雑学

お腹が「グゥ」と鳴るのを止める食べ物/女子中高生【必見】知識!




授業や集会、試験などでお腹が鳴ると恥ずかしいですよね。

静かな時に限って大きな音が出るのでとても厄介。

やばい、お腹鳴る!と思って、お腹が鳴る瞬間に合わせて音を立てて椅子を引いたり、筆箱をあさったり、咳ばらいをしたり…。

皆さん様々な努力をしていると思いますが、ここでお腹が鳴ることについて真剣に考えてみませんか?

お腹が鳴る仕組みや原因、その対処法を知ればお悩みから解放されるかもしれません。

ということで、今回はお腹の音に悩む女子中高生の皆さんのために、お腹が鳴るメカニズムや鳴らなくするヒントを、私の経験を交えてご紹介します。

お腹が鳴ることについて、学生の意見もまとめたのでぜひチェックしてください♪

なぜお腹が鳴るの?

お腹が鳴るのを防ぐために、まずはどうしてお腹が鳴るのか、その仕組みを理解しましょう。

原因が分かると、音を止める方法も分かってきます。

胃の収縮

お腹が鳴る最も有名な原因は、胃の収縮です。

胃を空っぽにするために消化管に残っている食べ物の残しカスなどを胃から腸へと送り出すのですが、その際に空気も混ざりながら腸へ移動し、この時にお腹が鳴るのです。

これについては生理現象なので完全に止めることはできませんが、抑えることはできます。

対策としては、一気にたくさん食べたり飲んだりしないこと。また、熱過ぎ、冷た過ぎ、辛過ぎるものを食べないこと。胃に負担をかけないようにしましょう。

水が回っている

お腹は空腹時に「グ~」と鳴るのですが、特にお腹が空いていないのに「ギュルル~」と鳴ることがありますよね。

この時明らかにお腹に水の感覚を感じている子は多いと思います。

皆さんが感じている通りで、水分の取り過ぎもお腹が鳴る原因になります。

胃で水を処理しようとして必死にお腹が動き、音が鳴るのです。

ですから、一気に飲み物を飲んだり、冷たいものをたくさん飲まないように気を付けましょう。

腸が鳴っている可能性も

食後でお腹いっぱいなのに、お腹が鳴ることもありますよね。

私が通っていた中学校では昼休みにしょっちゅう集会が開かれていたのですが、シリアスな空気の中「グゥ~」という音が体育館に何度も響いていました…(笑)

食後にお腹が鳴ってしまう原因は、皆さんうすうす気が付いていると思いますが食物が消化されることにあります。

胃に入ってきた食物を腸へ送り出す際に、食べ物と一緒に飲み込んだ空気や、消化される際に発生するガスが腸へ送り出され、お腹が鳴るのです。

胃だけでなく腸も関係しているということを覚えておきましょう。

ストレスが原因になることも

お腹が鳴るのには、ストレスも関係しています。

健康番組でもよく見かけますが、どんな症状も大体ストレスが原因に挙がります。ストレスは本当に体に毒です。

人の胃腸の動きは交感神経と副交感神経という反対の性質がある二つの神経でバランスを保っていますが、ストレスによってこのバランスが乱れてしまうことがあります(ひどくなると「自律神経失調症」となります)。

