ある日携帯が鳴り、チェックしてみると1通のメールが届いていました。
メールを開いてみると、「有料コンテンツの料金が未払いです。本日中に連絡が無い場合、訴訟手続きに移行します。至急ご連絡ください。」
こんなメールが届いていたら一瞬ドキッとしますよね。ほんと焦ります。
利用した記憶はないけど、裁判起こされたら困るから返信したほうが良いのかな?
そんな不安を抱える必要は絶対にありません。
この記事を読めば、不安を抱えていたのがうそみたいな、安心感が得られます。
「コンテンツ料金未払い」「訴訟手続き」と書かれたメールは詐欺!!
私も某有名動画サイトの会社名が書かれたメールが携帯に届いたことがあります。
その時もやはり「有料コンテンツの利用料金の支払い確認が取れません」といった文面のメールが届きました。
私はその動画サイトを利用したことが無かったので、何だこのメールは?と思いつつ、これヤバいんじゃないか。ととても不安になりました。
ネットに詳しい友人に相談した所、「それ詐欺メールだよ。」とはっきり言われました。
そうなんです。
こんな文面のメールは全て架空請求という詐欺メールなのです。
架空請求メールを見分けよう
そもそも、料金未納に関して訴訟手続きを開始しますよ。と企業や団体が事前に教えてくれるなんて常識的にあり得ません。
料金未払いに関しても、有料の動画配信サービスは、事前に会員登録が必要なうえ、料金を前払いしなければ動画を視聴できないシステムになっています。
ですから、現実的に考えて未払い料金が発生することはありえないのです。
身に覚えがないのに、そんなメールが届いたら100パーセント詐欺です。
詐欺グループは「有料コンテンツの料金が未納」「支払わなければ訴訟手続きを開始します」「至急ご連絡ください」などの表現であなたを慌てさせ、不安感を最大限にあおりまくって、「料金を払わなければ大変だ」と思い込ませようとします。
一度落ち着きましょう。
携帯から目を離して、深く深呼吸します。そして声に出して「イチ、ニ、サン」と数字を数えます。
それからメールの文面を落ち着いて読んでみます。
もう一度読んでみてもやはり身に覚えがないなら、それは架空請求の詐欺メールでしょう。
実際にメールが届いたらどうしたら良いの?
それでは、こうした内容のメールが届いたらどうしたらいいのでしょうか?
ベストな方法は無視することです。
すぐにメールを削除してゴミ箱に捨ててしまいましょう!
もし返信したりメール内のリンクにアクセスしてしまうと、詐欺グループに良いカモが釣れたと思われてしまい、後日大量のメールが届いてしまいます。
面白半分に返信した友人がいましたが、返信した次の日から1日100通くらい迷惑メールが届いて、ひっきりなしに携帯が鳴っていました。
「ご理解いただけてますでしょうか?」「メールは御覧頂けてますか?」「重要なお知らせです。」などなどのメールが10分に1通くらいの頻度で送られてきます。
本当に迷惑ですね。
詐欺グループの熱心さには驚きです。そこまで熱心にメールを送れるなら、もっと他の人のためになることに情熱を注げばいいのにって思います。
それでも心配なら、こうしよう!
無視してもまだ不安がのこっているなら、最寄りの警察署や消費生活センターに相談しましょう。
警察署にはサイバー犯罪に係る相談窓口が設置してあり、どう対処したらいいのか警察の方が相談に乗ってくれます。
また、一度流失してしまったメールアドレスには繰り返し迷惑メールが送られてくるケースが多いです。
いちいち架空請求メールを手作業でゴミ箱に移すのは面倒なので、メールソフトやあなたが今使っている携帯で、迷惑メールを不要なものに振り分ける設定にしてしまいましょう。
Gmailなどのフリーメールを使っている場合でも、迷惑メールをフィルタリングして「迷惑メールとして報告する」などの機能が無料で使えることがあるので、一度確認してみるのがおすすめです。
架空請求メールについてのまとめ
架空請求メールと分かっていても、実際に届くと焦るものです。
- 「コンテンツ料金未払い」「訴訟手続き」などの文面が書かれているメールは詐欺です。
- 落ち着いてもう一度読んでも、身に覚えがないなら、やはり架空請求の詐欺メールです。
- そうした迷惑メールはさっさとゴミ箱に入れて、無視しましょう。
- それでも心配なら警察署に相談しに行きましょう!
迷惑メールは無視すればいいと知ると、安心ですね!
これからは徹底的に無視していきましょう。