雑学

ダッシュの意味と使い方は?実は長短で違いのある記号

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「ダッシュ」と呼ばれる記号をご存知ですか?

日本語の文章においても大いに活用される記号です。

しかし一口に「ダッシュ」といっても表記はさまざまで、ちょっと混乱するかもしれません。

この記事では2つのダッシュの意味と使い方をそれぞれ見ていきます。

日本でも見かけるダッシュ記号の使い方

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ダッシュとは棒状の記号もしくはプライム記号のことを言います。

棒状のダッシュに当たるものは

  • 短いenダッシュ「–」
  • 長いemダッシュ「—」

のことを指します。

同じような記号として、

  • ハイフン「‐」
  • マイナス「−」
  • 長音符(音引き)「ー」

があります.

しかし、下記のような使い方をするものは基本的に棒状のダッシュで表されます。

enダッシュ

①区間や範囲を表す

例)「10–20」と書かれている場合は「10から20」や「10の20」と読みます。

②単語と単語の関係性を表す(並立、対照、方向、対立)

例)「New York–London 便」と書かれている場合は「ニューヨーク発ロンドン着」と読みます。

emダッシュ

emダッシュを使う場合は「—」を2つ連続で使って「——」と表記することが多いです。

この見た目がハイフンやマイナスに似ているのでネット上で文章の表記はこれで代用されることもあります。

①文と文の間に入って時間の経過を表す

例)「これが——心か」
※別の記号では3点リーダーである「…」などで表すことができます。これ以降も3点リーダーで代用されることもあります。

②括弧のように囲んで説明や副題を表す

例)僕は——それが当たり前と思って—彼を助けた

③行頭に用いられて引用を表す

例)吾輩は猫である。名前はまだ無い。——夏目漱石『吾輩は猫である』

④単語の後に付けて省略を表す

例)「私はただ——」「あの人ははただ守りたかったんです」
※「守りたかった」という言葉を省略している

波ダッシュ

棒状ダッシュの派生として「〜」の波線で書く波ダッシュが存在します。

こちらは音声を伸ばす記号などに使われるチルダとは異なる記号ですが、パソコンのキーボード等で打つ場合は波ダッシュの代わりにチルダ記号を使うことになります。

①範囲を表す

例1)「東京~大阪」と書かれている場合は「東京から大阪(まで)」の空間的範囲を表します。
例2)「2時~3時」と書かれている場合は「2時から3時(まで)」の時間的範囲を表します。

②括弧のように囲んで説明や副題を表す

例)若鳥のステーキ~季節の野菜を添えて~

③単語の省略

例)「この公式は~であるからして~という風になる」

④長音符の代わりに使う

例)「それそうですよね~」

⑤(字幕などで)音楽が流れていることを表す

例)「♪~ 君が代」

⑥罫線として

例)主に波線の代わりとして用います。
……ということになります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、次の項目ですが……

プライム記号

プライム記号とは単語の右上に付く「′」の記号のこと。

その数を数を重ねるごとに、

  • 「″」はダブルプライム、
  • 「‴」はトリプルプライム

と呼ばれます。

ダッシュと呼ばれるのは主に「′」の記号です。

①単位記号

プライムとダブルプライムは時間や角度など、単位を表す場合に用いられます。

例1)「7′5″」と書かれている場合は「7分5秒」や「7フィート3インチ」と読みます。
例2)「1゜7′5″」と書かれている場合は「1時間7分5秒」や「1度7分5秒」と読みます。

②数学記号

類似しているものを表す時に使う物です。
この表記をしている時に~ダッシュ(~はアルファベット)と読むことになります。

例1)点Aがある時に点A′と表す。
例2)Aが真ならA′は偽である。

③評価として表す

試験などの評価でその評価には至らないものの、それに近い評価として使われます。
おおよその場合は本来の評価より1段階低いものとして見られ、この表記でもダッシュと読まれます。

例)評価「B′」(Bダッシュ) C<B′<B

まとめ

今回は2つのダッシュについて見ていきました。

どちらもパソコン上の文章で打つ場合は、別の記号と混ざっていることがありますが、SNSの投稿などでは気にする必要はないものです。

必要なのは読書をする時にemダッシュが使われている文章を読み取れるかどうかくらいなので、そこは覚えておきましょう。

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