朝鏡を見ると、自分の顎が何だか丸くなっている気がする。
でも、何かダイエットを始めるにも時間があまりない……そんな風に思うことはありませんか?
そんな心配はいりません。
顎のたるみはちょっとしたトレーニングや意識を変えるだけで治るものなのです。
今回はそんな顎の丸みを改善させる方法を紹介していきます。
空いた時間でできるものばかりなので、すっきりさせたい方はぜひとも一緒に確認していきましょう。
顎のたるみはダイエットでは解決しない?
まず、皆さんにお伝えするのは、顎のたるみはダイエットで必ずしも治るものではないということです。
お肉が付いているなら、体全体でダイエットすれば何とかなるだろうと思うかもしれませんが、顔のお肉は話が別になる可能性があるのです。
顎がたるんでしまう原因の1つには、顔の筋肉が衰えることで顔がたるんでいき、その影響が顔にでてしまうというものがあります。
顔の筋肉は意識して使わなければ、全く動かさないものなので、顔のたるみは誰にでも起こり得ますね。
また、前かがみの姿勢になっていることが多い人もそのせいで顔の老廃物が顎の方へと貯まり、その結果、顎がたるんでしまうことになるのです。
これら2つに関しては、例え体は痩せている人でもなってしまう可能性があるので、痩せていても顎だけたるむ人が一定数いるのです。
もちろん、太ってしまったことで、顎に脂肪が貯まることもたるみの原因の1つになります。でも、先に書いたように体のダイエットは体にしか効かないので、顎には顎のダイエットが必要になってくるのです。
次の項目で紹介する方法は、それら全てを含めて治していけるものですので、早速見ていきましょう。
顎の丸みを無くす3つの改善方法
筋トレ
最初に挙げるのは顎の筋トレです。
体の筋肉は鍛える部位によって筋トレの方法が変わってきますが、顎についても顎を鍛えるためのトレーニングが存在します。
では、その方法を見ていきましょう。
- 背筋をまっすぐにして、顔を真上に向けます。
- できるだけ鼻の頭に届くように舌を出します。
- 舌の出し入れを繰り返します。もしくは舌を顎先の方にして、左、右へと動かします
重要なのは舌を動かして運動させることです。
真上を向いて舌を出すと首筋が張っている感じがしますが、それがトレーニングできている証拠です。
回数の目安は両方とも10回ほどですが、苦しくなりすぎてもいけないので、自分のできるペースでやるのが一番です。
また、トレーニングとして舌を出さなければいけないので、なるべく自宅でやることをオススメします。
マッサージ
次に挙げるのはマッサージです。
筋トレやストレッチと違ってこれは軽くできるので、やりやすいのではないかと思います。
単純に筋肉をほぐすのは気持ちいいですしね。
顔をコロコロするローラーがあればいいですが、なくても手で簡単にできるマッサージをここでは紹介しますね。
- 手のひら全体をつかって、頬に両手をあてて、上の方にひっぱるようにして揉み解します。
- 顎の下からも同じように両手で上の方にひっぱりあげるように揉み解します。
このひっぱりあげるようにする動作を両手から親指や手の甲に変えて、同じように頬と顎の下を揉み解すことを繰り返します。
それぞれの回数の目安は10回ほどですが、自分が不快にならない程度にやるのが一番です。
顎や頬をマッサージすることで顔に貯まっている老廃物が流れていくので、たるみを治す働きになります。
癖の改善
最後に挙げるのは、日常生活している中で顎のたるみの原因になるところを直していくことです。上記の2つと違って、意識して直すだけで効果が出てきますので、がんばってやっていきましょう。
①よく噛んで食べる
これは普通のダイエットでもよく言われることですね。
顎のたるみに対しては、咀嚼回数を増やすことが顎を動かすことになるので、顎の筋肉が鍛えられます。
②姿勢を正す
前かがみで腰が曲がってしまうと老廃物が顔の下に貯まってしまいます。
特にパソコンで業務する方や座りっぱなしの作業をする方は姿勢を意識して直していきましょう。
まとめ
今回挙げた顎のたるみを治す3つの方法は、
- 舌を動かすトレーニング
- 手で揉み解す簡単マッサージ
- 姿勢を正して、よく噛む習慣
になります。
私自身もパソコンの作業をしていると、どうしてもだんだんと前かがみになってしまうことがあるので、気を付けなければいけないところです。
姿勢を正すことは人から見てもピシッとした印象になって、いいことしかありません。
また、トレーニングやマッサージをすることは単純に体をすっきりさせることができます。
本当にちょっとした動きでできるので、ぜひ書いてあったものを空いた時間にやって、顎の丸みを治していきましょう。