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アリストテレスとプラトンってどんな人?主張の違いまとめ!




アリストテレスとプラトンは同じ古代ギリシャ時代を生きた哲学者です。

同じ時代を生き、後世まで語り継がれる有名哲学者たちなのにも関わらず、主張が異なる2人の関係性と主張の違いを見て行きましょう。

アリストテレスとプラトンの関係性とは?

皆さんはソクラテスという偉人を知っていますか?

おそらく聞いた事はあるかと思います。

この偉人も2人と同じ古代ギリシャ時代を生きた古代ギリシャ哲学の生みの親と呼ばれる人なのです。

なぜソクラテスを紹介したかというと、題名にもある「プラトン」がこのソクラテスの「弟子」であるからです。

そしてこのプラトンが開講していた学校「アカデメイア」の生徒であったのがなんとアリストテレスなのです!

「同じ師を持つ」、どころかまさかの「師その人」との主張が違うのは何故なんでしょうか。

詳しく主張の違いから見て行きましょう。

「師」プラトンと「生徒」アリストテレスの主張の違い

哲学の勉強をしていると、よくこのような事を耳にします。

「プラトンは理想主義者でアリストテレスは現実主義者である」

何故なのでしょうか?

それは2人のモノに対する思想の差が生んだものと言われています。

プラトンの意見は「イデア論」というものです。

具体的にモノで説明します。まずを机を思い浮かべてみてください。

どんな机でも大丈夫です。

それを寸分狂わず現物で表す事は出来るでしょうか?

「無理だ」と唱えたのがプラトンの「イデア論」です。

『実際頭の中で描いた机より現物で表した机はどんな職人でも0.001mmの狂いがなく作れるわけがない。つまり現存している机は幻像であり、「イデア」と呼ばれる完璧な世界(思考の世界)に本物は存在する。』と唱えたのです。

それに対して、『その机は形や見た目により「知識」として蓄積され理解して行くものであり、思考の世界での哲学は意味がない。』というのがアリストテレスの唱えた論です。

現実主義と理想主義というニュアンスはなんとなくあってそうですね。

プラトンとアリストテレスの「認識論」の相違

先ほどの話を思い出しながら考えてみてください。

アリストテレスは現実世界での物質と関わり合い、接することによって知識が得られると説きます。

プラトンによれば私たちが知識を得られるのは私たちがかつて持っていた記憶を思い出すことによって知識は蓄積されていくと説きました。

具体的にいうと机の話に戻りますが、「机を想像してください」と言った時に、読者が思い浮かべた机の形は人それぞれ違った形だと思います。

丸型の机や四角の机など様々な形、アリストテレスはこれらの個体と現実世界で接することによって机の共通要素を見つけ、それを理解することによって知識として蓄積されると説きます。

一方プラトンは、『それぞれが考えた机は全て実在せず本当の机という存在はイデアの中にしか存在はしない。そして人間の魂は生まれる前イデア界にあり、生まれながらに知っているものだ、だが生まれる時に全て忘れてしまう。だからイデアの記憶を思い出していきそれが知識として再形成されてゆく』と唱えました。

アリストテレスの意見は結構理解しやすいものかなぁと思います。

ですがプラトンの話は理解するのに時間がかかりそうですね。

なので、最後にプラトンの話をまとめておきますね。

まとめ

本物の個物が実在するのは現実世界ではなくイデア(思考の世界)の中である。

そして人間はイデア界から生まれてきたのであり万物の完全な姿を知っている。

だから知識は新たに積み重ねられるのではなく、記憶の奥底から呼び起されるものである。




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