皆さん、突然ですがお腹が鳴って恥ずかしい思いをした経験はありますか?
あの恥ずかしさをどうにかしたい…。
静かな授業中に自分のお腹の音が鳴り響くのって本当に嫌ですよね。
周りの人に聞こえたかな、とかもうお腹すいたの?と思われてないかな?など周囲の目が気になってしまうと授業どころではなくなってしまいます。
学生生活を終えても働いていると、デスクでの仕事中や会議中に同じ悩みはつきまとってきます。
そんなお悩みを解決できるように、原因と対策についてお話させていただきたいと思います。
どうしてお腹が鳴ってしまうの?
原因を簡単に言うとお腹がすいた時ほど胃が働いているからです。
お腹が鳴るのは胃が働いている証拠。
食べ物を食べると、まず食道を通り、胃、十二指腸、小腸といった順番で分解され消化され、そして吸収されていきます。
お腹がすいたと感じるのは胃の中が空っぽになった時です。胃から食べ物がなくなるまでにはおおよそ3、4時間かかるといわれています。
胃が空っぽになると、胃の収縮運動が始まります。
この動きのことを空腹期収縮といいます。
胃の中がかきまわされ、その際にお腹がなります。
鳴らないようにしたい!
お腹が鳴る仕組みは理解できたけど、鳴らないようにするためにはどうすればいいの?という次の疑問がでてきますね。
次はそれを解決していきましょう。簡単に実践できるものばかりなのでもう安心してください。
一番効果的なのは、「ブドウ糖を摂取すること」です。
ブドウ糖には、胃の収縮を抑えるはたらきがあります。飴一粒でも効果は出るので、休み時間にでも食べておくとお腹が鳴るのを防いでくれます。
また、固形のブドウ糖も販売されています。口の中ですぐに溶けるので簡単に、素早く摂取できます。ブドウ糖は集中力を上げる効果もあるので一石二鳥です。
他にもコーラやミルクティー、オロナミンCなどにもブドウ糖は含まれているので、学校の自動販売機で売っているなら飲み物もおすすめです。
ブドウ糖摂取以外の方法
校則が厳しくて学校に飴やジュースを持って行けない方もいると思います。なので、お腹が鳴らないようにする別の方法もご紹介します。
こちらは身体の意識の問題なので、必要なものは何もありません。
背筋を伸ばして腹式呼吸をする
大きく息を吸ってお腹を膨らませるように空気をいれます。
そして、お腹が鳴りそうなのが治まるまでその状態を保ちます。
落ち着いたら息を吐きだします。
この一連の流れを、背筋を伸ばして行うことでお腹が鳴ってしまうのを防ぐことができるんです。わたしも学生時代よくこの方法で魔の3、4時間目を耐え抜いてきました(笑)
ツボをおさえる
お腹が鳴るのを抑えてくれるツボがあることをご存知でしたか?
わたしは最近まで知らなかったので、もっと早くに知りたかったです…。
このツボは、合谷(ごうこく)といって、左手の親指と人差し指の間の水かき部分にあります。
ここを強く押すと空腹が落ち着くので、鳴りそうだと思った時は机の下でこっそりツボを押しましょう。
朝ごはんを見直そう
お腹の音を抑えられても空腹なことには変わりありませんよね。
なるべくお昼休みまでお腹がすかないようにするためには、やはり朝ごはんをしっかり食べることが大事です。
ぎりぎりまで寝て朝ごはんを抜いたり、急いで食べたりすることは身体に良くないのでやめましょう。
朝食は、腹持ちのいいものを選ぶことがポイントです。
腹持ちがいい、というのは消化の遅いものや食物繊維が豊富に含まれているものを指します。
茹で卵や豆類、乳製品などを取り入れるといいでしょう。
また、パンよりもお米の方が、腹持ちがいいとされています。パン派で空腹が気になっている人は、お米に変えるだけでも腹持ちアップしそうですね。
そして、食後のデザートにはバナナがおすすめです。バナナには先ほどお話したブドウ糖がたくさん含まれているからです。バナナは効果大なので、毎朝食べるようにするといいですよ。
もう悩まない!
お悩みは解決できましたか?これで皆さんの日常のストレスが少しでも軽減されればと思います。
お腹が鳴ることは恥ずかしく思いますが誰もがあること。
あまり気にし過ぎない方がいいですよ。
意外と周りの人も何も思っていないと思います。ですが、どうしても気になってしまう方は、紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか