野球場でプロ野球を応援している様子

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プロ野球で金属バットが解禁されたら?…面白いはずがない‼︎

投稿日:2018年11月8日 更新日:

野球好きの皆さん、プロ野球と高校野球どちらが好きですか?

もちろんどちらも!という方も多いかも知れませんが、中には「高校野球は好きだけどプロ野球にはあまり興味が無い」という方もいるのではないでしょうか。

実は私もその中の一人でした。小さい頃父親と一緒にプロ野球をテレビで見ながら野球のルールを覚えましたが、高校野球を見てからはプロ野球がつまらなく思えて、すっかりプロ野球からは長年離れていました。

当時の私の個人的な感想で失礼な言い方ですが、プロ野球は高校野球に比べてハツラツさに欠けると言いますか、スピード感のある高校野球の方がハラハラドキドキ、感動をもらえました。

高校野球がハラハラドキドキするのは、打撃技術が未熟な高校生でも金属バットで長打やホームランが生まれ、逆転劇につながるからでしょう。

しかし最近、ハラハラドキドキだけが野球の楽しみ方だと思っていた若い頃より自分も成長して、技術で勝負するプロ野球も面白いなと思うようになってきたんですよね。

そこで、高いバッティング技術を持ったプロ野球選手が高校野球のように金属バットで試合をしたらどうなるのか?という話をします。

想像で話すと豪快で面白いのですが、逆になぜ現在プロ野球では金属バットが解禁されないのかという理由がみえてきますよ。

プロ野球で金属バットが解禁されたら

野球場(ドーム球場)
ネットには「プロが金属バットで試合をしたらどうなる」という内容で想像された面白い意見交換がされていますので、いちいち考察してみました。

高校生と違って、筋力も技術も段違いであるプロ野球選手ですから金属バットを持って打席に入ったら…。

ネットでは笑える表現で言葉が飛び交っていますが、皆核心を突いたごもっともな意見でした。

誰も内野やらなくなる

金属バットは反発力が高いので、プロの選手が打つと打球の速度が危険です。

木製バットでのセカンドライナーやサードライナーとはわけが違います。

もちろん飛び込んで捕球することも稀になるでしょうし、たとえグラブに運よく入ったとしても腕が吹っ飛ばされちゃうかも知れません。

ピッチャー返しも同様です。同様というよりさらにやばいです。怪我するというより命が危ないです。

助っ人外人バット折ろうとして骨折

助っ人外国人選手はバッターボックスで悔しさをバットにぶつけることも多いですね。
木製バットを真っ二つにへし折っちゃう選手も。

もし金属バットでついついいつものようにバットを折ろうとしたら骨折しちゃいます。

いや、○○選手なら金属でも折るぞ!という意見もありましたが。まあ、例えバットが折れても怪我必至ですね。

うっかりバットを投げるのも危険ですよね。投げたバットで怪我をする事例は高校野球でもよく耳にします。

UFC並みの金網フェンス設置

木製バットを使用している現在は「ファールボールにご注意ください」で済みますが、プロ野球で金属バットが解禁されたら間違いなくファールボールは凶器ですね。

総合格闘技のようにガチガチの金網フェンス越しに試合を見ることになりそうです。

観客の安全を考えたらエキサイティングシートなんてもってのほか!完全に廃止ですね。

点数バスケみたいになる

ミートの技術が高いプロの選手が金属バットを使ったらとんでもなく飛距離が出ます。

長打、本塁打の打撃戦になり、野球の点の入り方じゃない…「バスケか!ラグビーか‼」と突っ込みたくなりますね。

試合時間だって4時間近くなる可能性がありますよね。

いつでも点が入って逆転可能とはいえ毎回タイブレイクを見ているようで観客もちょっと飽きちゃいそうです。

プロ野球で金属バットが解禁された場合の選手への影響

野球場の外野から内野を見る
とにかく打球が速くて飛距離も出る金属バットですから、観客はじめ選手たちにも怪我の危険のみならず命の危険も伴うことになるので冗談ではすまされませんね。

プロ野球の金属バット解禁は、身体の危険だけではなく、野球技術やモチベーションの低下につながる可能性もあります。

バッティング技術の低下

「金属打ち」という言葉をご存知でしょうか。

金属バットは技術の未熟な高校生でも飛距離が出るようになっていますから、バットの芯に当たらなくても筋力さえあれば遠くへ飛ばすことができます。

この、筋力や金属バットの能力に頼ったバッティングの仕方を「金属打ち」といいます。

金属打ちは、バットの真芯にボールを当てる技術を磨く妨げになるとして高校野球界では論争が起きているほど、打撃の技術に影響を及ぼすものです。

プロでも金属バットが解禁されれば当然長打を打つために金属打ちをする選手が増えると思います。

「バットを短く持ってコンパクトなバッティング」などという発想がなくなり、職人と言われる選手が消えてしまう可能性があります。

ピッチャーの受難

ピッチャーにとって金属バット解禁は悪夢でしょう。

長打を打たれまくってアウトはなかなか増えず、回は進まない。球数増える。試合時間も半端ない。1番から9番までパワーヒッターが並び、気を抜く暇がありません。へとへとです。

防御率も5割程度でタイトル取れてしまいそうですね。半分も打たれて防御率トップとか、何だかモチベーション下がりそうですね。

金属バットでは真芯に当たらなくても飛距離が出せますから、バットの芯をうまく外す投球ができる技巧派のピッチャーも姿を消すことになってしまいます。

ゲームバランスが崩れてしまう

野球場で大勢の観客が盛り上がっている
さきほど防御率の話に触れましたが、野球が面白いのはピッチャーに対するバッターの打率のバランスが絶妙だからではないでしょうか。

どんなに一流と言われるバッターでも木製バットでの打率は3割程度。それがマウンドとバッターボックスの駆け引きに繋がって魅力的なのではと思います。

また、長打ばかりではバントも盗塁も必要なくなってしまいます。

プロ野球で金属バットが解禁されると「野球の面白さが半減」してしまうと考えざるを得ないです。

野球は緻密なバランスの上に成り立っている競技ですから、プロ野球において金属バットを使用することはまったく違う競技をするようなものではないでしょうか。

まとめ

  1. プロ野球で金属バットが解禁されると笑えないくらい危険
  2. プロ野球で金属バットが解禁されると野球技術が低下する可能性が
  3. プロ野球で金属バットが解禁されると、ゲームバランスが崩れて魅力が半減

プロ野球で金属バットが解禁されたらどうなるのか、を考えるとなぜ金属バットが禁止されているのかおわかりいただけたかと思います。

かの松井秀喜選手が高校生のとき、松井選手の練習を偵察した人が「あかん。プロが金属バット持ってる」と言ったそうです。プロの選手が金属バットを使うのはある意味「反則!」的なことなんでしょうね。

しかし、試合をはなれて別のゲームとして楽しむにはプロの選手が金属バットで打席に立つなんて夢がありますね。

とんねるずの「スポーツ王は俺だ!」の人気コーナー「リアル野球BAN」では負けたチームのプロ野球選手が普段の木製バットから金属バットに持ち替えて打席に立つワクワクが見られます。


軽く振っただけなのにドームの最上段へ飛ばしたり、ピッチャーでもセンター一番深いところの上段へ飛ばしたり「やっぱりプロは凄い!」と驚かされますね。

プロ野球の選手がどれだけパワーや技術が高いのか思い知らされます。

だからこそ、試合では今のまま木製バットで我々を楽しませていただきたいものです。

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