残業が終わってやっとの思いで帰宅し、あったかいふっかふかの布団の中で猫ちゃんと一緒に寝る。
「これが幸せの瞬間か…」と思います。
一方で、猫と一緒に寝たことが全くない、という方もいらっしゃるでしょう。
猫はなぜあなたの顔にくっついて寝るんでしょうか?
愛猫家なら気になりますよね?
この記事では、猫ちゃんが顔をくっつけて寝る理由や一緒に寝やすい猫ちゃんの性格をご紹介していきます。
猫が顔をくっつけて寝るのは信頼の証拠
あなたの猫ちゃんが顔をくっつけて寝るのは、あなたを心から信頼している証拠です。
猫にとって睡眠とは、無防備で常に狙われる危険があり、休んではいますが警戒をしていないといけない時間。
あなたを信頼していないとしたら、あなたの半径2メートルの範囲でも寝ることは絶対にないと思います。
無防備な状態で睡眠をとる事というのはあなたを信頼していないとできない事なのです。
さらに、猫ちゃんの寝る場所が近ければ近いほど、信頼度が高く、顔をくっつけて寝るのはあなたのことをもっとも信頼している証拠だといえるでしょう。
ちなみに、私の飼っている猫ちゃんは顔の近くで寝ることはこれまで1度もないので、100%は信頼されてないと思うと、ちょっと悲しい気持ちですね。
100%信頼されているあなたがうらやましい限りです。
一緒に寝ることで暖をとっている
夜寝る時に寒いので、あなたを湯たんぽ代わりにしていることも。
猫の多くは砂漠地帯にルーツがあることが多く、イエネコになっても寒がりな猫ちゃんが多いです。
あなたが「今日はちょっと寒いな」と感じる温度を、猫ちゃんは「今日はちょー寒っ!」と感じることもよくあります。
なので、ちょうどよく暖を取れて、あんまり動かない状態のあなたにくっついているのです。
私も猫ちゃんと一緒に夜眠ることが多くあります。
冬の寒い日なんかは、布団にもぞもぞ入ってきて、お腹の横で寝ることが多いと思います。
最初は暖かくていいんですが2時間くらいたってくると、暑苦しくなってきたり、寝返りが打てずに逆に疲れてくるなんてことも。
最近は、夜長時間一緒に寝るよりもお昼寝で短時間一緒に寝るほうが寝苦しさが軽減されることに気が付きました。
布団で寝ることが気持ちいい
飼い主さんを信頼している、していないというよりも、ベッドの暖かさやフカフカが好きといったパターン。
人間だってせんべいみたいに固い布団が良いと言う人もいれば、スプリングが入ってないといやだと言う人もいます。
猫だってさまざまな性格があって、固いマットの上で寝るのが好きな子もいれば、フカフカのベッドが好きな子もいます。
「ベッドの上が狭いから体がくっついちゃうけど、何も気にしてないよー」という気持ちで寝ているのかもしれませんね。
気にしていないというだけで、信頼していないとか嫌いと言う訳ではないので、ベッドで寝ることを許してあげてください。
もしかしたら、日中あなたが家にいない時間も一日中ベッドの上で過ごしているかもしれませんね。
甘えん坊さんは顔をくっつけて寝やすい
想像するに難しくないですね。
やっぱり甘えん坊な性格の猫ちゃんのほうが飼い主さんの近くによってきやすいです。
「少しでもあなたの近くにいたい」
「起きた瞬間から頭をなでてほしい」
こんな感情から、あなたの顔の近くで寝るのが一番いいだろうと考え、寝る時に顔をくっ付けるのです。
私の友人の猫ちゃんはとても甘えん坊な性格の猫ちゃんで、まるで犬みたいに誰にでも寄っていくタイプの子です。
遊びに行くと、いつも寄ってきてくれて私の膝の上で寝てくれます。
とってもかわいいですよね!
オス猫ではまだまだ子猫気分が抜けていない子、メス猫では子供は生んでいないけど母性本能が出てしまった子とかは甘えん坊な性格の猫ちゃんになりやすい気がします。
猫が顔をくっつけて寝てくることのまとめ
- 猫ちゃんがあなたのことを100%信頼している証拠。
- 寒いので、あなたで暖を取っている。
- ただ単にベッドで寝るのが好き。そこにたまたまあなたも寝ている。
- 甘えん坊な性格なので、寝ている時も一緒にいたいため。
猫はそもそも単独行動を好む性格です。
ですから猫があなたの顔の近くで寝るということは、それだけあなたを信頼している証拠です。
でも信頼しているからと言って、猫ちゃんを踏みつぶしたり、寝ぼけて猫ちゃんを蹴ってしまわないように、気をつけてくださいね。