『ノーゲーム・ノーライフ』に存在する『十六種(イクシード)』という種族。
ノゲノラを見ていた人ならよく聞く単語であるでしょう。
今回はそんな十六種についてまとめていきたいと思います。
実は順位がよくわかっていなかったり、意外と詳細を知らない種族がいたりする方は、一緒に確認しましょう!
世界を彩る十六種
ここからはネタバレを含むものがあるのでご注意ください。
『十六種(イクシード)』とは、『異世界(ディスボード))における知性あるものとされるで、
魔法適性値の高さによって位階順位を付けられています。また、種族を跨ぐ混血は存在していません。
また、第六位以上は「生命」、第七位以下は「生物」とされています。
それでは、種族を位階順位の順番で見ていきます。
※文中に出る単語
- 十の盟約……唯一神であるテトが作った異世界における絶対法則。全種族に対して、一切の戦争を封じたもの(ゲーム以外で他者を傷つけてはならない等)
- 大戦……星杯(スーニアスター)を顕著させるために起きた過去の戦い。これを持っている神霊種のみがその力を行使できる。現在の所有者はテト。
ノゲノラ16種族…生命
①神霊種(オールドデウス)
位階順列:一位
主な所属キャラ:テト、アルトシュ
概念が神髄を得て実体かしたもの。(テトは「遊戯」の概念が、アルトシュは「最強」のの概念から成る)
聖杯を巡って大戦を引き起こした張本人たちで、人類種を除くほとんどの十六種を創り出した神の種族。
②幻想種(ファンタズマ)
位階順列:二位
主な所属キャラ:アヴァント・ヘイム
各個体が独立した1つの世界そのもので、災害のような存在とも言える種族。
③精霊種(エレメンタル)
位階順列:三位
主な所属キャラ:なし
この世界における魔法の源であり、魔法を使うことは、精霊種を運用することになります。
④龍精種(ドラゴニア)
位階順列:四位
主な所属キャラ:なし
いわゆる「ドラゴン」の種族。アルトシュを除いた種族の中で最強であり、命を大小に放つ砲撃『崩哮(ファークライ)』という攻撃を持っています。
大戦時には『焉龍』アランレイヴ、『終龍』ハーティレイヴ、『聡龍』レギンレイヴの三体の王が存在し、その下に『従龍(フォロワー))が存在していました。
⑤巨人種(ギガント)
位階順列:五位
主な所属キャラ:なし
本編でも未だに詳細不明。
⑥天翼種(フリューゲル)
位階順列:六位
主な所属キャラ:ジブリ―ル、アズリール、ラフィール
アルトシュによって創られた神殺しの種族。その姿はいわゆる「天使」の姿をしています。
大戦中は首の収集をしていて、他の種族の首にレア度を付けて、競り合いをしていました。
伝統的ゲームは「具象化しりとり」を行います。
ノゲノラ16種族…生物
⑦森精種(エルフ)
位階順列:七位
主な所属キャラ:フィール・ニルヴァレン
「自然」の概念である神霊種のカイナースのよって創られた種族。魔法を使うことに長けていて、高度な術式編纂によって魔法を編むことに関しては上位種以上のものにななります。
大戦後は、国家で奴隷制を採用して、ゲームので負けた他種族の奴隷を会得しています。
⑧地精種(ドワーフ)
位階順列:八位
主な所属キャラ:二ーイ・ティルヴィルク、ヴェイグ・ドラウヴニル
体毛が『真霊銀 (ミスリル)』、瞳が『感応鋼(オリハルコン)』という特殊な霊物質で出来ている種族。男性はゴツいヒゲモジャの毛玉のようで、女性はそれよりは体毛が薄く、額に角があり、体型は幼い。
高度な工業力と本来使えない魔法を使うための『霊装』を使うことが特徴です。
そして、大戦時から森精種との仲が悪いです。
⑨妖精種(フェアリー)
位階順列:九位
主な所属キャラ:なし
森精種と関係があり、大戦時には同盟関係、減税では隷属状態に近いものになっています。
⑩機凱種(エクスマキナ)
位階順列:十位
主な所属キャラ:シュヴィ・ドーラ、ユーバ・アイン、アインツィヒ
機会でできた種族。遥か昔に不活性化した神霊種に造られた種族。
大戦時には『連結体(クラスタ)』という群で行動しており、他種族の攻撃を受けると、その攻撃と同じ能力を他の個体がコピーするので、理論上無限に強くなることができていました。
他の種族から恐れられていましたが、攻撃さえしなければ何もすることはないので、他種族は接触してはならないものとしていました。
⑪妖魔種(デモニア)
位階順列:十一位
主な所属キャラ:なし
オークやゴブリンなどのモンスターが属する。幻想種の変異体「魔王」によって創られた種族。
⑫吸血種(ダンピール)
位階順列:十ニ位
主な所属キャラ:プラム・ストーカー
隠密と幻惑の魔法を得意とし、口には牙、背中のは蝙蝠のような小さな羽が生えた種族。
いわゆる「吸血鬼」。
他の種族から吸血をしないと成長できない。血液以外の体液でも生命維持は可能。
牙による吸血された側は、「直接日光に当たると死ぬ」という特殊な病気にかかります。
十の盟約によって、殺傷を禁じられたことにより、相手の許可なしに吸血をできなくなったので、成長ができず、「ひっそり滅びた」と思われていました。
⑬月詠種(ルナマナ)
位階順列:十三位
主な所属キャラ:なし
月詠種を生み出した神霊種と共に、赤い月にいる種族。本編でもまだ姿形はわからないようです。
⑭獣人種(ワービースト)
位階順列:十四位
主な所属キャラ:初瀬いづな、初瀬いの、巫女
高い身体能力と卓越した五感を持つ種族。
内戦が続いていましたが、獣人種の巫女によってまとめられました。
身体能力を飛躍的に上昇させる『血壊』を使える個体がいますが、使うと体に負荷がかかり、寿命を縮めることになります。
⑮海棲種(セーレーン)
位階順列:十五位
主な所属キャラ:ライラ・ローレライ、アミラ
ふとももから下が魚の尾ひれになっていて、海から長時間離れることができない種族。いわゆる「人魚」。
女性の個体しか存在せず、他種族の男性から精を取らないと繁殖できないが、精を取られるとその男性が死んでしまうので、『十の盟約』に引っかかり、そのせいで滅びかけています。
しかし、『十の盟約』を理解していないせいで、自分たちの種族が滅びそうになっていることを本人たちが理解していない状況になっています。
⑯人類種(イマニティ)
位階順列:十五位
主な所属キャラ:ステファニー・ドーラ、クラミー・ツェル
十六種族中、自力で進化した知的生命体。身体能力が低く、魔法は使えない上に感知することもできないので、他の種類から見下されている。
大戦時には呼び名がなかったものが、「免疫」の意味の『イマニティ』をテトに名付けられます。
まとめ
十六種の全体をざっくりと見ていきましたが、意外と未登場のものも多かったですね。
原作もまだまだ続いているので、いつかまだ見ぬ種族のキャラクターが見られるのが楽しみですね。