スピリチュアルの世界で考え方の一つに「潜在意識は執着がなくなったら願い事を叶える」
と言うものがあります。
例えば、
お金持ちになりたいと思って、その考えに強く執着してしまうと、
いつまでもお金持ちになれない現実が叶え続けられます。
恋人が欲しいという思いも同様で強く執着すると、やはり、いつまでたっても恋人ができない現実を叶え続けてくれます。
それなら、お金持ちになれなくてもいい、恋人はいらないと思えばいいのかと言うと、それもまた違うのですよね。
そう思ってしまうと、願い事ではなくなりますので当然、願いは叶えられません。
「潜在意識は執着がなくなったら願い事を叶える」を実現すべく、執着の捨て方2つ伝授します!
執着が今の現実の否定的視点を強めているので願いや想いをノートに書こう
私たちは、過去でも未来でもなく今という瞬間を生きています。
今、欲しい物に強く執着しているという事は、実際に今はないという否定的視点を強めている事になります。
そもそも既にある物なら欲しいなんて思わないですしね。
願い事をしても、その後、願い事にとらわれすぎなければいいのですが、無意識で執着しているので、なかなか捨てることは難しい面もあります。
そのために活用して欲しいのが、執着している願い事をノートに書き出してみるということです。
あなたが、どれくらい、その願いを叶えたいのか、その想いも一緒に書き出してみるといいですね。
例えば、復縁を願っていて相手に強い執着がある場合。
とは言え、復縁となると相手ありきの事ですし、先ずは今、相手が自分に振り向かない状況である事を受け入れ認めること、そして、そんな相手を赦(ゆる)す事からはじめましょう。
相手の心を自分の思い通りにしたくてもできませんよね。
人をコントロールするのは、とても難しい事です。
もし、力づくでコントロールしようものなら相手を支配してしまう事になります。
そこに純粋な想いはありません。
このような強い執着があってストレスになっている時にもノートに書き出してみて下さい。
この作業は、ストレスの解消につながるくらい効果的なんですよ。
強い執着がある時は無理に執着を手放そうとしない
執着がある時には、逆に執着しまくってみる事をオススメします。
え!!!!逆の事をするの?と思った方も多くいる事でしょう。
執着は、捨てようと意図してできるものではないからです。
勝手に執着が手放されるまで、徹底的に執着してみるんです。
なんだか想像するだけで、とても疲れそうですけどね(笑)
第一、執着を何が何でも捨てたいと思っていること自体、執着している事になりますから(笑)
30代の独身女性を例にとると、周りにいる友達が結婚ラッシュで次々、
結婚していく姿を目の当たりにして、自分も早く結婚したいと執着してしまいます。
このような時、つい無意識に考えてしまうのですよ、結婚したいと。
人と比較しなくてもいいと言ったって、やっぱり周りと比較してしまいますよね。
だから執着は、そのままに、今できる事に専念していけばいいのです。
この女性の例で言うなら、
- 女性らしさを磨く
- 婚活する
- 結婚したい事を周りの人たちに伝える
これを繰り返し行動していくと習慣になります。
「潜在意識は習慣」とも言い換えられるので、彼女が結婚に近づいていく事は間違いないでしょう。
行動が習慣化されると、それをする事が当たり前になっているので、
もう「結婚が叶うと疑いもしない」状態になってしまいます。
つまり、この時点で「既に執着が手放されている」事になります。
執着は願い事を叶えるには必要だが時として毒になる
願い事を叶えるのに適度な執着は必要です。
なぜなら執着しないという事は、関心がない、つまり願い事ではなくなってしまうからです。
しかし、時として強い執着は、毒になります。
毒と言ってしまうのは言い過ぎかもしれませんが、「叶えられていない現実に意識をフォーカスしてしまう」事になるからです。
人は、「強く意識した事が現実化していくようになっている」のです。
周りにいる人の口ぐせに耳を傾けてみてください。そこに現実が現れている事もありますよ。
例えば、いつもお金がないと口ぐせのように言っている人は、お金がない事に意識をフォーカスしているのでお金がない事が現実化されているはずです。
だから、事あるごとにお金がないと言ってしまう。
言ってしまうから、また現実化されていく。
このループから抜け出せるよう気づければいいのですけどね。
「潜在意識は習慣」なので、やはり普段から前向きな言葉を発したり、どれだけ小さな事でも豊かさにフォーカスを当てられる努力をしたいものですね。