そうなると交感神経の働きが優位になって、お腹が鳴りやすくなってしまいます。

また、「過剰性腸症候群」の可能性もあります。

これはストレスが原因で腹痛や下痢、便秘や膨満感、おなら、げっぷ、お腹が鳴るなどの症状が出るものです。

私は高校生の時に不安障害になったのですが、一番ひどい時はこれらの症状全てが出ました。

原因がストレスによる胃腸の不調であれば、この記事でご紹介する対策は一時しのぎにしかなりません。

もし心当たりがあれば、専門機関に掛かるようにしましょう。これをきっかけに早めに対策ができるかもしれません。

お腹が鳴るのを止めるのに最適な食べ物とは

静かな授業中にお腹が鳴るのって、恥ずかしいですよね…。

できれば休み時間の間に早弁をしたいけれど、女子だとちょっと恥ずかしいと思います。

そこで、手軽に食べられてお腹鳴り防止になるおすすめの食べ物をご紹介します♪

チョコレート

血糖値が下がると脳が空腹だと認識し、胃が収縮活動を行うため、お腹が鳴りやすくなります。

また、脳はエネルギーとして糖を最も多く使っています。

棋士の方は対局中に甘いものを食べますよね。

あれは脳が消費しまくっている糖を補うためです。

彼らは対局中脳をフル稼働しているので、一日に体重が2㎏減ったりするそう。

エネルギーが消費されるのは運動だけではありません。

頭を使う授業や試験こそ、集中力や記憶力を上げるために甘いものを摂取すべきなんです。

そこで効率よく糖を摂取できるのが、チョコレートです。

飴は禁止されている学校が多いですが、チョコレートはすぐに溶けるので全然アリだと思います。

ちなみに私がお勧めするのは、明治のスティックパックのチョコレート。

スライド式の箱の中にアルミ紙で個包装されたチョコレートが入っています。

箱なのでカバンの中に入れても丈夫ですし、個包装されているので手が汚れませんし、食べた後も包装紙が小さいのでごみが邪魔になりません。

休み時間にささっと、スマートにお上品におやつタイムができちゃいます。

明治は間違いなく美味しいですし、私の好きなブラックチョコレートもあるのが推しポイント。

ちなみにイチゴ味が激ウマだということで、クラスの子に分けると喜ばれます。

カロリーメイト

私が高校生の時によくお世話になっていたのが、カロリーメイトです。

試験中は緊張のせいかお腹がよく鳴りそうになり、お腹が鳴りそう!と思うと問題に集中できなかったので、成績のために試験のお供として導入しました。

小さいので「めっちゃ食ってる!」と思われませんし、休み時間にさくっと食られべてかなりもつのでおすすめです。

通常の50分程度の試験なら一本、100分くらいの模試なら二本で足ります。

また、水を飲むとお腹がギュルル~と鳴りがちですが、カロリーメイトはパサパサしているので水分を吸収してくれます。

むしろ水分を吸ってよりお腹が膨れる、という感じ。

似たような栄養食品は他にもありますが、カロリーメイトはコンビニに置いてますし、食べるときに音がしませんし、教室に匂いが広がりませんし、夏でも溶けませんし、カバンの中でぐちゃぐちゃにならないので、カロリーメイト一択です。

ありがとうカロリーメイトチョコレート味とメープル味。

こんにゃくゼリー

お腹を手軽に満たすのであれば、こんにゃくゼリーがおすすめです。

すぐにお腹が満たされますし、カロリーが低いので太ることもありません。

また、休み時間にお菓子やおにぎりなどを食べるのは少し気が引けますが、こんにゃくゼリーなら女子力高めで恥ずかしくないです。

甘いもの補充とお腹を満たすことを両立し、さらに太りたくないというわがまままで叶えてくれるおやつ。

私の友達もよく食べていたのでおすそわけしてもらいました。腹持ち良かったです◎

朝食をきちんと食べる

学生さんは勉強や部活動に忙しいので、朝時間がなく、朝食を抜いたり急いで食べたりすることもあると思います。

しかし、朝食を抜くと午前中お腹が空くのはもちろん、早食いは余分な空気をお腹に入れるため、お腹が鳴る原因になります。

お腹が鳴らないようにするためには、きちんと朝食をとってほしいと思います。

朝食の内容ですが、食パン一枚では昼まで持ちません。

できればご飯の方が腹持ちが良いのですが、パン党の子は食パンにピーナッツバターを塗って食べることをお勧めします。

腹持ちが良いのはピーナッツクリームではなく、ピーナッツバターです。お間違えなく。

避けたい食べ物

反対に、お腹が鳴りやすくなってしまう食べ物もあります。

先ほどから少し触れていますが、熱い食べ物、冷たい食べ物、辛い食べ物は胃腸に負担をかけます。

また、乳酸菌やビフィズス菌の過剰摂取も避けたいところです。

当然ですが、炭酸飲料も避けましょう。

これは一時的な満腹感はありますが、空気なのでお腹が鳴る原因になります。

また、お腹が鳴る=お腹が空いていると思って、事前にたくさん食べておく子もいると思いますが、これは逆効果です。

食べ過ぎると胃の活動を活性化させてしまいます。

食べる量には気を付けましょう。

お腹が鳴りそうになったら

最初に挙げた通り、お腹の音は空腹だけでなくストレスなど様々な原因が考えらえるので、自分に合った対処法を見つけるまでは結構苦労します。

ですから様々な努力をしても、やっぱり授業中などにお腹が鳴りそうに…!なんてこともあると思います。

そんな子のために、お腹が鳴りそうになったらその場で試せる対処法をご紹介します。

背筋を伸ばす

お腹って、鳴ってもばれない体育の時間には鳴らないのに、静かな座学の授業に限って鳴りますよね…。

実は、お腹が鳴るのにはこの授業中の姿勢も関係しています。

猫背だと胃を圧迫してしまうので必要以上に胃が収縮してしまい、より大きな音が出てしまうんです。

やばい!お腹が鳴りそう!と思ったとき、音を抑えようと必死に猫背になりませんか?

その気持ち、よく分かります。お腹を抱え込んだところでどうにもならないことは分かっているのですが、つい背中を丸めてしまいます。

しかし、ここはあえて背筋を伸ばしてみましょう!

