この記事のタイトルを読んだ時、あなたには思い当たる人がいましたか?
それとも説明が下手な人がいて、その人がもしかして……と思った人もいたかもしれません。
今回はこのプライドが高い人は説明が下手な理由について、まとめていきたいと思います。
自分自身を客観視するのはなかなか難しいですが、自分にも当てはまるかどうか確認しながら見ていくことをオススメします。
主観的でも見てみよう! 自分のプライドの高さ
まずは、自分自身がプライドが高い人かどうかチェックして見ましょう。
以下の10項目について、直感で当てはまるかどうか考えてみてください。
あくまで目安ですので、気軽な気持ちでやってみてください。
この中で7個から10個が当てはまった人は、プライドが高いと周りに思われている可能性が高いです。
自分を見つめ直す必要があるかもしれません。
4個から6個当てはまった人は、プライドが高い部分もあるので、周りに気を遣うようにすべきかもしれません。
これは自分の主観で判断した結果です。
もし多い人もそれが自覚できているなら、いくらでも改善することが可能です。
なので、少なかった人も油断せずに、10個の項目のようなことがないか気を付けていきましょう。
説明下手とそう思われないための方法
それではいよいよプライドが高い人が説明が下手な理由を見ていきます。
相手にレベルに合わせない話し方
プライドが高い人が故に、説明をする時も自分の理想や基準によって話をしてしいがちになることです。
誰にでもわかりやすくすることが説明の理想ですが、この場合は自分の学歴や知識をアピールすることに頭が行ってしまっていることになります。
学歴を意識した話し方になると、相手の知っているかどうかに関係なく難しい専門用語を並べたり、横文字を多用して知っている感を出します。
こちらがわからなさそうに聞いていても、知らない方が悪いと思っていますし、そもそも自分の方が上であると思っている場合は、格下の相手に合わせる必要はないと思っているのです。
関係のない話に脱線する
同じように自分の学歴や知識をアピールするため、本来説明する必要のないことまで話してしまうことです。
会社の中にいれば、知識量に多少の強弱はあっても、大抵の人は話がわかるものです。
にもかかわらず、自分を優秀に見せたいがために、余計な説明をしたり、話す必要のない自慢話などを説明に挟んでしまうのです。
自らの説明への質問を受け付けない
プライドが高い人は、完璧主義者であり、自分の説明が出来上がったものとして聞かれていることを前提に話しています。
なので、説明に対する疑問点や質問をされることを好ましく思っていません。
逆に、どうして説明しなければならないのかと言い返すこともあります。
これは失敗が見つかることを恐れたり、自分のミスを認めたくないことから来るものです。
せっかくの意見に対しても聞くチャンスを潰してしまうので、改善されることもないです。
そうならないための方法
プライドが高い人に見られないためには、説明をする時には、聞く相手がいることを考えたわかりやすく必要なことだけを取り上げるようにして、質問や疑問に対しても、もし、間違っていたのなら受け入れて参考にする、言ってくれた相手に感謝をする心を持つと良いことになります。
もっと言うならば、そういった説明をしなければならない時に、事前にわからないことがあった場合や自分だと判断しづらいことは、他の人に相談することも必要です。そうされて文句を言ったり、見下したりする人は、そうそういません。
それこそプライドが高い人とかじゃなければ……です。
プライドが高い人と付き合う場合には?
ここまでの流れを見て、自分もプライドが高くなり過ぎないように気を付けよう、と考えられたと思います。
しかし、自分が気を付けていても、周りのプライドが高い人の態度が急に治ることはありません。上司や同僚にそういう人がいれば、否が応でも付き合っていかなければなりません。
今度はその場合に、取るべき行動を2つ挙げます。
その相手を褒める
どちらかといえばおだてる、ということになりますが、付き合いをしていく上では、褒めて良い気分にさせることです。
プライドが高い人は特にそうされることを望んでいる人ですから些細なことでも褒めてあげると良いでしょう。
ただし、やり過ぎて太鼓持ちになると、常に傍に付かされて、次の項目の行動ができなくなるかもしれないので、あくまで面と向かう時にほどほどに褒めましょう。
距離を置く
それでもプライドの高い人の方から心無い言葉が飛んでくるかもしれません。
そのような場合は、少し距離を置くことも大事です。
ずっと距離を置くのは難しいかもしれませんが、常に傍にいるとこちらも疲れてしまいますから、適度に距離を置くことが大事です。
まとめ
今回はプライドが高い人は説明が下手な理由について見ていきました。
あくまでプライドが高いのが良くないのであって、プライド=誇り自体は誰しもある程度持つべきものです。
今回の記事を参考に、皆さんも程よいプライドを持って過ごしていきましょう。