誰かがあなたに何かをしてくれた時に「ありがとう」と伝えることはありますか?
ありがとうは漢字で「有難う」と書きます。「有る」のは「難しい」から「有難う」なんですね。 そこに、あたりまえの気持ちは少しもありません。
引き寄せの法則では、ありがとうの言葉をたくさん言うと引き寄せがより働き自分の望みが叶ったり奇跡が起こると言われています。
ありがとうと沢山言えば言うほど引き寄せはより働きやすくなるのでしょうか?私の検証物語です。
「ありがとう」いくら言ってるかカウントしてみた!
私は、スーパーでレジ係として働いています。いまも勤務中で、勤続年数は4年。ちなみに1日の中で「ありがとう」と言うのは就業時間内のみです。自宅では行っていません。
レジではひと月に約4000人のお客様と接しており、就業時間内は主にレジで精算しています。レジ以外でも売り場を通行中に「ありがとうございます」とお客様へお伝えすることもあります。
しかし、カウントするのは難しいのでレジで対応するお客様、単純計算でひと月約4000人へ「ありがとう」と言ったものとして累計数をカウントします。
未経験入社で勤務開始1年目は、多少の誤差があることもご了承ください。次からは時系列で書いていきますね。
勤務1年目(「ありがとう」と言った数…1回目〜48,000回)
未経験だったためか、最初は緊張感から顔がこわばっていました。同じレジ係の上司からそれを指摘されるぐらい、当時、わたしの表情は固かったようです。
中学時代の同級生にかなり久しぶりに再会し、連絡先を交換するという出来事がありました。これは、願望として引き寄せたいと特に思っていませんでしたが、わたしにとって嬉しい出来事のひとつになりました。
勤務2年目(「ありがとう」と言った数…48,001回〜96,000回)
仕事にようやく慣れてきた勤務2年目のおわり頃、突然、体調不良に見舞われました。
しかも、病院に行って検査をしてもらっても、異常なし。それでも気になる症状は消失せず、少々困り果てていました。
勤務3年目(「ありがとう」と言った数…96,001回〜144,000回)
勤務開始当初から接している上司がわたしに、「最近表情がずいぶん柔らかくなったね」、と声をかけてくれました。自分ではそんなに意識していなかったのですが、第三者の目で見ると、こんな風に変わっていたようです。正直びっくりしました。
この頃には、ポジティブな事により意識が向きがちになりました。たとえ主観としてネガティブに思える出来事に出くわしても、気持ちの切り替えがうまくなり、早い立ち直りを習得。
ないものではなく、今すでにある物事に良く気づけるようになり、感謝の気持ちが湧くまでになりました。それに感謝することも多くなりました。
勤務2年目の終わり頃からずっと続く体調不良は、この頃にもまだ続いていました。症状に波はあるものの日によっては、苦しく辛い時もあり…それで検査してもらっても異常はなかったのです。
ある日、仕事が終わり帰宅途中の出来事です。原因不明の体調不良に心身ともに疲れたーと心の中で思っていたら、神様とも思える天の声が聞こえ、私に「頑張れー」と仰いました。どこからともなく、そのような声が聞こえてきた時、一瞬びっくりしました。そしてまだまだ頑張る!と決意を改めました。天や神様から応援されているように感じ、心強くとても嬉しく思いました。
勤務4年目(「ありがとう」と言った数…144,001回〜192,000回)
勤務2年目の終わり頃から症状に波はあるものの継続的に続いていた謎の体調不良。それが、勤務4年目の終わりに近づく頃には、ついに消失しました。
あれだけ苦しく辛く、また検査しても原因が分からずじまいの謎の体調不良が、消えてしまったのです。これは、私にとって本当に本当に奇跡的な出来事になりました。
私が生きる上で何を本当に大切にしたいのかということに気づけるようになりました。
今、本当の願いは叶いつつあります。
まとめ
「ありがとう」と言えば言うほど、感謝することにフォーカスを当てているからか、自分の気分が良くなります。
わたしの場合、多くの物事をとても前向きに考えられるようになりました。性格が変わったのではないかと思えるほどの効果です。
しかし、今いる環境や状況は、一人一人違います。だから、ありがとうとたくさん言ってもその効果の出方には、正直個人差があるかもしれません。
とはいえ、気軽に誰でもかんたんにできることです。やってみて損することは全くありませんし、むしろ何かしらの効果が期待できるので、ぜひやってみましょう!