普段生活するうえでは耳にする事は少ない礫や砂礫。
もしすこしでも知っている方は・・・さて、この二つにどういった違いがあるのでしょう?カンタンに答えられますか?
場合によっては今まで1度も耳にしたことがない人もいるかもわかりません。
もしかしたら学校の授業で出てきたりしたことはあるような言葉の1つですね。
砂と礫と砂礫は大きく違いがあり、それぞれどういった呼び方をするかについては規程が決まっています。
今回は礫と砂礫の違いについて解説しています。
言葉からするとイメージ的に砂礫の方が小さいような感じがあるのですが、果たしてどうなのでしょうか?
そんな小さい事はどうでもいいよ!と思われる方もいると思います。
確かに礫も砂礫も小さいことに変わりはありませんが(笑)、それでも少しだけ耳を傾けていただけると助かります!
礫と砂礫の違いとは?
礫と砂礫の違いにはどんな違いがあるのでしょうか?
それぞれどういう風に分別されているのか確認をしていきましょう。
礫とは何か?
(参考/玉砂利)
単純に小さい石の事を礫と呼びます。
小さい石とはいってもサイズがいろいろあるのですが、石というまでのサイズではないなあ・・・と感じる場合には礫と言ってもいいでしょう。
どの程度小さい石なのかという事を調べてみたところ、砂よりも大きく小石よりも小さい・・・?
外見だけで判断する事は難しく、どの程度のサイズが礫なのか全然わかりませんよね・・・。
砂ほど小さいわけではなく、小石ほど大きくない石という事なのですが、砂利をよく観察してみるとわかります。
砂のように「ちーさい」わけもないのに大きくもないような中途半端な大きさの石を見つける事があります。
それです。それが礫というものになります!
礫に関して正確な定義を調べてみたところ、「石の半径が2ミリ以上のものは礫」と定義されています。
しかし多くの人は石の半径が2ミリ以上の石は単純に「石」と呼びますね。
おそらく私も礫と呼ぶことは間違いないでしょう。
なんてったって見た感じは石であることに変わりはないですから(笑)。
砂礫とは何か?
(参考/富士砂)
砂礫は「しゃれき」や「されき」と呼ばれます。
砂礫というのは砂と礫が混じったものと考えてもいいでしょう。
砂礫とは「礫」よりも小さいサイズの石を言いますが、単純に「岩石のかけら」とでも考えておけばいいのではないでしょうか。
岩石が割れてから小さくなって破片になる場合に砂礫ができる場合があります。
大きい岩石が割れた時には。いろいろなサイズの石が飛び散りますよね。
その中には砂もあれば礫もあり砂礫もあると思います。
石が大きい場合には「岩石」や「石」と呼びますが、岩石や石よりも小さい場合には砂礫と呼びます。
普段生活している人の中で石のことを砂礫と呼んでいる人は少ないとは思いますが・・・。
礫と砂礫はどんな場所に使われる?
普段生活する上においては知っておく必要がない言葉といえます。
正直必要に感じる事はあまりどころか全くないといってもいいでしょう。
ただしかし!
もしも工事現場や外で働くような仕事に就いておくと役に立つ場合があります。
ベテランの方などは、礫と砂礫の違いについては当然知っている事なので入ったばかりだと知っているという事で周りから「おおっ」と思われることがあるかも知れません。
もしくは子供に説明する時などには「お父さんすごい!」と思わせる事ができるかもわかりませんね。
礫と砂礫の違いを知っておくとこんなメリットが
礫と砂礫の違いを知っておくことで、いくつかのメリットが出てきます。
例えば災害時に役に立つ事があります。
ニュースなどでは専門用語を使うことが一般的となっており、言葉の中に礫や砂礫という言葉が使われる事があります。
特に災害時には礫や砂礫という言葉が多数使われる場合があり、何も知らない人であれば意味が分からずに困惑してしまいますが、言葉の意味を知っておくだけで危険を予知する事にも役立ちます。
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礫と砂礫の違い【まとめ】
ここまで礫と砂礫の定義を含めた細かな違いについて解説してきました。
礫と砂礫は普段使うような言葉ではありませんが、頭の片隅に入れておくことできっと役に立つ日が来ると思います。
普段石と呼ばれているものにもいろいろな呼び方があることには私も感心しました。
学校で習わないようなことでも、知っておくだけで生活には役立つものなんですね。