四字熟語がいいかな?それとも英語がいい?
学級目標は新学期が始まると立てるもので、先生が決めたり、生徒から募集して決めたりします。
今回はそんな学級目標に使える漢字や英語の言葉を挙げていきます。
いい学級目標があると見えないところでモチベーションに繋がるので、ぜひ参考にしてみてください。
ついでに意味も覚えられる―四字熟語の目標―
目標の定番でもある四字熟語は短くて覚えやすいですよね。
単に四字熟語としての意味だけでなく、その意味が前提にあることで、どんなクラスにしていきたいか話すとより印象深い学級目標になります。
以心伝心(いしんでんしん)
言葉にしなくても、お互いが心と心のフィーリングで通じ合うこと。
息を合わせるともいいますね。
歌にもなっている有名な四字熟語ですが、学生時代に目指したい友人との関係になります。
一日一善(いちにちいちぜん)
一日に一つの善いおこないをして、それを毎日励行しなさい、という標語。
本当にできるかではなく、心がけることが大事なので、目標として置いておきたい言葉です。
一致団結(いっちだんけつ)
おおぜいの人が、たった一つの目的をゴールとしてまとまること。
運動会などでも使われる言葉ですが、それ以外でもクラスが団結しなければならないことはいろいろあるので、学級目標としても適しています。
獅子奮迅(ししふんじん)
獅子(ライオン)がいさましく戦うように、強烈なパワーでもって物事に立ち向かうこと。
活気あるクラスを目指す時にかかげたい言葉です。
やんちゃのし過ぎには注意ですが、基本的には元気で明るいクラスが望ましいものだと思います。
首尾一貫(しゅびいっかん)
政策、方針、考え方、発想などが、最初っから最後まで曲がらず変わらず、筋が通っているさま。
個人ごとにも目標はあるものなので、それを後押しするために全体の目標にして良い言葉です。
精神一到(せいしんいっとう)
こころを集中し研ぎ澄まして、困難なことに相対すれば、どんなことでものりこえられる…。
集中力は中学生の時だとまだまだ足りない部分があります。
だからこそ、集中することが大切であるというこの言葉を目標にしてみるのも良いと思います。
積土成山(せきどせいざん)
ちいさなことでも淡々と積み重ねをすれば、いつかその成果が大きな山となって、物事を成し遂げられる。
コツコツとやるというのは大人になっても活かされることです。すぐに結果が出なくてもそれは無意味でないということも教えながら設定したい目標になります。
切磋琢磨(せっさたくま)
学業成績や道徳的な行いを、さらに練り上げ、磨き上げること。
また、ともだち同士がそれぞれ励まし合い・競争し合って、相乗効果となって向上すること。
まさしく学生の目標にすべき言葉です。
よく聞く言葉でも意味を詳しく知らない言葉もあるので、持っている意味をきちんと教えてあげましょう。
日進月歩(にっしんげっぽ)
日に日に、絶えず進歩すること。
常に成長するのは難しいことですが、目標としてそう考えることは何も悪い事ではなにので、目標にしたい言葉です。
文武両道(ぶんぶりょうどう)
学芸と武道それぞれ両方にすぐれていること。
これもよく聞く言葉ですが、勉学と部活動の両方に力を入れることは中学生だからこそできることなので、その辺りを説明しつつ目標としましょう。
勇往邁進(ゆうおうまいしん)
大関や横綱に昇進した力士が口上としてよく使う言葉としても有名ですね。
これは恐れひるむことなく、自分の強い目的・おおきな目標に向かって、ひたすら前進すること。
後押しをする言葉として有効なものです。新学期という変わり目では様々な面で変化がありますが、それを恐れないようにこの言葉をかかげておきたいものです。
よりかっこよく見えるかも?―英語の目標―
最近では企業のスローガンも英語で掲げられることも多いです。
英語で書くとスタイリッシュに見えますし、一味違う学級目標になると思います。
Be together as one
心を一つにという意味です。
特にクラスができたての一学期にかがけたい言葉です。
For one purpose
目的に向かって一つになろうという意味です。
この学級目標を大きな目標として、他に小さな目標を立ててそれを目指していこうという団結を促す言葉になります。
Go for it
やってみようという意味です。
新学期という時期は新しいことを始めるのにふさわしい時期です。
また、普段できなかったことを改めてやることもやってみようという意志が大切になります。
ONE FOR ALL ALL FOR ONE
一人はみんなのために、みんなは一人のためにという意味で使われることが多いですが、本来の意味では、一人はみんなのために、みんなは一つの目的のためにという風になっています。
どちらの意味にしてもクラスの団結力を高める学級目標になります。
昔のテレビドラマ「スクールウォーズ」で覚えた方も多いでしょう。
かなり過激な描写もあったので、いまでは放映できない内容でしょうね…?
Step to the future
未来へのステップという意味です。
中学生でも将来を考えなければならないタイミンが何度かやってきます。
その中で新たに挑戦することは次のステップに繋がるという意味を説明するとより良い目標として伝わると思います。
The sky is the limit
無限の可能性という意味です。
将来を考えることになる時も中学生ならまだいろいろな道が考えられます。
夢は大きく持っていろんな可能性を考えるという意味を込められる目標です。
まとめ
今回挙げたものは解釈を変えれば高校でも社会でも目標にできる言葉になり得ます。
一つだけという決まりはないので、いくつか選んで目標にしてみてください。