実際私も以前はお腹が鳴りそう!と思ったときは背中を丸めていましたが、やはり大きな音が出てしまいました。

しかし、背筋を伸ばして腹筋に力を入れると本当に音を抑えることに成功しました。

例えお腹が鳴ったとしても、猫背の場合より格段に音が小さくなります。

お試しあれ。

背中を叩く

私はこの方法を実践したことがないので軽く驚きなのですが、背中を叩くのも効果的だそうです。

背中を叩くことでお腹にある空気を分散させていき、お腹が鳴るのを防ぎます。

とても簡単なので、ぜひ軽く背中をトントンと叩いてみましょう。

ツボを押す

こちらも調べてみて初耳だったのですが、お腹が鳴るのを抑える効果があるツボがあるんだそう。

合谷(ごうこく)と言って、ちょうど親指と人差し指を結んだところにあります。

正直最初は信じていませんでしたが、やってみると効果があります。

お腹が鳴りそうな時にこっそり押してみてくださいね。

気にし過ぎはNG!

家で勉強している時は、あまりお腹が鳴りませんよね。

これは、「この授業嫌だ」「先生に当てられたくない」「お腹が鳴りそう」といったストレスが無く、胃腸が刺激されないためです。

家ならお腹なんて鳴らし放題ですから…。

また、緊張すると呼吸が荒くなり、無意識に空気をごくんと飲み込みやすくなります。

そうすると、余分な空気が入りお腹が鳴りやすくなってしまいます。

とにかく、緊張すればするほどお腹が鳴りやすくなるので、お腹が鳴りそうで焦る気持ちは分かりますが、できるだけリラックスしましょう。

ということで、最後に「お腹が鳴ることを気にしないようにしよう!」という話をします。

お腹が鳴るのは恥ずかしい?

皆さんお腹が鳴るのを止めたいと思うのは、恥ずかしいと思うからですよね。

男子の皆さんは男らしく諦めているようで、お腹の音に悩んでいるのは女子ばかり。

しかし高校生にとったアンケートによると、ほとんどが他人のお腹の音に寛大です。

高校生ともなると十分大人ですからね。

中学生も同じです。

「今の音だれ~」なんて奴はいないでしょう。

多かったのは「気にしない」「何とも思わない」という声。

クールですね…授業に集中しているのでしょう。

また、「焦っているだろうな。頑張って!」と心の中で共感したり応援したりするという声も。

私も仲間なので、お腹の音を聞くとつい応援したくなっちゃいます。

お腹が鳴らない子も「お腹空いたなぁ」と思っている時にお腹の音を聞くと共感したくなるのではないでしょうか。

女子校の子は「むしろ笑いのネタになる」とのこと。

確かに、お腹が鳴った時に近くに仲の良い友達がいると笑い合えて良いですよね♪

男子の意外な声

「周りが気にしなくても、恥ずかしいものは恥ずかしい」という子もいると思います。

特に、好きな男子に聞かれたらどうしよう…!と思うと気が気じゃないですよね。

私も好きな男子が同じクラスに…なんてことは特にありませんでしたが、おしとやかキャラで通していたので、そこまで仲の良くない男子にお腹の音を聞かれるのは嫌です。

そういう訳でここまで散々お腹が鳴るのを止める方法を模索してきましたが、男子曰く「ちょっと良いなと思っている子のお腹が鳴ったら、可愛いなと思う」とのこと。

気になる子のお腹の音に関してネガティブな意見はほとんど無く、むしろ大歓迎という声も。

私は、男子がお腹が鳴って恥ずかしがっているのを見るとこちらも恥ずかしくなるのであまり聞きたくありません…。

へらっとしていれば問題ないのですが。

でも、女友達がお腹が鳴って恥ずかしがっていたら「可愛い!」と思います♪

「お腹鳴っちゃった」と笑って誤魔化すのもアリですが、教室があまりにも静かだったり相手と話せる仲ではないときに、沈黙が「可愛い」で済まされるのは女子の特権だと思います。安心してくださいね!

まとめ

  1. お腹が鳴る仕組みや原因を理解しましょう
  2. 腹持ちのいいものや甘いものを食べるようにしましょう
  3. お腹が鳴りそうになったら応急処置を試してみましょう
  4. お腹の音は気にし過ぎないようにしましょう

お腹が鳴る仕組みや原因、お腹が鳴らないようにする工夫をご紹介してきました。

他人にとってはたかがお腹ですが、お腹が鳴りやすい子にとっては座額が憂鬱になったり、授業に集中できなくなったりと重大な悩みですよね。

様々な情報とこれまでの私の知識を詰め込んだので、この記事を参考に、皆さんが悩みから解放されると良いなと思います。

自分に合った方法を見つけて、快適な毎日を送りましょう♪




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