インターネットをする上で欠かせないウイルス対策ですが、一番メジャーなのはウイルスバスターになるかと思います。
そのウイルスバスターは年間の更新が近くになるとはがきやメールで更新のお知らせをしてくれます。
そんな時、お得なキャンペーンが書かれていることがありますが、実はそのキャンペーンには落とし穴があるかもしれないのです。
今回はそんなお得なウイルスバスターの更新について見ていきます。
ウイルスバスターの通知の仕組み
まず、ウイルスバスターの契約更新はライセンスの期日から90日前に3つの案内によって通知されます。
①振込用紙付きダイレクトメール
②Eメール
③パソコン上でのポップアップ
また、上記の3つを利用しない場合や案内に書かれた手続の期限を過ぎた場合はwebで契約更新することになります。
事前にあんしん自動更新の設定がされている場合は、クレジットカードから契約更新期限の前月末までに自動で課金されます。
実は損してる?はがきの落とし穴
そんなウイルスバスターの案内の中ではがきで「超早得キャンペーン」の案内をされることがあります。
内容的には~までに契約を更新すると何円か安くなるというものです。これについてはパソコン上のポップアップでも告知されることがあります。
「超早得」と書いてあるくらいですからこれを案内の通り早めに更新した方がいい!……と思いがちですが、それらのキャンペーンの内容をよく読まなければいけません。
このはがきでの案内では更新に加えてプレミアムサポートが付くようなプランになっているのです。
プレミアムサポートとはウイルスバスターに関するトラブルやPCやスマホ全般に対する質問について24時間365日体勢で対応してくれるサービスになります。
このサポートが必要なのはあまりネット関連の知識がないパソコン初心者が使うもので、契約更新を使っている人がそのようなサポートが必要かと言われるとあまり必要ではないものになります。
つまり、この不要なサポート分の余計なお金を払ってしまうことになるのです。
よく読めばわかることですが、書き方も「超早得」が優先されていて、勘違いをしてしまってもおかしくはないものになります。
もちろん、更新のタイミングでそういうサポートを付けたいという人にはこのサポートをお得に買えるものになります。そうでない場合は、このキャンペーンに流されない方が良くなります。
更新も正解ではない?一番お得な方法
そして、実のところ更新が一番良い方法かと言われると、そうでもないのです。
確かに契約更新でのウィルスバスターの価格は通常よりも少しは安くなりますが、最初に買った時に付く無料延長期間の特典も付かなくなってしまいます。
もっとお得に最新のウイルスバスターを手に入れる方法は新規のものを買うという方法です。
ウイルスバスターを最新のものにするには新規でも更新でも差はありません。
新規のウィルスバスターはAmazonや楽天などのネットショップでセール価格で売られていることがあり、一番いいセール時には価格の半分で購入できることがあるのです。
【参考】Amazonならびに楽天の商品
それを考えると、更新価格でちょっと安くするよりは、新規のものを買って半額に近い値段で買う方がお得になるということです。
新規はダウンロード版を買う方がオススメです。
注意点
ただし、新規のウイルスバスター入れる時は、ライセンスの更新期限が切れた次の日から7日以内に新規のシリアルナンバーを入力した方が良いので、そこは気を付けなければならないところです。
更新ではないので、新規を更新期限が切れる前に入れると、そこから新規分の期間が始まってしまい、前の分の期限を損してしまいます。
ウイルスバスターは更新期限後の7日間は猶予期限として作動しているので、その間に新規を入れる方が最も損をせず使える方法になります。
また、最初に紹介したあんしん自動更新に入っていると勝手に課金されてしまうので、入ってしまっている人は解除する必要があります。
まとめ
今回の記事についてまとめると、
- 「超早得キャンペーン」は余計なサポートが付いている
- 更新より新規でウイルスバスターを買った方が値段的にお得になる
- ネットショップのセールを狙うと半額で手に入れられることもある
の3つになります。
キャンペーンと書かれるとお得と感じてしまいますが、よく読まないと売る側の意図に引っかかってしまうことがあります。
更新よりも安く済む可能性は他にもあると思うので、皆さんも何かを新しくする際にはよく比較してから購入するようにしていきましょう。