「自撮り」という言葉がありますよね。
「自撮り」とは読んで字の如く、自分で自分の写真を撮ることなのですが、
昔流行した携帯電話よりも、スマートフォンが流行し始めてから流行った言葉といえますね。
昔流行したガラケーのカメラなどでは、せいぜいできて「セルフタイマー」ぐらい。
自分でカメラを持って自分の写真を撮るなんてことはしていませんでした。
「インスタグラム」という言葉が流行するようになって、しかもスマートフォンで手軽にカメラが使えるようになり…
自分で自分たちの写真を撮る機会が増えたため「自撮り」という言葉が使われ始めました。
よく「インスタ映え」という言葉を聞きますよね?
そのインスタ映えという言葉の中にも自撮りが関係しているといってもいいでしょう。
しかしその一方では自撮りによる事故もたびたび起こっている、などという話も聞いたりします。
どうして自撮りをして死亡する事故が発生しているのでしょうか。
今回は海外で多く発生している自撮りによる死亡事故について解説していきたいと思います。
最後に大事な言葉も書いていますので、是非最後までお付き合いくださいね。
自撮りで死亡するのは事故が多い?
最近の人・・・特に今流行っているブロガーやユーチューバーなどは、ほかの誰もやっていない・撮っていないという写真をとりたがります。
目立ったりするためには仕方ない事なのかも知れませんが・・・。
例えば世界にたった1枚しかない写真が仮にあったとして、その写真に世間が興味を示したとすればどうなるでしょうか?
その写真の価値というものは世界に1枚しかないために大幅に上昇しますよね?
そうでなくても数が少なければ数が少ないほど、物に対する価値は上昇するものなんです。
そのため他の人が撮らない写真、例えば高層ビルの屋上で撮る写真など、生命に関係する事故につながりかねない写真を撮る人もいます。
危険な事故を伴って撮る自撮りなどは、他の人はほとんど真似しないものですから(そりゃそうだ)それだけ価値があるもの?ととらえられるのでしょうね。
自撮りによる死亡事故にはどんなものがあるのでしょうか?
運転中に自撮り
日本の場合には犯罪になってしまいますのでほとんどする人はいないと思います。
しかし海外では運転中に自分の姿を自撮りする事で、死亡事故となってしまったケースがあります。
自分が車の中で機嫌よく歌っている動画を自撮りしている最中に対向車と正面衝突して死亡したらしいです。
それはもちろん前を見ていないので、スマホ見ながら運転しているようなものですよね・・・。
崖で自撮り
海外の話になるのですが、
崖のとっても見晴らしがいい所で海をバックにして自撮りをしていたところ、崖に落ちてしまって死亡してしまったという話があります。
そもそも転落するような場所で自撮りをする事は普通に人にはできない事で、根性があったといってもいいのでしょうか・・・。
風景がよかったので自撮りをする事で目立とうとしたのかはわかりませんが、自分が死亡してしまっては元も子もありませんよね・・・。
なぜ自撮りで死亡事故が起きるのか?
どうしてと聞かれた場合には…
難しい言葉で言うと「エゴイズム」、簡単な言葉で言うなら「人間の欲」といったところでしょうか。
前にも説明していますが、最近ではユーチューブでもお金を稼ぐ人がいるほど情報化の時代となってきています。
特に近年ではする人も多くなっており、中身がよほどよくない限り、人がしないようなことでないとアクセスを集めづらいのも現状です。
例えば「カレーの作り方」というユーチューブを配信したとしても、配信している人も多い上に特にこれといって特徴がないために誰も見てくれることはありませんよね?
しかしこれが、あくまでも例ですが「キャビアを使ったカレーの作り方」となるとどうでしょうか。
キャビアを使ってカレーを作る人はほとんどいないため配信数が少なく、キャビアを使ってカレーを作ろうとする人は見るでしょう。
そういった背景から、人がしないようなことをしたがる人が増えたため自撮りによる死亡事故が増えたといってもいいのではないでしょうか。
とにかく人がしないようなことをする事によってアクセスを集めよう!という背景があるために、自撮りにより死亡する人も後を絶たないのではないかと思います。
自撮りは気を付けてする事が大事
今の時代に自撮りは欠かせないものとなっているため、自撮りをする人は多いと思います。
しかしあくまでも危険な自撮りはやめておきましょう。
自分の命とお金はどっちが大事ですか?
命がなくなってしまうとお金も使えなくなることを忘れずにいたいものですね。