アメリカのアニメは日本でも大活躍していますね。
古くは「ポパイ」(年齢がばれそうですね、笑)、最近リメイクされた「トムとジェリー」などなど、海を渡っておなじみのキャラクターがたくさん生まれました。
今回は「スポンジボブ」のストーリーと、アメリカ・日本の両方の声優さんについてみてきます。
日本産のアニメでは声優さんが途中やシーズンごとで変わるって、あまりありませんが…調べると意外な結末が。
特にプランクトンの声優を中心に紹介しましょう。
プランクトンのキャラクターと歴代声優
ジェルドン・J・プランクトンとは、レストラン「エサバケツ亭」のオーナー。
一つ目の小さな緑色の生き物で頭には2本の触覚が生えています。
向かいのお店であるカニカーニの看板メニューのレシピを盗もうとしていますが、いつも失敗しています。
邪悪な性格であることから町一番の嫌われ者で、孤独を唯一支えるのは、コンピューターの妻カレン・プランクトンだけ。
そんなプランクトンの声優を務めたのは海外ではどのシーズンでもミスター・ローレンスという俳優さんが勤めています。
日本語版のプランクトンの声優は?
#スポンジボブ
小木曽裕子さんサンディはお転婆でちょいガサツなところがかわいい
松浦さんはプランクトンとの演じ分けも素晴らしいけどより女の子らしい部分が強調されてるサンディは超癒し。 pic.twitter.com/Jag0XLzcyp— LAIN ART WORLD (@lainartworld) 2019年3月16日
日本語版ではシーズン1~3の中期までを小木曽裕子、シーズン3後期以降と劇場版2では松浦チエ、劇場版1ではチョーが声優を務めています。
日本語版で声優が変わっているのはプランクトンだけではなく、全体的に変更がされています。
理由としては最初のシーズンではマウスプロモーションがキャスティングを仕切っていましたが、その後の複数のキャスティング変更があったことから兼ね役だったものに声が付いていき変更が多くなりました。
変更が多くなったのは製作上の問題ではなく、声優の体調不良などが理由になっていました。
ちなみに主な登場キャラクターでは以下のように変わっています。
スポンジボブ・スクエアパンツ
海外版:トム・ケニー
日本語版:シーズン1~3 鶴博幸 シーズン4以降 松野太紀
イカルド・テンタクルズ
海外版:ロジャー・バンパス
日本語版:シーズン1~8 納谷六郎 シーズン9以降 上田燿司
パトリック・スター
海外版:ビル・ファッガーバッケ
日本語版:シーズン1~8 谷育子 シーズン9以降 劇場版2 かぬか光明
劇場版1 長嶝高士
サンディ・チークス
海外版:キャロリン・ローレンス
日本語版:シーズン1~3中期 小木曽裕子 シーズン3後期以降 松浦チエ
カレン・プランクトン
海外版:ジル・ティレイ
日本語版:シーズン1、2 不明 シーズン3~8 劇場版1 谷育子
シーズン9以降 劇場版2 高橋里枝
実はスポンジボブを見た事がないあなたへ
日本においてもマスコットキャラクターとして認知されているスポンジボブですが、その中でも実際にスポンジボブのアニメを見たことがないという人は結構います。
2019年4月現在では、NHKのEテレで毎週土曜日の午後6時から放送されています。
>>>NHK Eテレ 公式サイトへ
それ以前もEテレで放送されていたこともあります。
本家であるアメリカでは子供向けアニメの第一線を走り続けており、長い期間放送されていることから幅広い世代から人気を得ています。
それを聞けばNHKのEテレで放送されていても違和感はない……と思うかもしれませんが…
一定の層からすると、なぜNHKに!?と思われることもあります。
なぜNHKで放送しているのか?
スポンジボブのストーリーは基本的に1話完結式のスタイル。
サザエさんみたいですね。
そして内容としては何かしら事件が起こってそれを解決したり、あるいはしなかったりするのですが、お話の中での主人公であるスポンジボブのテンションが異常に高かったり、その他のキャラクターもどこか頭のネジが一本抜けたような言動をすることがあります。
スポンジボブには下ネタはありません。
そこは安心して見られるところです。
しかし、ブラックジョークやグロテスクな描写は多々あります。
別に血が出るとか直接的な描写があるわけではないのですが、元のアメリカのジョークのノリをそのまま日本語版でもやっているので、見る人によっては、本当にこれはアメリカの子どもたちに受けているの?と思うことがあるものです。
この辺りは国によって感性が違ってくるせいかもしれません。
ただ、この感情が生まれるのは意外なことに日本のある程度物分かりが良くなった年齢の人だけで、小さな子どもたちにはスポンジボブのお話のウケは良い物になっています。
日本のアニメでも大人になってから見ると、別の視点で見れて感動したり、恐ろしさを感じたりすることがありますが、違う国で作られたスポンジボブについても同じような現象が起こっているのです。
さて、このように書かれるとこの記事をたまたま見て、まだ一度もスポンジボブを見た事がない人はちょっと興味が出たと思います。
見やすい環境で放送されていますので、ぜひ、視聴して自分がどんな感情を抱くか確かめてみてください。
まとめ
- スポンジボブのキャラクター・プランクトンの声優はアメリカ版はミスター・ローレンス氏
- 日本語版の声優はシーズンごとに変わっていて小木曽裕子、松浦チエ、劇場版1ではチョーが担当
- NHKで放映されているのは下ネタがない・子供でも安心して楽しめるものになっているからと推測される
今回はスポンジボブについて見ていきました。
声優を見て気になった人はぜひ本編を見てみましょう。