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ミステリーハンターになる倍率は?一般人のテレビ出演の現実




この記事ではミステリーハンターの応募についてまとめた記事になります。

一般人でもなれたことがあるというミステリーハンターは、果たしてどのような形式で横暴を募っているのでしょうか?

ミステリーハンターへの応募と一般人

会議中の女性二人
ミステリーハンターとは、TBSの番組『世界ふしぎ発見!」で世界各国に飛んで現地からレポーターをしつつクイズを出題する人のことです。

これまでミステリーハンターをやってきた人の中には元フィギュアスケート選手の浅田真央さんや戦場カメラマンの渡部陽一さんなどの著名人が選ばれて行くことがあります。

しかし、それ以外はお馴染みのミステリーハンターが登場することが多いです。

一番有名なのは300回近くミステリーハンターとして活動した竹内海南江(たけうちかなえ)さん。
登場回数の多いミステリーハンターはある意味番組の看板と言える人になるわけです。

オーディションからタレントの卵が選ばれる

そんなミステリーハンターは著名人以外は、定期的に行われるオーデションによって選抜されます。

ただし、基本的に応募できるのはモデル・タレント事務所から推薦してもらった人のみになっていて、一般人では応募することはできません。

過去には一般人を応募するものもありましたが、通常の場合は行われないようです。

選考基準は以下の三点。

  1. 明るさ
  2. 品性
  3. 情報伝達力がある

これらを満たした方が「世界ふしき発見!」にふさわしいとみなされ、起用されると言われています。

この3つの条件以外にもミステリーハンターとしては極寒の地やジャングルを探検したり、世界各国の珍味を飲んだり食べたりするので、単純なタフさが必要になります。

過去の募集では女性のみの応募でしたが、現在は男性も応募できるようになっています。

いままでどんな人がミステリーハンターに選ばれた?

歴代のミステリーハンターを見ると、モデルやフリーアナウンサーが選ばれていることが多く、選考基準の3つに当てはまる部分がある人たちが選ばれていることがわかります。

ミステリーハンター登場後は、そのまま現役で活動を続ける人もいれば違う道に行く人もいます。

でも、モデルやタレントにとって、ミステリーハンターへの出演はテレビ業界と世間に売り出すことのできるチャンスになっているのです。

実際に世界各国を回ることがどれだけ大変であっても、それだけの価値があるものになっています。

オーディションの倍率は!?

そして、肝心の倍率なのですが……

モデルとタレントは推薦応募で、通常は一般人の応募が行われていないので、詳しい事情はわかりません。
なので、唯一行われた2014年の一般人応募から見ていくことになります。

2014年の応募では応募総数が1997通であったと公式が発表があり、厳正な審査の結果6名のミステリーハンターが誕生しました。

つまり、倍率は300倍を越えます。

この一回のみなので何とも言えないですし、次にやる機会があっても合格者数も変ってくるかもしれません。

一般人のテレビ出演の現実

オンエアーの表示
最近のテレビでは一般人にフォーカスを当てた番組が数多く放送されています。

中でも人気番組なのが、テレビ東京の「家、ついて行ってイイですか?」という一般人を家まで送ってそのままカメラで撮影させてもらう番組。

ただ、ミステリーハンターのように一般の応募をモデルやタレントに絞っている現実があると、こういう番組に出る面白い人は本当に素人なの?と疑ってしまうところもあります。

要するにヤラセの疑惑です。

ただ、これについては、偶然を必然にしているところがあります。

この番組の取材については基本的に2人1組で行い、平日には5~10班、週末には20班以上に分かれて、1日に30人以上に声をかけています。

しかし、この取材でいきなりカメラを回されても許可をしてくれる人はほとんどいないのです。

一か月に1万人近く話しかけたとしてもほとんど収穫もなく、更にはその人が面白いかどうかは難しくなるものになります。

例え撮影できたとしても後から放送しないで欲しいと言われればお蔵入りになることもあります。

このような厳しい状況の中で、選ばれたものだけが番組の中で放送されているのです。

一般人の中には素人からテレビ番組に出たいと思っている人もいますが、現実には先に書いたオーディションのように選ばれて放送することになります。

町中でたまたま選ばれてそのまま芸能人になれるという人はほんの一握りなので、もし、本当にテレビ番組に出演したい場合は、正式な事務所を目指していくのが一番良い方法になります。

まとめ

今回はミステリーハンターの応募と一般人のテレビ出演についてまとめていきました。

テレビで一般人の出演が多くなっても、やはり現実は甘くないようです。




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