アメリカ発の会員制大型ショッピングモールであるコストコ。
しかし、会員制であるが故に、普通のショッピングモールにはない疑問が出てきます。
今回はその中でも一番よく挙がる疑問であるコストコ会員を一度退会した後の再入会についてまとめたものです。
場合によっては、再入会できないこともあるので、ここでその仕様をしっかりと確認してみましょう。
コストコの退会とペナルティの確認! 家族との相談を大事に
ここではコストコの退会時の仕様と退会したことによるその後の影響について挙げていきます。
再入会できない人は、ここに書いてあるいずれかに引っかかっている可能性があります。
これから退会を考えている場合の人もこれを見て、その後の影響を知ってから考えた方が良いと思います。
コストコ会員の更新
コストコの会員の退会は自ら行うこともできますが、更新手続きを忘れた場合にも退会することになります。
有効期限はコストコのカードに詳しく記されていますが、1年間になります。
更新自体は、その月に必ずしなければならないわけではなく、半年や1年経ってもすることは可能です。
それ以上の場合は退会扱いになります。
注意点として、コストコグローバルカードを作っている場合は、コストコ会員の自動更新機能が勝手に設定されているので、
放置しておけば退会できると思ってそのままにしておくと、勝手に年会費を引き落とされ続けることになります。
コストコの退会と退会時の返金
コストコの退会はコストコの受け付けカウンターにて行うことができます。
この場合に退会の手続きをするのはカードの持ち主本人になります。
受け付けで退会することを伝えた後、カードを返却すれば退会完了です。
また、コストコの会員を1年以内で退会すると、年会費として払った額を返金してくれるシステムがあります。
このシステムを利用すれば、極端な話、会員の有効期限ギリギリまで利用して、
その直前で退会すれば、実質年会費を無料にすることができます。
コストコ退会時のペナルティ
コストコを一度退会すると、12カ月間は入会ができなくなります。
つまりは1年の間はコストコを利用することができません。
これは上記の返金のシステムを何度も利用されないようにするためです。
退会時の家族への影響
コストコには家族カードが存在し、これがあれば本人以外でもコストコを利用できるようになります。
コストコ退会時にはこの家族カードも退会することになるので、当然本人以外の家族もコストコを利用できなくなります(他の家族が本人のカードを持っている場合は影響はありません)。
また、家族が退会している場合、他の家族が初めて入会する場合でも入会することができません。
これは同一住所での再登録が認められていないためです。
入会する時は、1年以内に家族でコストコを退会した人がいないか確認しましょう。
もしくは、自分が退会を考えている場合は家族と相談してからこのような事態になれないようにしておきましょう。
返金システムの悪用
1年以上経ってから会員登録をし、また退会して返金のシステムを利用するような入退会を繰り返している場合は、入会を断られる場合があります。
あまり多くない例ですが、この場合は仕方ないとしか言えません。
コストコ再入会時の手続き! 1年半以内なら少し楽?
1年を経過した後なら再入会することが可能になります。
その場合にやる手続きは以下のようになります。
- コストコのお店の受け付けにて再入会したいということを伝えます。この際、退会後12カ月以上経っているかどうかということや退会してから1年半以上経っているかどうかを確認されます。1年半以上経っている場合は、新規会員登録と同じように申し込み用紙を書かなければなりません。
- 申し込み用紙に書いたことを照会するため、身分証明書の提示を求められます
- 再入会の際に家族カードを作る場合も①と②の確認を行います。
- 写真撮影と年会費の支払いをしてカードが発行、会員登録完了です。
手続き自体は入会とほぼ変わらず簡単なものです。
ですので、気を付けなければならないのはペナルティの期間になります。
まとめ
今回のコストコの再入会についてまとめると、
- 返金システムの対策として12カ月間は再入会できないペナルティがある
- 自分が退会すると同じ住所の家族も同じ期間再入会できない
- 入退会を繰り返していると再入会を拒否される場合がある
の3つ。
このような会員タイプのショッピングモールは本当に例が少ないので、何か手続きをする時は家族と相談しつつやっていく方が良いでしょう。