「ん」という言葉は基本的にしりとりでは終わりとされています。
どうして終わりなのかというと「ん」から始まる言葉というのは「基本的に存在しない」とされているため、しりとりで「ん」という言葉が着く場合には負け、もしくは終了とされてきました。
もしも昔の時代に「ん」から始まる言葉として世間に出回っていたのであれば、しりとりは「ん」で終わりにはなっていなかったかも知れませんね。
今回は「ん」で始まる言葉にはどのようなものがあるのか、どのような言葉があるのかについて調べてみました。
んから始まる言葉にはどんなものがある?
んから始まる言葉と聞いてピンとくる人はあまりいないでしょう。
どうしてピンと来る人が少ないのかというと、んから始まる言葉は一般的に流通しているような言葉ではないため、印象に残るような言葉ではありません。
それではどのような言葉があるのか具体的に見ていきましょう。
ンデベレ族という民族
ンデベレ族というのはアフリカに住んでいる原住民の名前で、まだ情報技術が発達していない昔の時代ではとても調べる事はできなかったでしょう。
アフリカのトランスバール地方に住んでいる民族で、民族の中にもんで始まる言葉のヒントが隠されていたんですね。
んだという言葉
これは演歌でもタイトルとして作られた曲の1つで、よく昔の人は使っていましたね。
どちらかというと方言として使われる場合が多いようで、「そうだよ」という意味で「んだ」と言われることも多いようですね。
ンジャメナという名前
ンジャメナという言葉は人の名前なのでしょうか、何か物の名前なのでしょうか?
実はどちらでもなく、アフリカに位置するチャドという国の首都の名前になります。
首都の名前なので、しりとりに使うには申し分ない言葉ととらえる事ができます。
聞いてみると人の名前というよりは都市の名前みたいな感じがしますね。
同様に「ンギグミ」という都市の名前も存在します。
ンギグミとはおかしな名前の都市と思う人もいると思いますが、日本人にしてみるとおかしい名前でも、海外では普通の名前として知られているものもたくさんあります。
ンランガノという町
世界にはたくさんの国が存在しているのですが、スワジランドという国にはンランガノと呼ばれる町があります。
名前的にはとてもかっこいい名前なのですが、もしもしりとりで「ん」が最後についても大丈夫というルールがあったとすれば迷うことなく「ンランガノ!」と言いたくなるような感じがするのは私だけでしょうか?
アフリカの言語
アフリカという国は先住民が集まったり、他の土地から移民してきた人達が作り上げた国ですので、統一された言語というものがありません。
一般的に統一された言語として、アフリカ語というものは存在するのですが、基本的に多くの言葉が混在する地域となっています。
アフリカの言語には、んから始まる言葉の言語が多いのでいくつか紹介したいと思います。
ンガダ語、ンガマンボ語、ンザック・ンバイ語、ンバンザ語、ンザカラ語など、多くの「ん」から始まる言葉の言語があります。
いろいろと調べてみると面白い発見があるかもわかりませんね。
しりとりはなぜ「ん」から始まる言葉で終わりなのか?
どうしてしりとりが「ん」で終わる言葉で終了となったのかと言えば、一般的には「ん」で始まる言葉に関しては、多くの言葉が見つからなかったためといえるでしょう。
ゲームには必ず勝敗を付けるため、終わりを決める必要があります。
平仮名の授業を受ける時でも最後にならうのは「ん」、日本語で「ん」で始まる言葉というのは極端に少ないため、
「んで始まる言葉」だけがどうしても日常生活において使われる事がなかったため、しりとりにおいても「ん」が終わりとされたのでしょうね。
んから始まる言葉【まとめ】
ここまで「ん」で始まる言葉について解説してきました。
意外と多くの言葉があったわけですが、昔の時代には現在のように情報を調べる方法も発達していなかったので、んから始まる言葉を見つける事ができなかったのかもわかりませんね。
現代のように、んから始まる言葉がインターネットなどを通じて簡単に探せる感じだったとすれば、んでしりとりが終わることはなかったのかもしれません。
しかし、しりとりを終わりにするには何かの言葉を「終わり」と決めつける必要があったのでんから始まる言葉でちょうどよかったのかもしれませんね。