バスケットボールにおいてポジショニングは非常に大事です。
一人一人の能力によってそのポジションも変わってきます。
その人の適したポジションというのがきっとあり、
自分の得意なものをさらに伸ばすこともできるでしょう。
そんなバスケットボールにおけるポジションと身長の関係性について、
今回は説明していきたいと思います。
ポジションの種類
バスケットボールにおいて大きく５つにポジションは分かれますが、
細かな役割で見てみれば複数あることになり、誰かが一つを全うするのではなく、
その時の状況によって変わります。
しかし大きく分ければ５つのポジションに分かれ、
役割をこなしていきます。
そんなバスケットボールの５つのポジション、
挙げてみますと、
- ポイントガード
- シューティングガード
- スモールフォワード
- パワーフォワード
- センター
というようになります。
それぞれがパスやドリブル、シュートの役割をどれだけ担うかによって、
種類が変わってきます。
それでは一つずつ見ていくことにしましょう。
チームの司令塔、指揮官
チームスポーツには必ず司令塔と呼ばれる存在が居ます。
チームの士気を高めたり、
鼓舞したりして、かつカリスマ性があったり、
得点力があることも重要です。
このポジションはポイントガードと呼ばれます。
ポイントガードの役割は、
ドリブルやパスなど、技術や能力を活かしたプレートいうよりは、
それも大事ですがチームを引っ張っていくことが大事になります。
声を張り上げたり、
メンバー一人一人に声をかけたり、作戦を伝えたりして、
チームの団結力を高めていきます。
リーダー的存在ですね。
これが務まる選手はゲームを見通す冷静さや判断力などが必要でしょう。
テクニックを惜しげも無く披露する役
自身のプレーを次々と繰り出していき、
まるでマジシャンのような技の数々を見せる役とも言うべきでしょうか。
そんな役割をするのがシューティングガードです。
このポジションはとにかく体を張ったプレーと言うよりも、
ゴールを攻めて攻めて攻めまくる攻撃的な力が必要になります。
そのためドリブル、シュート力の高さが必要になってきます。
ボールの扱いの上手さがものを言い、
相手を次々とかわしていきます。
攻撃に特化したポジションと言え、
チームの表面的な得点力に繋がります。
ドリブルやシュートに特化したポジション
これはスモールフォワードの役割になります。
時に体を張ったり、空中戦に挑んだりと、
とにかくステップを踏んで果敢にゴールに攻めていく役割をします。
高い身長よりも、身体能力を必要とします。
パスを受けた瞬間からすぐにドリブルを攻めていき、
相手のディフェンスをかわしていく身のこなしも必要です。
柔軟でしなやかな動きができ、シュートの正確性も要するという、
かなり頭を使うポジションでもあると言えるでしょう。
周りから見てもその勇ましいプレースタイルに息を飲むことでしょう。
パワーと柔軟性を兼ね備えることは非常に難しいことです。
しかしこのポジションが務まればゲームの流れを一気に持っていくことも可能でしょう。
高身長が向いている仕事
バスケットボールにおいてただ身長が大きいというのは、
一つのステータスにしかなりません。
それよりもパスであったりドリブルの能力であったり、
他の部分でも求められるものがあり、試合はそうした技術をいかに出していくかが大事になります。
とは言っても高身長の選手が得意とするポジションはあります。
それはセンターです。
よくゴール下での競り合いをすることが見られるのですが、
その時に体を張ってボールを取りに行くポジションがこれに当たります。
また高い打点でのシュートを打つことができ、
攻守共にできることが重要になってきます。
これができる選手は身長を持っていなければ成し得ません。
非常に分かりやすくしかし重要なポジションになってきます。
まとめ
バスケットボールは身長の高い人がやるスポーツと捉えられがちですが、
実際はそうではありません。
自身のテクニックを活かせれば、必ずしも身長があることだけが有利とは限らないのです。
それぞれ個々の能力を発揮できるポジションが用意されているため、
自分の得意そうなポジションを見つけるのもまた、
バスケットボールの楽しさかもしれませんね。
そしてバスケットボールは何よりチームスポーツですので、
個々の能力を高めつつ、
チームが一丸となって試合を作れるよう、
雰囲気づくりも大切です。
強いチームは強い団結力から生まれてきます。
以上バスケットボールにおける身長とポジションの関係の記事でした。