活発に動くことが好きな猫ちゃんを飼っていると、いつも泥だらけで帰ってくるなんてことありますよね。
私の飼っている猫ちゃんも、なんだかいつも土の香りがして、困っています。
猫も外から帰ってきたら自分で手を洗ってくれたらいいですが、そうはいきません。
だったら、あなたが猫ちゃんの手足を拭いてあげましょう!
でもいくつかのコツと注意点があるので、ご紹介していきます。
猫のことを知るチャンスでもあります。
お湯を使って猫の足を拭こう
猫の足を拭く1つ目のコツは、お湯を使うことです。
もし水を全く怖がらない猫ちゃんだったら、洗面器や浅いバケツに38度くらいのお湯をはってジャブジャブ足を洗ってしまうのが簡単。
冷たい水を使ってしまうと、猫ちゃんがびっくりして暴れてしまう可能性があるので注意しましょう。
洗った後は、乾いたタオルを使って、水気をしっかりと取ってあげます。
水気が残ったままですと、猫ちゃんも不快に感じますし、家の中のほこりがついて猫ちゃんがモップ状態になりますよ。
床はキレイになりますが、猫は汚くなるので本末転倒状態です。
【参考】マイクロファイバーのタオル
水を怖がる猫ちゃんでも、お湯で温めたホットタオルで足を拭いてあげることで汚れを取ることができます。
この温度も大体38度くらいです。
固く絞ったホットタオルを使いましょう。そうすることでふき取りの時間を節約することができます。
猫ちゃんの足を4本拭くくらいならば、作ったホットタオルが冷たくなるという事はないと思いますが、もしも冷たくなってしまったらすぐに温め直して拭いてあげてくださいね。
猫の足拭きはスピーディーに終わらせる
「肉球の間をもっとキレイにしたい」「爪にも土がついてるなぁ」と気が付いてしまうと、ドンドン時間が過ぎて行ってしまいます。
猫のケアはなんでもそうですが、スピーディーに終わらせるのが鉄則です。
必要以上に時間をかけてしまうと、猫ちゃんもイライラしてきて我慢ができなくなるからです。
「ぱっと拭いて大体取れていればいいや」くらいの気楽な気持ちで拭いてあげましょう。
意外とグワっと猫の足をわしづかみにして、スピーディーに拭いてあげるほうが、猫ちゃんも嫌がらなかったりします。
気迫と大胆さと素早さをもって、スピーディーに終わらせちゃいましょう!
猫の足は拭かなくてもキレイ⁉
猫の足を拭かないという飼い主さんは意外と多いんですよ。
それもそのはず。猫はもともと非常にキレイ好きなので、汚れたら自分でなめてキレイにするという習性があります。
これを「セルフグルーミング」と言います。
多頭飼いの場合で、他の猫ちゃんに対して行う場合は「社会的グルーミング」もしくは「ソーシャルグルーミング」とも言います。
リラックスタイムやコミュニケーションも兼ねているので、極端にあなたが介入してしまうと逆効果になる場合も。
床を汚したくない気持ちも分かりますが、ほどほどにしてあげてくださいね。
ドアや窓の入り口に猫用に玄関マットを置いてあげると、小石や土の塊がとれるのでオススメです。タオルとか小さなマットなんかでもいいですね。
ペットの足洗浄専用のカップ??
以前深夜の通販番組で見たことがあるのですが、ペットの足を洗うグッズが紹介されていました。
私けっこう通販番組を見るのが好きなんです。
「犬の足クリーナー」とか「ブラシカップ」とかそんな感じのネーミングだったと思いますが…。
Amazonを調べるとありました!
マグカップくらいの大きさで、カップの中に柔らかいシリコーン製のブラシが入っています。
カップに水を入れた後、猫ちゃんの足をその中に突っ込んで、カップを回転させるとあら不思議!
猫ちゃんの足がキレイになっているという画期的な商品です。
実際の効果はどれほどの物か正直わからないですが、ネタとしてはおもしろい商品ですよね。
値段も1000円前後とそんなに高くなかったと思うので、興味があったらぜひ試してみてください。
猫の足を上手に拭くまとめ
- お湯でホットタオルを作り、固く絞ってから拭くと上手にできます。温度は38度くらいです。
- 猫ちゃんをイライラさせないために、スピーディーに終わらせることを意識しましょう。
- 猫はキレイ好きなので、拭かなくても大丈夫です。
- 世の中にはペットの足洗浄カップなる、面白い物があります。
猫ちゃんを清潔に保つということは、猫ちゃんの健康につながるのでとても大切なことですね。
猫ちゃんとのコミュニケーションの機会にもなりますので、ぜひ猫ちゃんの足をチェックしてあげてください。