最近、彼の態度が何だか冷たくなったように感じる…そんなときあなたはどうしていますか?
好きであればあるほど不安に襲われて、勘違いだったと安心するために様々な方法をとるのではないでしょうか。
例えば友人に相談してみたり。すると「大丈夫だよ」と言われればそのまま受け取り、逆に「それは別れた方がいいんじゃない?」と言われても受け入れられずに結局苦しいまま。
彼に直接問いただす勇気はないし、聞いたところで本当のことを言ってくれるかどうかわからない。
しかし、本当は彼の気持ちが離れて行っていることに気付いているのに、見て見ぬふりをしていては女性が前に進むことはできません!
彼任せではなく、自分で判断してみませんか?
彼が彼女を好きじゃなくなったときにとる行動や心理を知って、どうするのがベストか考えてみましょう。
勇気をもって!
好きじゃなくなったときのサインとは?
「彼はもう私のことを好きじゃないのでは?」という悩みはとても苦しいものですよね。
この苦しみから解放されるには「真実」を知ること以外ないのですが…。
男性は彼女のことを好きじゃなくなると、結構わかりやすいサインを出す(出ちゃう)ものです。
サインを見逃してしまったら、どうすることもできずに呆気なく終了なんてことになりかねません。
まずは「好きじゃないサイン」から目をそらさずに現実を受け止めることから始めますよ!
一緒にいても何だか楽しくなさそう…
付き合いたての頃より明らかに彼の笑顔が減ってきた…せっかく一緒にいるのに携帯電話ばかり眺めている…。
これは彼の気持ちが離れつつある疑いようのない症状です。
「疲れているのかな」「何か心配事でもあるのかな」と都合よく解釈したくなると思いますが、せっかくのデートの時までそんな態度をとるなら残念ながら可能性は低いとみていいでしょう。
一緒にいてもどこか上の空だったり予定より早く帰ろうとしたり、という様子がみられたら、もしかしてデート中に「早く帰りたいなあ」なんて思われているのかも知れません。
メールやLINEの返信が遅い
付き合い始めた頃は寝ても覚めても彼とSNSで繋がっていたのに、最近返信のタイムラグが長くなってきた…ひどいときはなんと既読スルー!
友人に相談すると「気にしない方がいいよ」と言われがちなSNS関係の頻度ですが、やはり目に余るような場合は彼女に対して冷めてきたサインでしょう。
かといって授業中や仕事中にまで即レスを求めるのは思いやりに欠けます。
重要なのは、事情があって既読スルーしたとしてもあとでフォローがあるかどうかですよね。
スルーしたままで「ごめんね」のひとこともないようではかなり冷めていると判断できるかも知れません。
なかなか会えなくなってきた
彼と会う頻度は、付き合いたての頃と比較すると徐々に減っていくのは自然なことかも知れません。
しかし、「久しぶりなんだから今日は会えるよね」と思っていた日にまで予定を入れられたり、仕事や友人との付き合いを理由に会えないと言われたら…。
好きな彼女に長い間会えないことを我慢できる男性はなかなかいませんから、「どうも最近会うことができない」と感じるのなら、それは彼女に会いたいという気持ちが薄れているサインです。
彼女のことが好きならどんなに忙しくても時間を作ろうとしますよね。
デートのドタキャンが増えるのも要注意です。
例えばあなたが約束をドタキャンするのはどんなときか考えてみればわかります。
約束はしたものの、いざ当日になると面倒に感じてドタキャンするのは「会いたい」という気持ちが欠けている証拠ですよね。
会話が続かない
お互いのことをよく知らないまま付き合ったカップルに多い現象ですが、「どうも話が合わないな」と思われるのは致命的かも知れません。
例え同じ趣味を持っていたとしても話の論点がずれていたり、笑うところや感動するところ、ものの考え方が違えば話していて楽しいはずがありません。
男性はどうしても彼女に対して居心地の良さを求めますから、自分の考え方や趣味を受け止めてもらえないと「彼女とは合わない」と諦めてしまう傾向があります。
たとえ話が合わなくても一生懸命合わせようとする女性と違って、沈黙することで「察してくれ」とサインを出す男性は多いのではないでしょうか。
重要な話に無関心
「彼が私に無関心になった」という不安はよく耳にしますが、これは程度によります。
ネイルを褒めてくれなくなったとか、何年も前のデートのエピソードを覚えていない、なんてことで彼の気持ちが冷めたと責めるのはよくありません。
元々まめな性格の男性ならともかく、普通の男性はいちいちそこまで気が回らないものです。
しかし、彼女の重要な相談事などに無関心な態度は大問題。
彼女の悩み事や相談に対して「そう思うならそうすれば」のような感情移入のない他人行儀な返事が返ってきたら、彼にとって彼女が「大切な存在」でなくなり始めているサインかも知れません。
何とか回避する方法はある?
