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“メンタルが弱い”意味の真実!!間違って知ってるとヤバイかも




上司やコーチ、または家族に「お前はメンタルが弱い!」と言われると、どう思いますか?

世間ではネガティブなイメージがあるので、落ち込んでしまうかもしれませんが、断じて「悪い事」ではないのです。

ここでは「メンタルが弱い」という言葉にたいして正しい知識を持ってもらい、悩んでいるひとが自分を責めずに、少しずつメンタルを強くできることを目指しました。

また弱メンタルに良くないイメージをお持ちの方には、逆に手助けになってもらいたいです。

「メンタルが弱い」とはどういうことなのか、その反対は何なのか、イメージだけでなく正しい知識を身につけてくださいね。

“メンタルが弱い“意味の真実…そもそもメンタルって何?

犬の写真
メンタルという言葉、最近よく耳にしますよね。

よくテレビで一流スポーツ選手のことを「メンタルが強い」と紹介していたりしますし、「メンタルトレーニング」や「メンタルヘルス」など、類似する言葉もたくさん。

そもそもメンタルってよく聞きますが、どういう意味なのでしょうか?

大抵の人はなんとなくはわかるけれど、はっきりと説明はできない、という程度だと思います。まずはそこから掘り下げてみましょう。

メンタルって?

メンタルとは、精神面に関すること全般をいいます。

そしてひとことに「メンタルが弱い」といってもさまざまな人がいますね。

メンタルの強い・弱いはうまれもった個性。それに加えて、心身のストレスが影響するせいで、精神的な症状がおもてに出てしまいます。

メンタルがもともと強い人も弱い人もいますし、小さい頃からの家庭環境や思春期の経験、仕事のハードさなども人それぞれ。

ですからメンタルの強弱には当然差がでてきます。メンタルが弱くても、本人が悪い、とはいちがいに言えないということになりますね。

「メンタルが弱い」ということを正しく理解してほしい

最近は、学生でも社会人でも、ストレスから来るこころの不調が多いようです。

過度のストレスによってメンタルが弱ってしまっている人にたいして、「そんなの気持ちの持ちようだ」「メンタルを鍛えればいい」、と片付けてしまう人が多いのは悲しいこと。

いつの間にか「メンタル=根性」というニュアンスで広まっている気がするのはわたしだけでしょうか?

精神論でムリヤリ乗り越えようとするまえに、まずは心を癒すこと。問題の解決はそれからです。

メンタルが弱くても、しなやかに生きていく術を身に着けることが大事なのです。

まだまだ「メンタルが弱い」という事に関して、偏見が強い世の中。正しい知識や理解がもっと世の中に広まってくれることを願います。

“メンタルが弱い“意味の真実…メンタルが弱いと困ることは?

伏せている犬の写真
メンタルの弱さに悩んでいる人が多いのは、それによって辛い経験をしているからです。

症状は人それぞれですが、メンタルが弱い人が陥りやすいものを挙げていきます。

わたしメンタルは弱いのですが、同じ悩みを抱える人にとってはどれも「あるある」だと思います。

自分のメンタルの弱さと必死に闘っている人も多いと思いますので、ミスなどを責める前に、少し立ち止まって相手の気持ちを考えてみてくださいね。

自分の力を発揮できない

誰でも極限状態でパフォーマンスを発揮しなければならない時は、もちろんあると思います。

緊張の中での試合や試験、責任の大きな仕事、大事なプレゼン…。

いかに集中できるか、冷静でいられるかが大事です。

しかしメンタルが弱いと、取り乱すことで状況が悪化することはわかっているのに、冷静になれません。

上手くいかなかった経験が増えることで、失敗するというイメージが先行してしまい、挑戦する気持ちが失せ、何事もすぐに諦めやすくなってしまいます。

すぐに落ち込んでしまう

メンタルが弱いと、こころの傷を癒やすことさえうまくできなくなるので、考え方がネガティブにかたむいて、ふかく落ち込みやすくなります。

わたしも落ち込みやすい性格で、落ち込むのがクセのような時期もありました。さらに完璧主義の人はとくに何かにつけふかく落ち込みます。(わたしも典型的な完璧主義でした…。)

ひんぱんに落ち込んでいると、こころが疲れてしまってとてもしんどい。

メンタルが強い人はカッコいいです…。羨ましい。

自分を見失ってしまう

メンタルが弱く自分に自信がなくなると、「わたしはこうしたい」というのがなくなり、周りの人にふらふらと流されてしまいます。

また、アイデンティティがなくなってしまうと恋人に精神的に依存しやすくなります。

こんなわたしでも愛してくれるのはこの人だけ、と自分の存在価値を相手に託してしまうんですね。相手に期待しすぎて、ちょっとしたことでガッカリしてしまう、などなど…弊害も。

