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舞台の上手と下手では見やすさは変わらない?初心者必読の知識!

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舞台が脚光をふたたび浴びています。

これは漫画作品の舞台化や2.5次元舞台などで舞台の公演数が圧倒的に増えてきたからですね。

舞台に縁のなかった方々も、この機会に初めてホールに足を運ぶ人もいらっしゃるとか。

「舞台の基本的な知識を知って、もっと楽しみたい」…。

今回はそんなあなたのために書いた記事です。

ファンになりたての方からの、よくある質問は「舞台の上手と下手はどちらがみやすい?」というもの。

この記事を読めば、もっと舞台が面白くなりますよー!

上手と下手の位置と覚え方


まずは基本的なことを。

上手(かみて)と下手(しもて)とは舞台用語において舞台の左右を区別する言葉です。

上手は舞台から見て左側、下手は舞台から見て右側のことを指し、客席から見るとこの左右は逆になります(客席は上手が右側、下手が左側)。

なぜ左右で言わず上手下手という言い方をするかと言うと、これは舞台に立つ人達が舞台上で動いたりする時に左右で言うとステージと客席のどちらを指しているか混乱してしまうからという理由があります。

用語として一度覚えてしまえば立ち位置の基準にすることができるので、この言葉がずっと使われ続けているのです。

上手と下手の呼び方は日本独特

歌舞伎で使われていたことに由来しているという説があるように、上手と下手は日本の舞台独特の言い方です。

英語で舞台上の位置を指す場合は、舞台から見たものを基準として上手は「stage left」、下手は「stage right」と言います。

また、フランス語ではフランスの劇団コメディ・フランセーズの位置に由来して、上手は「côté cour(中庭側)」、下手は「côté jardin(庭園側)」と言います。

舞台用語としてある上手と下手ですが、舞台を見る側でもこの言葉が普通に使われることが多いので、できれば迷わずに覚えておきたいものです。

上手と下手のいい覚え方

上手と下手をすぐに覚える方法で一番なのは、ピアノの配置で覚えること。

舞台に楽器が配置される場合、一般的な場合は舞台から見て右、客席から見て左側になります。小学校の体育館に置かれているピアノを思い出すと良いと思います。

そして、その位置は下手に当たるので、ピアノと下手の語呂合わせで「ピアニッシモ」と覚えるという覚え方です。

ピアニッシモはだんだん弱くという意味もありますので、強弱の中で下の方という風に付け足せば忘れることもないと思います。

上手と下手の見やすさ事情


舞台の上手と下手に関してよく言われることは、どちらの席の方が見やすいかという話になります。

昨今のチケット事情では席を選べるわけではありませんが、より良い席で見たいという人が多いのは事実です。

では、実際に見やすい位置はあるものなのでしょうか?

見やすい・見にくいは基本的にない。ただし…

舞台上で見やすいという位置は劇場の規模によって変わってきますが、基本的には大きな差はありません。

舞台上で出たりはけたりするのも演出として上手と下手のどちらでも行われるものなので、上手だから去り際がよく見えるだとか、上手の方が演出の最後に使われやすいというものはないのです。

ただ、舞台が何度も繰り返し公演されている場合は、おおよその位置を把握できることもあります。

この場合は、先にその公演を見に行った人から情報を聞けば、演出上の見やすい位置が把握できるかもしれません。

推し俳優を見るなら先に見た人に尋ねよう!

また、上手と下手を気にすることには、好きな舞台俳優がいる方にとってはきわめて重要でしょうね。

例えば、好きな俳優が主人公を演じている場合は、位置として真ん中に来ることが多いでしょうし、それが主人公の英雄活劇であれば、日本人は右側を優勢に感じるので上手に主人公が配置されることが多いかもしれません。

また、好きな俳優が敵側のボスの役なら同じように真ん中に立ち、位置としては下手に配置することも考えられます。

このように、俳優が演じる役柄で見やすい位置がわかることもあります。

もちろん、これも先に公演を見に行った人から聞いてわかるかもしれないことです。

ただ、どの舞台においても言えることは、上手でも下手でも真ん中でも楽しめるような演出をしているのが普通…。

席によって見方が大きく変わる舞台も存在しないわけではないですが、基本的には位置だけで見にくくなるということは少ないといえるでしょう。

自分の体格で席の前後による見づらさは生まれるかもしれませんが、上手下手による見づらさは気にしなくて良いものだと思います。

まとめ

今回は舞台の上手と下手についてまとめていきました。

「ピアニッシモ」の語呂合わせで覚えておけば、舞台の説明をされる時も間違えずに済むと思うので頭の片隅に入れておいてください。

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