キャバ嬢のお仕事。
大学生や専門学生、看護学生なんかもアルバイトとしてキャバ嬢を選ぶ人がいますよね。
学生という程よい年齢と、フレッシュさがお客様にウケるのでしょうか。
そんな、学生でキャバ嬢をやってる人が気になること。
それが「103万の壁」ともいわれる、
- 1年間に稼いでも親の扶養を外れなかったり
- 税金を支払わなくてよくなる
ぎりぎりのライン。
103万円を給与収入(バイトの収入)で超えてしまうと、親の扶養を外れるため、社会保険か国民健康保険に自分で加入しなくてはならなくなります。
普通に居酒屋や映画館などで働いていると、103万をこえるようなことはないかもしれません。そのためたいていの学生は、税金や親の扶養から外れるのではないかということを心配せずにアルバイトして、収入を得ています。
しかし、キャバ嬢って稼ぎがすごくいい場合がありますよね。
だから学生でも、確定申告といって「103万円のアルバイト収入を越えました」「アルバイト収入はいくらでした」と国に報告しなければならないことがあるのです。
今回は、学生でキャバ嬢として働いている方に向けて、よく耳にする確定申告とはなんぞや??という内容を書いていきます。
そもそも確定申告とは
個人が、その年1月1日から12月31日までを課税期間として、その期間内の収入・支出、医療費や寄付、扶養家族状況などから所得を計算した申告書を税務署へ提出し、納付すべき所得税額を確定すること。
引用:Wikipedia
シンプルにいうと、親の扶養に入っている学生が、アルバイト収入で得てめんどくさくない額は103万円まで。
それを超えると確定申告という形で、いくらの収入を得たか国に報告しなければならない。
その場合、親の扶養を外れ、自分で社会保険か国民健康保険に自分で加入しなくてはならない。また、親の税金が高くなる。
…といったところでしょうか。
103万円以上稼いでしまったときのデメリット
無申告だったら保険証がうばわれる
私の友人は、103万円をアルバイト収入で超えたため「保険証をうばわれた」と嘆いていましたが、上に書いてあることが理由です。
扶養からはずれ、自分で保険証を再発行する形をとらなければならなかったのですね。
また、キャバクラでのアルバイトでの収入が103万円を越えた場合でも、
- 店や会社が所得税を源泉徴収しており
- さらに年末調整も行ってくれれば
確定申告は不要になります。
そのため、自分でどこまで行わなければならないのか店と話し合うことが必要になります。
申告したときは親バレする
自分で確定申告をした場合、両親にその申告が行くのは言うまでもありませんよね。
両親了承のもとキャバ嬢をしている子は問題ないかもしれませんが、内緒にしている子にとってはたまったものではありません。
両親に怒られるわ、扶養は外れるわ税金は払わないといけないわ。
親バレがないように私がやったこと
ちなみに私も、大学2年の頃にお水バイトをやっていたのですが、両親にばれるのが怖くて働くのは100万円までと決めていました。(笑
本当にヘルプとしてお店に入り、ひと月に10万弱くらいだけはたらきました。
同期の女の子は「お店がうまくやってくれるから大丈夫だよ」っていいながら、ガツガツ働いているのを尻目にして…
とにかく両親にばれるのが怖いわたしは自分で時給と働く日数や時間を調整し、昼間のバイトは行わず勉強時間にあてるようにしていました。
こんなこと書いてると、確定申告そのものより、「調整が大事!」みたいな内容になってしまいますがw
確定申告とかめんどくさっ!もう辞めるっ!って時の最後の手段
もう計算が面倒!
昼職に転職したい!
という方は、最後の手段としてこちらがあります。
こちらで転職すると、専門FPが確定申告を手伝ってくれるのです!!
これはありかな…
まとめ
確定申告に関しては、キャバ嬢だからとか居酒屋バイトだからとか関係ありません。
よく周囲であるのが、ホテルのバイトやコンビニバイトのように、時給が高くてたくさん働けるバイトをしていて103万円をすぐに超えてしまうバイト。
このみんなは、調整して103万円以内に抑えるか、いっそどんどん稼いで親の扶養を外れている人もいます。(ちなみにその子は新聞の営業バイトをしてます。)
人によって稼ぎ方は様々ですし、周囲に合わせる必要はありません。ただ、稼いだ分は税金を納める必要があるため、その手続きは怠らないようにしましょう。