まだまだ寒い季節が続くときに欲しくなる温かいお茶。
特に急須を使って淹れたお茶は、お茶の味をより濃く楽しめるものだと思います。
そんな急須に付きものなのが、液だれです。特に弄っていないのに、注ぎ口からお湯がたれて、気付くと周りが濡れてしまいます。
せっかくいい気分でお茶を飲んでいるのに、雑巾で拭く手間がかかると嫌ですし、給を使うのが面倒になってしまうかもしれません。
しかし、そんな手間や面倒な気分を解決してくるものが最近はあるのです!
今回はそんな急須の液だれを防ぐ便利グッズを紹介したいと思います。
快適にお茶を楽しみたい方はぜひ見ていってください!
なお、今回紹介するグッズは液だれを防ぐことはできますが、環境や使用の仕方によっては100パーセント完全に防げるものではないのでご了承くださいませ。
方法1:急須スキッターを使う
では、急須の液だれを防ぐグッズを見ていきましょう。
1つ目の方法は急須スキッターを使うことです。これは元からある急須の口に装着することでスムーズに水切りをして、液だれを防止できる製品になっています。
便利小物 きゅうすスキッター
上記はAmazonでの商品ですが、楽天など他のネットショップでも販売されており、値段はだいたい2個入りで300円前後です。
1つ辺り150円くらいでとてもリーズナブルですね。
1個を急須に使ったら、もう1個は予備として置いてもいいし、急須と同じような注ぎ口があるもの(コーヒーポッド等)なら同じように液だれを防ぐことができるので、それに使ってもいいでしょう。
方法2:液だれしない急須を使う
2つ目の方法はそもそも液だれをしない急須を使うことです。どの急須が液だれをしないかどうかは素人目にはわからないので、買うのは難しいと思うかもしれません。
ですが、その心配はいりません。液だれをしないことをウリにしている急須があるからです。
白山陶器 ミストホワイト
こちらは2005年にグッドデザイン賞を受賞したミストホワイトポッドです。
ポッドと名前は付いていますが使い方は急須と同じで、それでいて液だれしにくい作りになっています。
それに加えて片手で注げるような形と専用のストレーナー(メッシュ茶こし)があることで残った茶葉が捨てやすいという特徴があり、使いやすさがとても重視された急須になっています。
新しいものを取り入れたい方はこちらを使うのもいいでしょう。
楽らく急須(https://www.utsuwaya.com/washokki/pot/000108.html)
一方こちらは見た目や風合いは急須ですが、特徴的な注ぎ口をしている楽々急須になります。
注ぎ口を浅めで広く作ることで液だれを防いでいます。
そして、普通は洗いにくく茶渋がつきやすい注ぎ口とは違って、この形状は注ぎ口が洗いやすくなっています。
雰囲気に拘りたい方はこちらを使ってみるといいのではないでしょうか。
おまけ:急須の洗い方
最後におまけとして急須の洗い方についても触れておきます。楽らく急須は洗いやすいと書きましたが、その他の急須も正しい洗い方をすれば清潔に使い続けることができるので、確認してみましょう。
水かお湯洗いできちんと乾かそう!
毎日使う急須に関しては、洗剤を付けて洗ってはいけません。
水やお湯で洗い流すだけで充分です。
ただし、洗い流すタイミングは使い終わったらすぐにすることが重要です。
すぐに洗い流さないと、急須の中に残ったお茶や茶葉が茶渋になってしまい、手入れが大変になってしまいます。
次に大切なのは、急須の中をきちんと乾かすこと。
乾かさないままにしておくと、雑菌がついてしまう可能性があるので、どんな方法でも良いので乾かすことが綺麗に使い続けるコツです。
どうして洗剤がダメなの?
汚れを落とすはずの洗剤を使うのがなぜいけないかというと、急須には匂いや香りが染みつきやすいので、洗剤を使うとその匂いが付いてしまう可能性があるからです。
匂いがそのままお茶に移ってしまうとせっかくのお茶の香りも台無しになってしまうのは嫌ですよね。
水やお湯で早急に洗えば、あまり茶渋や汚れが残ることはありません。
それでも落ちない茶渋や汚れに対しては、塩や重曹を使うことがいいとされています。
その汚れがある部分に塩をつかた綿棒で擦って落としたり、重曹に入れた水につけてからまた綿棒で汚れを落とすような使い方をしていきます。
まとめ
今回は急須スキッターと2つの液だれしない急須を見ていきました。
急須の液だれ問題1つで専用のグッズができるのは便利な時代になっていますね。
もしかしたら、これ以上に便利なグッズが今後も出てくるかもしれません。
その時までは、お気に入りの急須があって使い続けたい方は前者を、利便性を求めたい方は後者といった風に、ご自身にあった液だれ防止グッズを使って、気分よくお茶を楽しみたいですね。