彼の態度から考えると、もしかしたら彼は私のことをもう好きじゃないのかも…と不安でいてもたってもいられなくなったら。
「もうどうにもならないの?」と泣きたい気持ちになりますよね。
どうにかならないのか…?彼の気持ちを取り戻すことは可能なのでしょうか?
上記のようなサインが見られたからといって、彼の中で「彼女のことをもう好きじゃない」と結論が出ているかどうかはまだわかりません。
結論が出ているなら別れを切り出すことも考えられますから。
サインが出ているだけの段階であれば、まだ彼の中で無意識の可能性もあります。
彼が自分の本心に気づく前に修正することはできるでしょうか。
一度距離を置いてみる
気持ちの離れかけている彼女にしつこくされると、どんどん気持ちが離れて行ってしまう可能性があります。
ここはどんと構えて彼からの連絡をひたすら待ってみましょう。
これはとても辛いことですが、何とかしたいのなら逆に彼のことで頭をいっぱいにするのはやめて一度距離を置いてみましょう。
もし彼にとって彼女がやはり大切な存在だったなら、会えない時間の虚しさに気づくはずです。
連絡のない彼女のことが気になりだしたら、ひとまず興味を引くことに成功したと言っていいでしょう。
逆にこれで一切連絡がなくなったら、彼はあなたにとってその程度の男だったということです。
いつまでもずるずると引きずらないように覚悟して距離を置くことです。
自分の悪いところを正直に話してもらう
これもしつこくならないことが大事なのですが、自分の悪いところをストレートに教えてもらうという方法があります。
「どうして最近冷たいの?」「どうして会ってくれないの?」という言葉は自分本位で、彼からしてみるとうんざりしてしまう可能性が高いでしょう。
「どうして」と言われても「言ってもわかんないでしょ」と思われて話してくれないパターンに陥るのがオチです。
ですから、彼の気持ちを考えているという姿勢で質問を投げかけるのです。
自分の辛さをぐっとこらえて「私のいやなところを教えてほしい」なんて健気なことを言われたら、逆に今まで冷たくしていたことを申し訳なく感じてくれるかも知れません。
自分のわがままな行動や、付き合い始めた頃より女子力が低くなってきたから…という反省すべき点を話してくれたら素直に改善しましょう。
意外とあなたの気づかない言動に彼が幻滅している可能性もあるんです。
ただし「何でも言うこと聞くから」という姿勢はよくありませんよ。
彼の言うとおりの女性になれば元に戻れる!という考え方は危険です。
悪いところは直せばいいですが、悪くないことまで「好きじゃない」と言われたなら自分を見失う前にきっぱり諦めてほしいと私は思います。(彼に夢中のときはこれが難しいのですが)
現実を受け止められますか?
好きではなくなったのならはっきりと言ってくれた方がずっと楽なのに…と苦しむ女性がたくさんいます。
彼の態度が変わった、と気づいているということは、実はもう彼の気持ちの変化を察しているのではないでしょうか。
それでも彼からはっきり言われない限り少しでも可能性があるんじゃないか…と思ってしまいますよね。これでは生殺しです。
なぜ男性は気持ちが離れつつある彼女とはっきり別れようとしないのでしょうか?
現実を知ることはショックかも知れませんが、これを超えなければいつまでも苦しい気持ちを抱え続けて時間だけが過ぎていきますよ。
嫌いなわけじゃない
初めての彼女だったり、付き合いが長い場合など「彼女のことを好きじゃないのかもしれない」という状態で足踏みしてしまう男性は多いもの。
何か決定打があって彼女を嫌いになったのならいざ知らず、特に何の理由もない場合「好きか嫌いかわからない」という面倒な心理に対して男性は投げやりになりがちです。
急いで答えを出さなくても…というスタンスなのでしょう。
しかし、「わからない」という時点で残念ながら好きではないことは明白なのです。
別れるのが面倒くさい
彼女のことを前ほど好きではないけれど、わざわざ別れるほどではないとずるずる現状維持を続けるのは男性の特徴ですよね。
女性にはあまりみられない傾向です。
もちろん、まだ彼女のことを嫌いになれないという感情があるから別れられないという事情もありますが、やはり自分から別れを切り出すのが面倒くさいと考える男性が多いのは否めません。
だから態度に出して自然消滅や彼女から離れてくれるのを待つんですね。
こういうタイプの彼は行き当たりばったりの考え方を持っていますので、来週のデートの約束には「とりあえず」でOKを出しますが、半年先や一年先の旅行などの計画を持ち出してみると「その頃には別れているかもなあ」と考えて答えをうやむやにすることが多いです。
こういうずるい考えの彼の場合、彼女に対する自分の気持ちに真面目に向き合ってくれませんから、別れる別れないの判断はメリットの有無になってしまいます。
別れた方が自分にメリットがあると思ったとき初めて腰を上げるのです。
こんな付き合い方に大切な人生の時間を奪われるのはもったいないと思いませんか?
