫がカメムシを食べた時のまとめ
- もしカメムシを食べてしまったとしても、健康に影響はないので大丈夫です。
- カメムシのクサイ液体には毒性がありますが、猫ちゃんには全く無害な量です。
- ニオイが気になりますが、時間が経てばなくなるので、気にしないでおきましょう。
- 室内飼育を徹底することや定期的な清掃が、予防につながります。
あの強烈なニオイは何度経験しても慣れないもので、ちょっとでもニオイがすると慌ててしまいますよね。
猫ちゃんが発生源だとしたら、可愛いけどしばらくは近づけないです。