雑学

不採用は覆ることがある?やるべきこと・考えるべきポイントまとめ




就職・転職活動をする上でよくある疑問。

  • 「不採用って、覆るものなの?」
  • 「不採用を食らっても、その後の対応で逆転することはある?」

…不採用通知が届いたあとは…誰しも想像することですよね。

この記事ではそんなドラマのような展開が本当にあるのかどうか、見ていきます。

不採用が覆る2つのパターン

ミーティングの光景

不採用が覆る状況は2パターンが想像できますが、結論から言えば可能性はかなり厳しいです。

①企業側から不採用を覆すというパターン

これが起こりうるのは他に採用を検討していた人が内定を辞退した場合に、繰り下げで不採用が覆るというものになります。

逆に言えばこれ以外で企業側から不採用を覆すことはないはず。

例え、採用の枠を増やすにしても新たに採用を募ることになるのがほとんどです。

②自分から不採用を覆すようにするというパターン

そんなことが可能なのかと思いますが、企業の規模によっては起こりうるものです。

とはいえ大企業の場合はほとんど無理と考えて良いでしょう。

いろんな求人を見ているとわかると思いますが、大企業の採用形態は一次面接から最終面接まで多くのプロセスを要しますよね。

そうなると、その一回ごとに社内で承認していく時間が発生するので、これを簡単に覆ることは難しいでしょう…。

しかし、これが中小企業の場合は、面接から採用までの工程は大企業に比べ少ないはず。

また、規模が小さいが故に上の方が応募してきた人物のやる気や熱意を汲み取ってくれる可能性があります。

それでも、可能性としては非常に低いものになります。

不採用が覆す熱意の伝え方

面接の光景
では、実際に不採用を覆す方法を見ていきましょう。

不採用の通知は電子か紙のいわゆるお祈りメールでされることがほとんど。

不採用を覆すためにはここで終わりにするのではなく、同じ形式で再挑戦をしたいという意志を示すこと。

ここで重要なのは単純にやる気や熱意を伝えるだけではなく、面接で伝えきれなかった自分の思いや自分の実力不足を認めつつも、会社での明確なビジョンを書くことが必要になります。

面接で不採用になっている場合は本当に話したかったことを伝えきれていないという場合もありますので、これが有効になることもあります。

ただ、面接という緊張した場での実力を見ているということもあるので、ほとんど覆らないと思ってやらなければいけないことを重ねて言っておきます。

それ以外にもお礼状を添える、もしくは文章上でお礼の意を伝えることも忘れてはいけません。

あくまで基本的な礼節を欠かさないことが大切です。

また、返しのメールで自分が不採用であった理由を聞くというのは、この不採用を覆すことについては絶対にやってはいけないこと。

お祈りメールを受けた後は、自己分析をして、何が悪かったか検討してから再挑戦すべきです。

不採用が覆った場合に考えること

考え込む女性
不採用が覆る2つのパターンを見ていきましたが、もしも仮に不採用が覆った場合に考えるべきことがあります。

それは、その会社が本当に信用できるかどうかといこと。

1つ目の繰り下げで採用になるパターンは、内定を受ける側からすると不安になりますよね。

本来は不採用だったものを人員が足りなくなるからという理由で覆すことは、その会社がブラック企業である可能性がありますし、内定を蹴る人が出るような原因がある会社であると考えることができます。

また、自分から採用が覆るように働きかけた場合でも、すんなりと話が通ってしまった場合は同じようにブラック企業の可能性を考えてもいいでしょう。

本当にやる気と熱意で採用が覆る可能性があったのなら、不採用の通知をする前に、例えば条件を下げて、別の道を示してくれても良いものです。

先ほど書いたように、不採用が覆ることは大企業よりも中小企業の方が起こりやすく、現在の中小企業は人手不足ということからとりあえず人が欲しいという理由で、採用する可能性はあります。

結局はその会社へ本当に入社したいという意志があるかどうかによるので、企業側から不採用を覆すように言われた場合も自分で不採用を覆そうとする場合も一旦考えてから次の行動をするようにしましょう。

まとめ

今回は不採用が覆る2つのパターンを見ていきました。

あり得なくはない可能性なので自分が本当に働きたい場所なら食い下がっていくことも良いのかもしません。

ただ、不採用にされた時点で自分には合わなかったと切り替えることも大事なので、あまり1つの会社に拘り過ぎないようにすることも必要なことです。




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