それに、相手にそのつもりがなくても、いつの間にか恋人の行動にふりまわされる。

友人関係にもよくあることですが、メンタルが弱い人のこういったところにつけこんで、悪い事をする人もいるので注意が必要です。

感情的になってしまう

イレギュラーがあったり、ひとに何かをいわれると、すぐに感情的になってしまいます。

メンタルが弱い人はうまく感情をコントロールできません。

不安や悲しみ、怒りといった感情を表に出していないとしても、こころの中ではおさえられない。

表に出さない人ほど、辛いのではないでしょうか。

“メンタルが弱い“意味の真実…無理せずマイペースに頑張ろう

ハイタッチする犬の写真
メンタルが弱い人は無理をしてしまいがち。

自分を追い込みすぎないように、自分のペースで強くなりましょう。

強いメンタルになり切れなくても、あせらないで徐々に弱さを薄めていくイメージでOKです。

そもそも「強いメンタル」って何だろう

わたしは高校生のころまで、誰にいわれたわけでもありませんが、根性論でガンバってきました。

勉強も部活動も、つらくなったらとにかく根性で乗り切ります。嫌なことがあっても、我慢ガマン。

しかし、根性でのばしてきた学力や部活動の自信が、ある日ぽっきりと折れてしまいました。

あんなに保ち続けてきたモチベーションも、どうやったら呼び戻せるのか全く分からず…。

あの頃よりも少しだけメンタルが強くなった今思うのは、強いメンタルとは固くてまっすぐな棒ではなく、しなやかに曲がるムチだった、という事です。

結局のところ、決して折れることのない柔軟性を持ったメンタルが一番強いのです。

無理に強くなろうとしないで

真面目なひとはよくやってしまうのですが、メンタルの弱さを努力だけで補おうとするのは危険です。学校の先生や部活動のコーチ、会社の上司などが、根性論や過去の自分の成功経験を押し付けるのも良くありません。

根性だけで困難を乗り切れるかどうかは人それぞれですし、他人と同じ道を通って成功できるとは限りませんよね。

力尽きてしまわないように、息抜きなども含めて自分のルールで頑張りましょう。

たとえば、ネガティブな感情が顔を出したら考えるのを我慢して早めに寝る。

「目標」ではなくとりあえず「目的」を探して始めてみる。

どんなに小さなことでも良いので続けることが大切です。

少しくらいメンタルが弱くても大丈夫

メンタルの弱さも、体調をくずすほど過度でなければ気にすることはありません。

メンタルの弱さはうまれもった個性ですし、今まで生きてきた経験からかたちづくられたた性格です。

メンタルを強くする過程で、完全には強くなれないかもしれない、まだまだ自分はメンタルが弱いなどと悩んでも、焦らないでくださいね。

少しくらいメンタルが弱くても大丈夫、というくらいの余裕を持ちましょう。

社会には色々な性格の人が必要

たとえば、豪胆な性格でまわりを動かす力がある人間がリーダーならば、最悪のパターンを想定してリスクを考えられる慎重な性格のひとがサポートに必要です。

実際、さまざまな偉業の陰には、かならず慎重な補佐役の努力があります。

映画などに必ずこういう役が登場するのも、リーダーに「もしも」をアドバイスできる人が必要だからですね。

また、自己主張が苦手な人は「聞き上手」。

わたしは家族や仲のいい友人とはたくさん話しますが、ただの「クラスメート」や「職場の同僚」のような間柄の人になると、ほとんど自分のことを話せません。

それでも相手は楽しく話してくれますし、話を聞いているこちら側も楽しいものです。自己主張ができないからといってあまり困りませんし、挨拶を交わすような友人がたくさんできますよ。

自己主張が苦手な人は落ち込まず、「話を聞く人」になってしまうのもアリ。

弱点に思えることも、社会にとっては必要だったりします!

メンタルが弱い人にしか見えない優しい世界が絶対にある

競争社会である現代では、自己主張が強く攻撃的なひとも多くいます。

そういう人間に比べてメンタルが弱いひとは、きめこまやかな優しさを持っています。

感受性が豊かなので、ひとにたいしての共感がほかよりも高いので、ひとに安心をあたえます。医療・福祉の分野に向いていますね。

また、わずかな変化によく気が付きます。ちいさな気遣いはサービス業などで重宝されますよ。

わたしは、「あなたの長所は何ですか」ときかれたら、いつも「気が利くところ」と答えます。自分に自信がないわたしが唯一、長所だと胸を張っていえるものです。

メンタルが弱くて落ち込んでいるひとも、一つで良いので自分の長所を見つけてみてください。

あなたにはあなたの良いところが必ずあるはずです。

“メンタルが弱い“意味の真実…まとめ

顎を撫でられている犬の写真

  1. メンタルが弱い=根性がないという解釈は間違い。本人が悪いわけでもない。
  2. だけれども、メンタルが弱いことでリスクはある。
  3. 焦らず、少しずつでもいいので「しなやかなメンタル」にしていきましょう
  4. メンタルが強くなくても、あなたの良さは必ず活きるものです

メンタルが弱いといわれたら、自分を否定されたような気持になって、誰だってとても傷つくものです。

傷ついたままで投げやりになってしまっては、本当にメンタルの弱いひとになってしまいます。

こうして、メンタルについて知ろうと、必至にもがいているあなたはそうではありません。

無責任な情報におどらされることなく、冷静に正しくメンタルの弱さを理解して解決策を見つけましょう。

同じように悩んでいる人は実はたくさんいて、出口は必ずあります。

心配しなくても大丈夫です。自分を大切にしてあげてくださいね。




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