一人になりたくないから
彼女を好きじゃなくなっても平気で関係を続けることができるタイプの男性もいます。
「私の彼はそんな人じゃない」と思いたい気持ちはわかるのですが、そこは冷静に見極めていただきたいと思います。
言い方は悪いのですが彼女をキープするような彼はあまりにも自分勝手です。
夏は彼女連れで海に行きたいから、とか彼女がいないなんて状態に耐えられない甘ったれた考えの彼と続けたいですか?
女友達や果ては元カノまで縁を切りたがらないタイプの彼には要注意です。
例え別れてもいつまでもキープ状態にされる可能性もありますので、きっぱり別れた方が正解なんですよ。
どうしても復縁したいなら
「別れるしかないのかな…と頭ではわかっていても、彼を失うなんて考えられない。」と思い詰める気持ちもわからないでもありません。
そんなときは最後まで力を振り絞ってみるのも自分を納得させる良い方法です。
「どうしても彼の気持ちを取り戻したい」と心が叫んでどうしようもないのなら、その気持ちを力に変えて消化していくしかありません。
自分を良い方向へ持って行くことで結果的に彼を再び振り向かせることもできるかも知れませんよね。
ただし、あくまで自分のため。復縁した時には以前よりも自分が輝いていられるような方向で努力することが大前提です。
新しい自分をみせる
喧嘩別れのように何かのきっかけで別れた場合、久しぶりに会ったときに愛情が再燃することはありますが、「好きじゃなくなった」という理由で別れてしまったのなら久々に再会しても気持ちを取り戻すことは難しいでしょう。
どうしても彼の気持ちを取り戻したいのなら「好きじゃなくなった」状態のままでは無理です。
変化しておかなければいけませんよね。
再会した瞬間に「あれっ?変わったな」と気づいてもらえるように外見から変化するのは大事なことです。
少し痩せたな、とかこんな髪型も似合うんだ…など彼をハッとさせるような魅力を装備しましょう!
内面も磨いて
彼をもう一度振り向かせるには外見だけではなく内面も魅力的になる必要がありますよね。
「この娘こんな人だったっけ」と驚かせて別れたことを激しく後悔させることができれば成功です。
自分に夢中だった女の子が、自分の夢のために仕事や勉強を一生懸命やっていたらちょっとさみしくなってしまうものです。
男性が彼女に対して魅力を感じなくなる理由の一つに「すっかり自分のものになってしまったから」という身勝手な意見もありますが、彼氏のことで頭がいっぱいで他にやるべきことをおざなりにしてしまうような彼女にはがっかりしてしまうものです。
「あなたがいなくても頑張っているよ」というキラキラした姿にもう一度ひかれる可能性は大いにあるでしょう。
もし努力してあなたが変わっても彼の気持ちが戻らなかったら…ショックではありますが、あなた自身は素敵な女性になっているはず。
経験値と輝きを増したら必ず次の出会いが訪れますよ。
まとめ
- 彼女のことを好きじゃなくなったときに表れるサインはわかりやすいもの
- 彼女を好きじゃなくなった、と彼が自覚する前に回避するには
- 彼の気持ちから目をそらさずに現実を受け止めてから次の一歩を
- どうしても彼を失いたくないなら、あくまでも自分のために変わる努力を
人の気持ちはうつろうもの…。
私のような年寄りには当たり前の世のならいなのですが、若い時、とりわけ大好きな人がいるときには本気で永遠を信じたり、運命の相手だと思ったり。
しかし恋愛感情に流されると後々本当に後悔します。
自分を見失う前に、彼が自分に必要な人物なのか少し冷静になってみることをおすすめします。
「彼だけが男じゃないことに気づいて」なんて、竹内まりやの歌にもあることですし。
恋愛があなたを疲弊させるのはもったいないことです。
ずるずると悩み続けるのはやめて、是非ご決断を!